Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2017 「サンライズ出雲」で行く香住ガニ紀行④【帰路、荒れ模様の山陰本線・伯備線を行く】

2017年11月28日 23時24分00秒 | 鉄道旅

2017年11月18日

 

 

 

 

 

午前6時に目覚めると、天気予報通り外は雨。香住の海もどんよりで、しかも寒い。朝マズメ勝負する気もなくなり二度寝。8時に朝食を頂き9時に民宿「くらはし」さんをチェックアウト。

 

 

 

 

 

昨夜は美味しいカニに舌鼓を打ち、お土産に干物まで頂いて香住の海の幸を満喫。いい宿だった。

 

 

 

 

 

雨も小降りになったので、漁港側ポイントで列車待ちの間に一本勝負。ローライトのコンディションでデーゲームでも期待大。

しかし、やはり自分は雨男。20分もするとドシャ降りに。一向に止む気配も無く、ここで無念の撤収。

 

 

 

 

 

靴の中までグショグショ。そして初の日本海シーバスも釣れず。凹む。
しかし香住は釣りするにもいい所。今度はもっと暖かい時期に来たい。

 

 

 

 

 

10時30分、香住駅に到着。早くも帰路につく。今日は冬型の気圧配置で日本海側は風雨が強い。雪にはならなさそうだけど。

 

 

 

 

 

10時53分、キハ47の浜坂行き到着。車内に入ると、あ~暖かい。

 

 

 

 

 

今日も余部橋梁を渡る。このあたりは紅葉がきれい。

 

 

 

 

 

11時18分、浜坂に到着。乗り継ぎ時間2分で向かいのキハ121鳥取行きに乗車。

 

 

 

 

 

この区間は今日も単行。定刻に浜坂を発車。この辺りではまた空いていて車内はゆったり。

 

 

 

 

 

日本海はだいぶシケてきた。今日は米子まで行って上りの「サンライズ出雲」に乗る予定だけど、無事に運行されるだろうか。

 

 

 

 

 

岩見以降はじゃんじゃん乗車してきて、12時7分、満員御礼で鳥取に到着。

 

 

 

 

 

次の列車まで時間があるので、途中下車してお土産購入タイム。鳥取駅前には「砂のルネッサンス」という砂像が展示されている。どれも砂とは思えない芸術品。色々あって見てると楽しくなる。

 

 

 

 

 

13時40分、再び改札を抜けホームに上がる。次の列車は14時2分発、快速「とっとりライナー」米子行き。

 

 

 

 

 

「スーパーはくと5号」発車後の13時58分に入線。車内はかなり混雑して定刻14時2分に発車。窓の外は雨がドシャ降り。風も強く雨が窓に打ち付けて景色がよく見えず。いよいよ冬の日本海側らしくなってきた。

倉吉を出ると車内はだいぶのどかになり、風雨の中を西へひた走る。

 

 

 

 

 

15時29分、御来屋に到着。ここで向かいの普通米子行きに乗り換え。依然として雨がザーザー降り。

 

 

 

 

 

15時45分、淀江で途中下車。「サンライズ」乗車前の儀式、入浴をここで済ませる為、雨風の中を歩く。幸い雨が小降りに。傘がさせない風の強さなのでこれは助かる。

 

 

 

 

 

徒歩10分で「ラピスパ」に到着。7月にも来た温泉。あの時は猛暑だったけど、あの暑さが嘘のように寒い。季節が違うので当たり前だけど。

 

 

 

 

 

さっそくレストランで昼食。割子そば1枚増と生ビール。時刻は16時でようやく昼食にありついた。あ~美味い。同時に外は再びドシャ降りに。危なかった。

 

食後は浴場へ。本日の男湯はパティオ風呂。洗いを済ませ露天風呂に直行。強い風雨の中で入る露天風呂が最高。いつまでも入っていられる。あまりの気持ちよさにうたた寝していると時刻はたちまち17時40分。列車の時刻が迫り、泣く泣くここで上がる。1時間20分コースで堪能。

 

 

 

 

 

18時、温泉を出ると風ビュービューながら雨は止んでいる。このタイミングを逃すまいと淀江駅へ急ぎ足。

 

 

 

 

 

18時20分、普通米子行きが到着。列車に乗るとまた雨が降ってきて、風雨の中を列車は米子へ向けて走る。

 

 

 

 

 

18時17分、終点米子に到着。「サンライズ」乗車前の夕食調達に、いったん改札を出てイオン米子駅前店へ。自分のように、鳥取方面から米子経由で伯備線岡山方面に向かう場合は、米子で改札を出なければそのまま行けるけど、米子で改札を出る場合は伯耆大山‐米子の往復運賃が必要となる。

 

 

 

 

 

19時30分頃、買い出しを済ませ米子駅に戻ってきて上り「サンライズ」を待つ。やはりこの夜行列車を待つひと時は格別。そう言えば、米子駅はいつの間にか自動改札になっている。7月に来た時は有人改札だったけど。

 

 

 

 

 

19時53分、駅の入線放送に続き285系の姿が見えてきた。

 

 

 

 

 

「サンライズ出雲」米子に定刻到着。無事運行してくれて良かった。最後部1号車に乗車。部屋はシングル2階海側のベストポジション。

 

 

 

 

 

19時56分、ドシャ降りの中、米子を定刻発車。山陰本線を快調に進む。

 

 

 

 

 

すぐに車掌さんの検札。検札後トイレ行く時に見たところ、この時点で1号車2階はまだ1/3ほど空室がある。

 

 

 

 

 

伯備線に入ると川面に街灯が映し出される場面が多くなる。そして最後部1号車からは、暗闇を照らしながらカーブを力走する「サンライズ」の姿。部屋を消灯できる個室寝台ならではの夜景。「やくも」からでは恐らく見えない。部屋を真っ暗にしてただひたすらボーッと眺める。

 

 

 

 

 

新見を出たところで晩酌タイム。食料は3割引きタイムでお得に購入。米子イオンは上り「サンライズ」の強い味方。

そして日本海側から太平洋側の気候に変わったのか、先ほどまでのドシャ降りが嘘のように、空にはオリオン座と満天の星空が出現。シングル2階の湾曲した窓からはこの星空が一望できる。

常夜灯のみ点灯しビール飲みながら星空を眺める。やはりこの非日常が寝台列車ならでは。至福のひと時。

 

 

 

 

 

22時14分、倉敷に到着。

 

 

 

 

 

クネクネの伯備線を抜けて、ここからは山陽本線を爆走で進む。

 

 

 

 

 

22時26分、JR四国の2000系が見えてきて「間もなく岡山」の車内放送。「サンライズ瀬戸」との連結の為、ゆっくりと入線する。

 

 

 

 

 

動いたり停まったりを繰り返しながら、やがて車内に軽い衝撃が伝わり連結完了。ドアが開くと結構な乗車があり、1号車2階は1室を除き埋まった。

 

 

 

 

 

しばらく停車するので、外の空気を吸いにホームに降りる。ヒンヤリとした冬の空気。しばらくすると「間もなく発車」の案内放送が聞こえ車内に戻る。そして定刻22時34分、岡山を発車。

ベッドに寝転んで満天の星空を眺めながら過ごす。夜行列車は暗くて何も見えない・・・なんて声を耳にするけど、自分の中ではこの部屋を真っ暗にしての夜景観賞こそが最大の醍醐味。

 

 

 

 

 

23時53分、明石の街並みが見えてきた。引き続き定刻運行中のようで、この分だと明石海峡大橋のライトアップは見れそう。

 

 

 

 

 

23時59分、ライトアップされた明石海峡大橋が登場。いつ見てもきれい。例によって、この直後0時を迎えると同時に一気に消灯された。

 

 

 

 

 

0時10分、港町神戸の街並みが見えてきて間もなく三ノ宮到着。ここらで眠気が限界。明朝、相模湾の車窓に期待してここで就寝。zzz…。

 

 

 

 


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