Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2020 冬の山陰ぶらり紀行③【冬の山陰本線を西へ】

2021年01月07日 21時37分56秒 | 鉄道旅

2020年12月9日

 

 

 

 

 

香住で迎える朝。午前7時起床。冬は大雪にもなる兵庫県北部の朝は寒い。

昨日の雨は止み天気は回復。さっそく朝風呂へ。

 

 

 

 

 

朝風呂でさっぱりしたあとは朝食。美味しくて普段朝食を食べない自分も完食。

 

 

 

 

 

こちらの宿特製のかにグラムチャウダー。なんとも優しい味わい。朝からホッとする美味しさ。

 

 

 

 

 

10時ちょうど、夕香楼しょう和をチェックアウト。

清潔な館内と美味しいカニ料理に温泉まで。スタッフさんも温かい接客で期待通りのいい宿でした。リピート決定。

 

 

 

 

 

列車まで時間があるので、しばし香住の海岸でまったりタイム。昨日の雨がなければ1日釣りできたのに、とまだネチネチ言う。

 

 

 

 

 

列車の時刻がきて香住駅へ。今日は山陰本線を西下し出雲へ。まずは10時54分発の普通 浜坂行きに乗車。

 

 

 

 

 

キハ47の浜坂行き到着。山陰本線にはやっぱりキハ47が似合う。そしてこの先に待ち構えるのはあの名所。

 

 

 

 

 

それはこちらの余部橋梁。まさに空を飛んでる感覚。

 

 

 

 

 

かつて鉄橋時代には痛ましい列車転落事故もあった余部橋梁。今はコンクリート製に掛けかえられ、鉄橋の一部は保存されている。麓との行き来にはエレベーターも導入され、あの登山道のような急坂を登り降りしなくてもよくなった。

とは言え、自分は登山道派ですが(*´Д`)

 

 

 

 

 

絶景が続く山陰本線。よくぞここに鉄道を通してくれたという感じ。先人達の苦労は大変なものだったと思う。

 

 

 

 

 

11時18分、浜坂に到着。ここで乗り換え。

 

 

 

 

 

次は12時01分発の普通 鳥取行き。しばらく時間が空くので、近くにGoToトラベルクーポン使ってお土産買える所ないか探すも、やっぱり無し(*_*;

 

夕香楼しょう和で頂いたクーポンは兵庫県+隣接県で使用可能。鳥取では使えるけど島根では使えない。しまった、香住で買っておけばよかった。鳥取での乗り換え時間は僅かだけど、そこで買うしかない。

 

 

 

 

 

11時51分、キハ121単行の浜坂止まり到着。

 

 

 

 

 

折り返し普通 鳥取行きとなるこちらに乗車し、浜坂を定刻発車。

 

 

 

 

 

山陰本線はこの区間も風光明媚。時間の経つのも忘れ、きれいな景色を眺めながら単行の気動車に揺られのんびり目的地を目指す。まさに鉄道旅の醍醐味。

 

 

 

 

 

福部で上り列車と交換。次は鳥取だけど、この福部−鳥取間は異様に駅間が長く11.2kmもあるとか。県庁所在地駅の隣駅がこれだけ離れてるのは結構珍しいかも。

 

 

 

 

 

12時47分、鳥取到着。次の列車は13時06分発。この時間を使って改札を出てダッシュでお土産購入。

 

 

 

 

 

次の列車は「スーパーおき5号」新山口行き。爆走特急のキハ187系に久々の乗車。

 

 

 

 

 

定刻に鳥取を発車。この列車で玉造温泉まで。さっそく豪快に加速。この走りっぷりたまらない。失礼ながら外観からは想像できない爆走。

 

 

 

 

 

ここはあえて自由席に乗車。この区間、自由席は割引料金が適用されてるようで、自由席特急料金は指定席のほぼ半額。さすがにこの差だと自由席一択。

ふと見ると、乗車券の途中下車印がいつの間にか増えてなかなか賑やかなきっぷになってきた。

 

 

 

 

 

倉吉を出ると時折海が見える。海を見ながら列車は爆走。倉吉−米子間はあまり減速することもなく本当に速い。

 

 

 

 

 

海沿いに立ち並ぶ風車の横を爆走で通過。表定速度100kmに迫るスピードで米子までぶっ飛ばす。

 

 

 

 

 

米子を過ぎ中海と宍道湖を繋ぐ大橋川が見えてくると間もなく松江。

 

 

 

 

 

松江を出ると車窓には宍道湖。この宍道湖でもう一勝負する。

 

 

 

 

 

14時41分、玉造温泉に到着。ここで途中下車。

 

 

 

 

 

「スーパーおき5号」新山口へ向けて発車。

ここで降りたのは温泉目当てではなく釣り。宍道湖で夕マズメ一勝負していく。

 

 

 

 

 

徒歩15分程で湖畔へ。釣れるとは思ってはないけど、せっかく山陰に来たからには中海か宍道湖で釣りしない訳にはいかない。一応シーバス狙いで15時スタートフィッシング。

 

 

 

 

 

もっと暗くなってからならまだその気になれるも、予想通り何も起こらず。上空には飛行機。ずいぶん低い。縁結び出雲空港着陸だろうか。

 

 

 

 

 

時刻は早くも16時30分。ここからが本番というところだけど、そろそろ出雲へ向かわなければならない。ここでストップフィッシング。やっぱり何も起こらなかった。

 

 

 

 

 

玉造温泉駅に戻ると17時12分、普通 出雲市行き到着。中間車に運転台設置の魔改造で誕生した103系のような外観の115系。JR西日本の車両は本当に楽しい。

 

 

 

 

 

17時47分、出雲市到着。ここからは今遠征最後のイベント「サンライズ出雲」乗車。その前にお馴染みのあそこでお清めの儀式へ。

 

 

 

 

 

おなじみ、出雲駅前温泉らんぷの湯。駅前温泉ながら鉄分濃厚な茶褐色の湯はなかなかの泉質。出雲市民が羨ましい。露天の個別浴槽で至福のひと時を味わうも、残念ながら列車の時間が迫っており長湯できず。30分コースで上がって再び出雲市駅ホームへ向かう。

 

 

 

 

 

いつものように発車5分前の18時46分「サンライズ出雲」入線。

 

 

 

 

 

本来であれば、今回のコースなら中海で釣りして米子か安来から乗車するけど、わざわざ出雲まで来たのには理由がある。

 

 

 

 

 

それは今回初めて「サンライズ」のシングルデラックスに乗車する為。シンデラに乗るなら始発から終着まで乗りたいと思いわざわざ出雲まで来た。

 

 

 

 

 

初めて4号車に足を踏み入れる。かつての「北斗星」や「北陸」といったブルトレの個室を思わせるこの通路。

 

 

 

 

 

今夜の宿は喫煙室の26番個室。自分はタバコを吸わないので禁煙の方がよかったけど、発売後数日経ってから指定券を買いに行ったので、閑散期とはいえさすがに空いてなかった。階段を上り初の「サンライズ」A個室へ。

 

 

 

 

 

おお〜、当然ですがネットの画像で見てた通りの広い個室。

 

 

 

 

 

テーブルに夕食をセッティングすると出雲市を定刻発車。しばらくイスに座ってシンデラを満喫。

 

 

 

 

 

さっそくビールタイム。何だかんだで香住を出てから飲まず食わずだったから喉カラカラ。染みる〜。

 

 

 

 

 

シンデラの利点は、スーパーで保冷用にもらった氷を洗面台に敷いてビールを冷やしておけること。うまく置かないとセンサーが感知して水が出てきてしまうけど(ー_ー;)

 

 

 

 

 

車掌さんが検札に来てA寝台の特権、アメニティを頂く。これは永久保存決定。シャワーカードだけは明日の朝使う。

 

 

 

 

 

19時55分、米子に到着。ここから伯耆大山を経て伯備線へ。依然シンデラで優雅な時間を満喫。ソロやシングルだとベッドに座って飲み食いするけど、シンデラではイスに座ってなので夜景が見にくいのがちょっと残念と言えば残念。ベッドで飲み食いしてもいいけど、そこはやはりシンデラなので。

 

 

 

 

 

22時13分、伯備線を走破し倉敷に到着。ビール飲みすぎて既に眠気MAX。しかし明石海峡大橋までは起きていたい。

 

 

 

 

 

頭上に新幹線ホームが見えてきて、「瀬戸」との連結の為に2〜3度発停を繰り返すと岡山到着。

ここでふと気付く。今日は平日なので明石海峡大橋のライトアップは23時まで。

 

 

 

 

 

そうとなれば明石海峡大橋まで起きてる必要なし。明日の朝は相模湾の前にシャワー浴びるのでアラームを5時にセットし、岡山発車後すぐに就寝。

はぁ〜シングルデラックス快適。zzz…。

 

 

 

 

 

コメント
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