「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

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妻が「鬼滅の刃」をもう一度観たいと

2020年11月07日 18時33分32秒 | 日常のこと&写真
 朝ドラ「エール」で懐かしい昭和の時代を思い出させるシーンに胸があつくなったりする。
昭和時代は良き時代だとよく耳にするが、私は必ずしもそうは思わない。確かに豊かで楽しい昭和であったことも否定しない。
戦争、被爆、戦後の貧困という悲惨な体験、そして公害、足尾銅山、水俣病、結核、赤痢等疫病、民族問題等々、多くの問題を抱えていた時代でもあった。
いわゆる文化国家への産みの苦しみでもあったのだろう。
そんな時代だったかこそ「鐘の鳴る丘」や「長崎の鐘」「リンゴの唄」などそのころの歌が胸に迫ってくるのだう。
 一方、唱歌の「故郷」「赤とんぼ」etc などに共感し涙すらにじませるのは、優しい日本人の本来の心、いや根に宿らせる「思いやり」なのだろう。
そんな純粋な優しさを宿らせる人にとって「鬼滅の刃」に心を動かされ涙すら浮かべるのかもしれない。
 妻が、そうだとは言い切れるものではないが、少なくとも私より純なのだろう。「鬼滅の刃」を今一度観たいと言い出した。
しきりに私を誘うのだが私は「もう十分」だ。描かれている「真」(まこと)は十二分に理解したから・・・。
アニメでもう一度観てもいいと思うのは「火垂るの墓」「この世界の片隅に」「はだしのゲン」かな・・・。
いずれも反戦的な映画だが忘れてはならない真実なのだ。だが私は反戦物より水戸黄門などの娯楽ものが好みだ。
「鬼滅の刃」を何度も観に行く人もいる、世代を超えて心に響くものがあるからだろう。だが、私はもういい・・・。

 妻の足腰の疾患、1年余りをかけて治療してきてかなり具合がよくなった。と思ったら、また腰を痛めてしまった。
3日目に入るが足の手当ても合わせてしている。「気持ちは少女」だが「身体は高齢者」なのに、いつまでも若く居たいという思いが、毎日続けているストレッチの他にチョット無理をして、階段を2段ずつ上ったという。膝と太もも、それに腰にかなりの負荷がかかる運動、これをやったという。
私も以前していたが、よいしょと上ったとき後ろにひっくり返りそうになった。腰がふらついたのだ。
高齢者は緩やかな運動負荷でなければならないのだが、「若い」という気持ちが仇となる。
特に女性は骨が弱くなっているので、「いつの間にか骨折」すら起こすことすらある。骨は回復する性質があるが軟骨の回復力は遅く回復しないことも多い。
それなのに「若くありたい」「若返りたい」気持ちが先行し、ついつい骨の老化や筋肉の衰えに気づかないのだ。
腰の手当ても効いてか、だいぶ楽になったという。
明日は太鼓の練習日、用具類などの出し入れで無理をさせないように若いメンバーたちに事情を告げた。

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