「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

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わすれじの奥嵯峨野

2021年07月24日 21時47分52秒 | オリジナル作詩
 嵐山で鮎の塩焼きがたべたいなぁーと思っているのだが、暑いしコロナだし出そびれている。
鮎料理と云えば奥嵯峨野の「平野屋」が名店で、池波正太郎の「鬼平犯科帳」にも登場する。
だけどいささか敷居が高く、羽振りが良かった時代は接待でもプライベートでも利用したものだ。
だが年金暮らしの侘しい身となると、ランチでお値打ちな鮎丼を食べさせてくれる「つたや」へ行くようになった。
この隣が「平野屋」で愛宕神社への参道につながっているし、化野念仏寺や五百羅漢の愛宕念仏寺にもほど近い。
 そんなことを考えていると、ある光景が頭に浮かんだ。
 一気に綴ってみた、まさしく演歌だ。

「忘れじの奥嵯峨野」
あなたの嘘と気づいても
騙され続てけていた私
鞍馬の火祭に燃えた夜
紅さし指の寂しさは
愛した私の未練な心
もうあの日は帰らない
ああ、忘れじの奥嵯峨野

愛宕山が茜に染まり
化野(あだしの)の鐘の音(ね)侘し
あなたとの暮らし夢見てた
思えばつのる儚さよ
もうあの日は帰らない
ああ、忘れじの奥嵯峨野

嵯峨菊かおる大覚寺
愛を信じて夢みたの
別れも告げず去った人
涙ひとすじ月見の池に
もうあの日は帰らない
ああ、忘れじの奥嵯峨野
ああ、忘れじの奥嵯峨野



                    愛宕念仏寺

                    化野念仏寺



                   落柿舎を望む

                   大覚寺嵯峨菊

                  大沢の池(観月の池)
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