Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2016-2017 冬の山陰ぶらり紀行③【津和野温泉なごみの里】

2017年01月07日 00時08分00秒 | 鉄道旅

2017年1月2日

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益田は今日も穏やかな天気。朝風呂を終えて足早に部屋に戻ります。

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お目当てはもちろん箱根駅伝。1区は探り合いの団子状態。

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駅伝のさなか、「スーパーおき1号」が益田を発車。自分は引き続き駅伝観戦。3区で抜け出したのはやはり青学。一方我が母校は、早くも復路の繰上げスタートが危惧されます…。

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5区山登りの途中ですが、列車の時刻が迫り泣く泣く部屋を出ます。これから乗るのは「スーパーおき3号」。

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この列車で津和野に向かいます。

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13時24分、「スーパーおき3号」到着。混んでますが何とか自由席窓側に着席し益田を発車。

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初めての山口線。のどかな景色の中を進みます。爆走特急のキハ187系も山口線内はさすがにスピードを抑え気味。

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津和野川に沿って進む山口線。このまま新山口まで乗っていたくなります。

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13時55分、津和野に到着。もっと乗っていたいけどここで下車。

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「スーパーおき3号」をお見送り。ふと隣を見ると、停まっているのはレトロカラーの客車。

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そうか、今日は「SLやまぐち」の運転日のようです。

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残念、乗りたかった。

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とりあえず改札を出て、駅前の「かまい」さんでレンタサイクル利用。

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まずは駅隣に静態保存されている「デゴイチ」を鑑賞。

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続いてSLの転車台へ。「SLやまぐち」のC56が佇みます。

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おーかっこいい。このあとこのSLが汽笛を響かせて走るのかと思うと胸熱。

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「賀正」ヘッドマークが付いています。

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近くには補機の国鉄色DD51。今回SLをまったく想定せずに行程を組んでしまった事を後悔。乗れずとも走るところを見たかった。あ~失敗。

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気をとり直してやって来たのは道の駅「津和野温泉なごみの里」。津和野駅から自転車で約15分。

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まずは食事処で舌鼓…と目論んでいましたが、まさかの席待ち行列。あきらめてそのまま温泉へ。
泉質は単純放射能冷鉱泉。成分的には低長性ですが、浴室には温泉のいい匂いが漂ってます。体を洗いまずは露天風呂へ。ぬるめの湯にいい眺め。気持ちいい~。しかし先程の浴室の匂いからすると、露天風呂のお湯はずいぶん薄い感じ。続いて内風呂へ。やっぱり露天よりこっちの方が温泉の匂いが強い。打たせ湯も交えて内湯を堪能しました。

<津和野温泉なごみの里>★★★☆☆
泉質:B 眺め:A 癒し:B コスパ:B
津和野では数少ない温泉施設。山間部でロケーションは最高ですが循環加温のお湯なのは致し方ないところ。しかしそれ程塩素臭がすることもなく泉質の良さは味わえます。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。フェイスタオル1枚付き。

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温泉を出ると冷たい空気が気持ちいい。再び自転車を走らせて来た道を戻ります。

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16時35分、津和野駅に戻ってきてレンタサイクルを返却します。3時間で600円でした。続いてみどりの窓口で三ノ宮までの乗車券を購入。

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16時57分発のキハ40単行益田行きに乗車。ボックスシートは埋まっていて、ロングシートに着席。

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日没間近ですが、残念ながら今日は曇ってて夕日は拝めそうにありません。

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17時40分、終点益田に到着。

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益田で途中下車印を押してもらう時に気付きましたが、使用開始日が1月3日になっています。津和野駅みどりの窓口の駅員さん間違えたか。自分もよく確認してませんでしたが。しかししっかり1月2日の改札印を押してもらいちょっとレアなきっぷになったので、訂正の申し出はせずにこのまま使用する事にします。まあ有人改札ならではの出来事という事で。

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今日も益田の街の夜景を眺めながらビールを飲んで就寝。駅伝は青学が往路優勝。駅伝の復路も楽しみですが、自分も早くも復路に着かねば。やっぱり冬休み4日間じゃ短すぎ。

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2016-2017 冬の山陰ぶらり紀行②【爆走「スーパーまつかぜ5号」で益田へ】

2017年01月06日 20時38分00秒 | 鉄道旅

2017年1月1日

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明けましておめでとうございます。鳥取で迎える元旦の朝は曇り空。

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しばらくすると雲の隙間からご来光。ちょっと遅い初日の出が拝めました。

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午前10時、「鳥取グリーンホテルモーリス」をチェックアウト。鳥取のモーリスも最高でした。今回の宿泊は全てモーリス。

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鳥取駅に到着。列車待ち時間にお土産を購入します。

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今日はこれから「スーパーまつかぜ5号」で益田に向かいます。最終目的地は津和野なので、それまで途中下車の旅。

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4番線に上がり列車を待ちます。

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11時25分頃、キハ187系2両編成「スーパーまつかぜ5号」が入線してきました。

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昨日のキハ189系「はまかぜ」に続き、こちらも初乗車となるキハ187系。しかしその「顔」はおよそ特急列車のものとは想像しがたい独特なものというか奇妙というか…。

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定刻11時40分、鳥取を発車。と同時に、先ほど見たエクステリアとは裏腹に豪快な走り。これはさすがスーパー特急の名にふさわしい胸のすくような走りっぷり。

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晴天の山陰路をパワフルに進んでいきます。

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特に倉吉から米子までの区間は相当な爆走。表定速度も100kmを超えるとか。自分は在来線でのこういう走りが大好き。

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松江を出ると宍道湖がお目見え。「右側に見えますのは宍道湖です」の案内放送が入ります。

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出雲市を出ると日本海沿いの区間が多くなります。振り子で車体を傾けながら、日本海沿いを引き続き爆走で進みます。トンネルに入ると窓が大きくたわむ。これは見てるとちょっと怖い。

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それにしても山陰本線の車窓はきれい。結構な断崖絶壁もあり、この車窓を見てるとここに鉄道を通してくれた先人の苦労と偉大さを感じます。

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今日は沖に浮かぶ高島がよく見えます。現在は無人島のようです。

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定刻15時14分、終点益田に到着。鳥取から3時間34分の爆走終了。外見はちょっと奇妙なキハ187系でしたが、走りはまさにスーパー特急。山陰の顔として、これからも安全に爆走してほしいです。

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今日から2泊お世話になるのは「益田グリーンホテルモーリス」。

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10階の部屋からは日本海と益田の街が一望の素晴らしい景色。以前初めて益田に来てこの景色にはまり、また来たいと思ってましたが、ようやく来れました。

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いったん外出し、夕暮れ迫る益田の街を歩いて夕日スポットに向かいます。途中に神社がありましたので、ここで初詣。

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益田川に沿って歩いていくと海に出て夕日スポットに到着。おーきれい。

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列車からも見えた高島。無性に行ってみたくなる。

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夕暮れの上空に飛行機。

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益田川河口にはルアー釣りのアングラーが数名いました。昨年は結局シーバスの釣果はゼロで終わった。果たして今年は1匹釣れるだろうか。

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ホテルに戻り大浴場で汗を流し、ビールを飲みながら益田の夜景を眺めて就寝。明日は津和野へ。

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2016-2017 冬の山陰ぶらり紀行①【「はまかぜ1号」で鳥取砂丘へ】

2017年01月06日 19時20分00秒 | 鉄道旅

2016年12月31日

関西に来て4ヶ月、ようやく今日から冬休み。
4日間のささやかな冬休みを満喫すべく、冬の山陰に向かいます。

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三ノ宮駅に到着。まずは鳥取に向かいます。
これから乗るのは「はまかぜ1号」浜坂行き。関西から鳥取だと智頭急行周りの「スーパーはくと」がメインのようですが、「スーパーはくと」は帰りに乗る事にし、行きは「はまかぜ」で播但線・山陰本線の車窓を堪能します。

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「はまかぜ」はキハ181系時代に大阪-明石でちょこっと乗っただけ。キハ189系に乗るのは初。

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そして9時56分、「はまかぜ1号」到着。キハ189系、かっこいい~。6号車に乗り込み三ノ宮を定刻発車。6号車の乗車率は50%程。

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神戸に停車。東海道本線の終着駅。ここから山陽本線。もっとも、今は「神戸線」という愛称が浸透していますが。

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須磨の海。新快速や快速からよく見る風景ですが、やはり特急列車から見るとちょっと優雅な気分。

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姫路に到着。多くの乗客があり車内は一気に満員に。ここから進行方向が変わる為、座席を回転させます。多くの乗客もこの儀式を周知のようで回転はスムーズ。6分程停まるようなので売店へダッシュ。ビールとつまみを購入。

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戻ってしばしキハ189系鑑賞。初めて間近で見たけど、やっぱりかっこいい。ヘッドマークが無いのが残念。そして定刻10時44分、姫路を発車。

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初めて行く播但線の車窓を眺めながらビール。途中の寺前までは電化されています。

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寺前からは非電化区間。車窓ものどかです。山間部に入ると残雪がちらほら。

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時折見えるきれいな渓谷。播但線はなかなかいい景色。

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11時49分、和田山に到着。ここから山陰本線に入ります。城崎温泉までは再び電化区間。

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11時28分、城崎温泉。非常に多くの乗客が下車。車内は一気にのどかになりました。

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ここからは車窓に日本海が現れます。香住を出ていくつかのトンネルを通ると車窓さんの案内放送「このトンネルを出ると余部橋梁を渡ります」。往路に「はまかぜ」を選択した目的の一つはこの余部橋梁。自分は初めてこの橋を渡ります。

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そしてトンネルを出るとついに余部橋梁。眼下に広がる美しい景色。そしてあの痛ましい転落事故の面影は今はありません。列車は速度を落として橋を渡ります。

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線路の横には旧鉄橋が展望施設として残され、多くのギャラリーが余部橋梁を通過する「はまかぜ」にシャッターを切っています。
自分もそこを歩いてみたくなりますが、高所恐怖症の身にはかなりきついかも。

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定刻13時12分、終点浜坂に到着。

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三ノ宮から3時間15分、美しい景色の中を走る「はまかぜ」の旅終了。いい列車だった。キハ189系はかっこいいし窓も大きいし内装も自分好み。また乗りに来よう。

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続いてキハ47の13時22分発普通鳥取行き。2両編成の車内は既にボックス席は空き無し。ロングシートに座ります。定刻に浜坂を発車。

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岩美では列車交換でしばらく停車。

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定刻14時16分、終点鳥取到着。初めて来た鳥取。10月には大きな地震に見舞われましたが、駅を見る限り今はその影響は無さそうです。

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ここからバスに乗り換え。向かうのは鳥取砂丘。

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バスに揺られること約30分、ついに鳥取砂丘到着。

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おおーすごーい!これは想像以上の雄大な景色。

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砂漠のオアシスのような風景も。

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砂丘の向こうは日本海。

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荒々しい冬の日本海。ただひたすらボーッと眺めるのが至福のひと時。

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日本海に吹き荒れる風が作り出す砂の芸術。

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ボーッと眺めていると、やがて砂丘は今年最後の夕暮れ。ここで16時20分発のバスの時刻が迫り砂丘を後にします。メジャーな観光地は人だらけであまりいい思いをした事がありませんが、鳥取砂丘は思いがけずいい所だった。2016年最後にいい景色に出会う。

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鳥取駅に戻りホテルにチェックイン。年越しの宿は「鳥取グリーンホテルモーリス」。

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大浴場でさっぱりし、ビールを飲みながら今年も「ガキの使い」鑑賞。ここ数年、ちょっとパターン化してしまったというか、懲りすぎというか、やはり初期の頃の方が面白かったかな。特に「笑ってはいけない病院」が最高だった。

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やがて時刻は24時となり2016年終了。窓の外では鳥取の風習なのか、夜通しのお祭り?
とにかく、2017年は平穏な1年でありますように。zzz…。

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