「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

少し休みます

2023年02月22日 17時58分29秒 | 日常のこと&写真
 いよいよ新聞発行の最後の月が迫ってきた。
 オーナーと相談の結果、3月最終月にはこれまでの感謝を込めて「特別版」を発行しようということになり、それにとりかかっています。
 ボリュームが増すので約1か月、更新も訪問も欠礼させて頂きます。悪しからずご容赦下さい。


 
いなべ市農業公園梅林
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花の詩「桔梗」(ききょう)

2023年02月18日 23時50分48秒 | 花の詩

                「廬山寺の桔梗」
 京都の古刹を巡っていると庭に咲く花たちに癒されることがおおくある。
 特に盆地特有の酷暑の夏に、涼やかさを与えてくれる花が桔梗、爽やかな青紫色は清涼感にあふれる。源氏物語で知られる紫式部の邸宅跡として知られ、皇室とのゆかりが深い「廬山寺」の源氏の庭には日本画を描いたように見事に植栽された桔梗が楚々として心を癒してくれる。七条の「智積院」や東福寺塔頭の「天得院」などの桔梗も美しい。 
 花言葉は、「永遠の愛」「気品」、白の桔梗は「清楚」等があり、「永遠の愛」という花言葉がつけられたのは、戦争から帰らぬ夫を10年も待ち続けた若い娘の名前が「桔梗」だったためといわれているほか、その娘の家紋が「桔梗」だったからという説がある。また、平将門とそのお気に入りのめかけであった「桔梗姫」の伝説もある。桔梗姫が敵に平将門の秘密を漏らしたために平将門は殺され、後に自身も悲劇の死を遂げるというミステリーな言い伝えも。

 桔梗は秋の季語で秋の七草の一つでもある。開花時期は6月中旬の梅雨頃から始まり、夏を通じて初秋の9月頃までで、つぼみが徐々に緑から青紫にかわり裂けて星型の花を咲かせる。
 つぼみが風船のような形状であるため英名で "balloon flower" と称されており、花開く前、たしかにふっくらとした膨らみが可愛い。
 「万葉集」で、山上憶良が詠んだ「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志 また藤袴 朝貌の花」のうちの「朝貌の花」は本種を指しているという。俳句では秋の季語となっている。

 「この紋どころが目に入らぬか!」という台詞は水戸黄門だが、「桔梗の紋」といえば真っ先に本能寺の変をおこし三日天下と称された明智光秀は土岐氏一族で「桔梗紋」として広く知られているほか、美濃の山県一族も桔梗紋を紋所にしている。江戸城には「ききょうの間」や「桔梗門」というのがある。
 また、陰陽師として名高い安倍晴明が使用した五芒星を「桔梗印」と呼び、現在の晴明神社では神紋とされていて晴明神社には桔梗が植えられている。

 「桔梗」の語源は、薬草としての漢名「桔梗」を音読みした「キチコウ」が変化した語で、また桔梗に当てられた漢字は、根が結実して硬直していることから名づけられたといわれ、根はサポニン(オレアナン型トリテルペンサポニン)を多く含むことから古くから生薬として利用されている。鎮咳、去痰、排膿作用があるとされ、代表的な漢方処方に桔梗湯(キキョウカンゾウ)があり、炎症が強い場合には石膏と桔梗の組み合わせがよいとされ、処方例として小柴胡湯加桔梗石膏がある。また、薬用成分のサポニンが昆虫にとっては有毒なため駆除薬としても使われている。

             「天得院の桔梗」
【俳句】
◇「若狭路や 桔梗にそゝぐ 雨細く」(鈴鹿野風呂)
◇「せわしなや 桔梗に来 り菊に去る」(正岡子規)
◇「桔梗活けて しばらく仮の 書斎哉」(正岡子規)
◇「銅瓶に 白き桔梗を さゝれけり」(正岡子規)
◇「八ヶ岳 雲にうかべる 野の桔梗」(水原秋櫻子)
◇「桔梗の しまひの花を 剪りて挿す」(高濱虚子)
◇「好きな 人同じ桔梗に立ち止まる」(岩田由美)
◇「霧ごめに 咲くきちかうは 地の星」(栗生純夫)
◇「桔梗の花 咲時ポンと 言そうな」(加賀千代女)
◇「日のかげり そめしおもほゆ 桔梗かな」(久保田万太郎)
◇「霧の香に 桔梗すがるゝ 山路かな」(飯田蛇笏)
◇「むつとして 口を開かぬ 桔梗かな」(夏目漱石)
◇「山茶花を 旅人に見する 伏見かな」(井原西鶴)
◇「また逢へた 山茶花も咲いてゐる」(種田山頭火)
◇「山茶花の 木の間見せけり 後の月」(与謝蕪村)

【和歌】
◇「朝顔は 朝露負(お)ひて 咲くといへど 夕影にこそ 咲きまさりけれ」(万葉集/作者不詳)
◇「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝貌(あさがほ)の花」(万葉集/山上憶良)
◇「臥(こ)いまろび 恋ひは死ぬとも いちしろく 色には出(い)でじ 朝顔の花」(万葉集/作者未詳)
◇「白木槿 咲きしばかりの 清しきを 手に取り持ちて 部屋に帰り来」(斎藤茂吉)

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「四苦八苦」 神と仏と

2023年02月17日 21時24分33秒 | 日常のこと&写真
 今日、集合ポストに「なぜ生きる」~苦しみの波を乗り越えて~と題するチラシが入っていた。
 限られた人生を後悔しないために親鸞聖人に学ぶ講座への誘いのチラシだった。
 それには、人間である限り避けられない苦しみの数々について「四苦八苦」という、という文言が書かれてある。
 その苦しみの根元を抜きとり、本当の幸せになる「抜苦与楽」(ばっくよらく)の教えを、釈迦は解かれた。その釈迦の慈悲の教えを、親鸞聖人から学んでみませんかという。
 日本人が中庸で親切で、広く隔たりなく世界に学び吸収し受け入れることができる民族は他にはいないと私は思っている。それは何故かというと、神も仏も受け入れることができる民族だからだ。世界で最も信者が多い宗教はキリスト教で、次いでイスラム教、ユダヤ教にヒンズー教、仏教、そのほか儒教などもある。他国の民族はどちらかというと「一神」で、一つの神しか受け入れない。キリスト教を信じてイスラム教、ユダヤ教など信じる人は誰も居ない。唯一神とでもいえようか。だが日本民族は「八百万神」を信仰してきた。山や海や樹木や草や風も岩も雨も太陽も月も・・・・すべてに神が宿ると信じていた。だから唯一神でなくすべての神を受け入れられた。神道の国であった倭国が仏教も受け入れた。仏教伝来の頃はやはり神道と対立し戦も起きているが、そのどちらも貴しと神仏併合を図った。以来、神も仏も受け入れた民族へと。
 明治維新後、天皇を神格化するため寺院を排斥(廃仏毀釈)しようとした時代があったが、八百万神を信じる民族はそれを受け入れることができず、神社とお寺に初詣にいく。「神」は厄を祓い、「仏」は厄を除く、という習わしが連綿と受け継がれ棲み分けがはかられてきた。
 さて、「四苦八苦」のテーマに戻るが、もとは仏教語で、人がこの世で生きる上での苦をいう。
「四苦」は*「生苦」生きる苦しみ。*「老苦」老いる苦しみ。*「病苦」病の苦しみ。*「死苦」死ぬ苦しみ。生・老・病・死の四つの苦。それに、*愛する者と別れる「愛別離苦(あいべつりく)」、*うらみ憎む者に合う「怨憎会苦(おんぞうえく)」、*求めるものが得られない「求不得苦(ぐふとくく)」、*人間の体と精神を形成する五要素から起こる「五陰盛苦(ごうんじょうく)」を合わせて「八苦」という。つまり、四苦は生物としての必然的な苦しみのことで、他の四苦は、人間として味わう精神的な苦しみにあたる。
 私は八百万神を受け入れる性で、それらの命をも敬う。しかし「四苦八苦」は常にまとわりついてくるものの、「何とかなるさ」と受け入れ前に進んできた。






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府立山田池公園の梅林

2023年02月16日 17時07分27秒 | 日常のこと&写真
 青空がと思う途端・・・雪が、そんな天候だったが梅はすでに6分咲きとなり、花見の人たちを待ち受けていた。






























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また働いてみようかな

2023年02月15日 20時34分32秒 | 日常のこと&写真
 一昨日、学習塾で仕事をしていたときの塾長の誕生日だったのでお祝いのメッセージをLINEで送った。
 すると今朝、突然に「またお手伝いして頂けませんか」とLINEが入った。
 コロナで縮小していた教室を1教室再開したいという。もともと市内各所に5ヵ所教室を持っていたが、コロナで生徒が激減したため3教室を閉鎖し本校の2教室だけで続けていた。
 オンライン授業に抵抗をもっていた塾長だったので生徒の激減は痛手だった。講師もほとんど解雇して塾長と奥様、そして男性講師の3人で賄っていた。
 私は自分自身、高齢なのでということで退いた。
 ウィズコロナとなり、マスクをしなくてもよくなることから、閉鎖している本校近くの教室を再開するという。以前、講師をしていた30代の男性2人が戻ってきてくれるという。
 で、なんで私がというと、3年間のコロナ自粛で子ども達がそれぞれ悩みを抱えているという。「進学相談やら、心のケア、カウンセリングなども担っていただき、小学生でよいので2教科だけみてくれないか」というのだ。
 ケアやカウンセリングも私の専門としていた分野で、子どものことは慣れている。教科も2教科くらいだったらまだまだ大丈夫だし、小学生だけなら4時から7時までだから苦にならない。 
 4月からというので、「考えさせてください」とお茶を濁らせたものの、働けるということは何よりも嬉しい。収入はさほど望むところでもないが、「働く」ことを望んでいる。
 生涯現役・・・引受ければ5年やそこらガンバレそうだ。学習塾は夕刻からだから、それまではフリーライフだ。
 しかも毎日ではなく、週2日ていどだ。
 






















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「星空に両手を」島倉千代子・守屋浩*歌 yama

2023年02月14日 11時34分25秒 | 歌のアルバム
「星空に両手を」島倉千代子・守屋浩*歌 yama


「星空に両手を」島倉千代子・守屋浩
作詞 西沢 爽 作曲 神津 善行

星空に 両手をあげて
この指を 星で飾ろう
君に可愛い あの星を
あなたに青い あの星を
宝石なんて なくっても
こころは夢の エメラルド
星空に 両手をあげて
この指を 星で飾ろうよ

星空に 両手をあげて
想い出を そっとさがそう
消えた花火か あの星は
母さんの歌 あの星は
幼い頃が ひとつずつ
あんなに遠く 光ってる
星空に 両手をあげて
想い出を そっとさがそうよ

星空に 両手をあげて
思ってることを 話そう
二人のことを あの星に
未来のことを あの星に
あの星空が しあわせな
あしたをきっと つれてくる
星空に 両手をあげて
思ってることを 話そうよ
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宇治植物公園 続き2

2023年02月13日 23時57分42秒 | 日常のこと&写真
 さしたるものはありませんが・・・。























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宇治市植物公園 続き

2023年02月13日 09時29分00秒 | 日常のこと&写真
 昨日に続き、今日は「スノードロップ」をアップします。年々、花が増え森の一帯に群生するようになりました。

















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宇治市植物公園 春うらら

2023年02月12日 20時16分45秒 | 日常のこと&写真
 予定通り10時30分に出発、近いとはいえ約30分はかかる。
 植物公園のベンチに座って弁当でも食べようと思っていたので、公園の近くにあるコンビニに立ち寄ったら、ななななんとお弁当もお結びも、アリャリャほとんど売り切れ。
 誰しも考えることは同じだ。この近くには大きな運動公園もあることから、そこに行く人たちが買い込んでいくのだろう。
 欲しいものもないので買わずに公園へ。
 やはり花々は少ない。「バイカオウレン」「スノードロップ」は盛りだった。
 クリスマスローズは一株しか咲いてない。梅は白梅、紅梅とも咲き誇っていた。
 花の撮影と運動を兼ねていたので、久しぶりに展望台まで登った。
 ここで悲しい現実が・・・勾配のある展望台への登り道、階段を10段上がると腰にきて足があがりにくい。
 10段ずつ上り一休み・・・ここのところ歩いていなかったので途端に足が動かない。
 やっとこさで頂上へ・・・。眼下に子供連れの家族が、遠くには我が家のある稜線にランドタワーが見える。
 天気予報のとおり4月の陽気。ニットのセーターの上にダウンジャンパーを着こんでいたので汗ばんだ。
 まさに春うらら・・・。菜の花、梅の香りも漂う。
 今日は「バイカオウレン」だけアップしよう。
 13時20分までのんびりし帰路へ。国道一号線に出たところにファミレスがあり、そこでかつ丼を食べた。14時になっていた。



























 

 
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久しぶりに宇治市植物公園へ

2023年02月12日 09時50分29秒 | 日常のこと&写真
 初ゲラのチェックも終わり一休みに入った。月曜日に修正ゲラが入るまで、頭空っぽにして過ごせる。
 天候は4月並みの気温になるとのことから、植物園を歩いて見たくなって近いところで宇治市植物公園へ行ってくる。
 京都府植物園、鶴見緑地公園、大阪公立大学附属植物公園、万博公園などもあるが、宇治が最も近いし適当な広さなのでチョコチョコ出向いている。
 植栽の花木は他の所よりは少ないがピクニック代わりには良い所だ。
 
 福寿草やクリスマスローズ、菜の花、スノードロップ、寒桜などが咲いているだろう。
 出発はこれから準備し10時30分を予定している。


 








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