Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2020 秋の釣り旅in道北⑧【イトウを求めて猿払川1日目〜ついに聖地に立つ】

2020年12月11日 19時20分23秒 | 釣り旅

2020年11月10日

 

 

 

 

 

朱鞠内湖での朝マズメ勝負を終え、1時間ほど仮眠。

一眠りしてちょっとスッキリ。チェックアウトの準備をしていると、晴れ間が出てきたので湖畔を少々散歩。

 

 

 

 

 

雪の朱鞠内湖はいつにも増して絶景。そして幌加内の母子里で国内最低の−41.2℃を記録した記念碑。実はこれ、気象庁の公認記録にはなってないとか。しかしこちらの観測所が気象庁の測定対象ではなかったというだけで、れっきとした記録。ちょっと想像つかない気温だけど。

 

 

 

 

 

午前10時、レークハウスしゅまりないをチェックアウト。

釣りするには絶好のロケーションと美味しい料理。朱鞠内湖の宿泊と言えばやはりこちら。しかしGoToトラベル対象ではなかったので残念ながら今回は1泊のみ(-.-)

 

 

 

 

 

6日間+今朝釣りした朱鞠内湖を離れ、きれいな景色を眺めたり寄り道したりしながらのんびり猿払川へ。まずは完全逆方向だけど、寄らなければいけない(?)場所がある。

 

 

 

 

 

それはこちらの霧立亭という蕎麦屋さん。ここもイトウを釣ってもっと早く来たかったけど、結局釣れなかったのでこのタイミング。

11時の開店と同時に入店するとロケをやっていてビビるも、ロケはすぐに終了。YouTube向けのロケだとか。

 

 

 

 

 

そばかま天付きざるそばを注文。事前にメニューはこれと決めていた。

 

 

 

 

 

サクサクのそばかま天がまた美味い。速攻で完食。

よくぞここで営業してくれているという場所にある。朱鞠内湖アングラーにはありがたいお店。

蕎麦を食べ終えて、今度は本当に猿払に向けてGO。

 

 

 

 

 

次の寄り道は国道275号にある朱鞠内湖展望台。

 

 

 

 

 

雪でいっそうの絶景ながら、寒くて5分程で退散。再びクルマを走らせる。

 

さらなる寄り道スポットは音威子府。音威子府のお目当ては、音威子府駅構内にある蕎麦屋さんの常盤軒。一時期休業されてたようだけど、復活されたとの情報が入り楽しみにしていたものの、なんとコロナの影響により再度休業!そこで今回は同じく音威子府そばが食べれる別の場所へ。

 

 

 

 

 

13時30分、やって来たのは国道40号沿いにある一路食堂。さっそくざるそばを注文。

 

 

 

 

 

きました、音威子府の黒い蕎麦。蕎麦の実を殻まで挽くことで黒くなるとか。

美味しいけど、これはやはり駅そば風に温かい蕎麦を頂くのもありだったか?

 

 

 

 

 

幌加内で食べたばかりだけど、こちらも速攻で完食。美味い蕎麦はいくらでも食べれる。

常盤軒だけではなく音威子府そばを提供してくれる店は数軒あるようで、今もこちらの黒い蕎麦が食べれる。

 

 

 

 

 

店を出て雄大な景色を眺めて小休止。猿払まであと100km弱。これなら夕まずめ一勝負できそう。ここから国道275号を浜頓別方面へ。

 

 

 

 

 

途中の中頓別でまた休憩。ここは旧天北線中頓別駅があった所。キハ22気動車が静態保存されている。現在はバスターミナル。

 

 

 

 

 

北海道にはこのような廃線跡が多い。そして現在も廃止予備軍とされる路線が複数あり、宗谷本線の名寄−稚内もその一つ。なんとか残してほしいけど、自然災害で運休→そのまま廃止、が最も怖い。

 

中頓別を出て内陸を抜けると浜頓別。そしてここからは国道238号、通称オホーツクライン。この道路が凄い。まっすぐに延びる広い道、左は原野、右はオホーツク海の絶景。日本海側のオロロンラインもいいけど、このオホーツクラインも素晴らしい道。

 

20年前にバイクツーリングで走った時は「夏なのに寒いよチクショー」という印象しかなかったのは若気の至りか (*´Д`)

 

 

 

 

 

そして15時過ぎ、猿払川に到着!ついにキターッ!当たり前だけど、事前にネットで見た通りの雄大な景色。

20年前は毎年バイクツーリングで北海道に来てたのに、あの頃ここで釣りせずスルーしてたのが悔やまれる。

 

 

 

 

 

あれが有名なポロ沼との出会いという場所?寒い中ズラーッとアングラーが並んでる。さすが聖地猿払川。この時点でアドレナリンMAX。まあすぐに現実を思い知らされるんでしょうけど。

 

 

 

 

 

気温1℃だけど朱鞠内湖で慣れたようで、むしろ日が出てるだけ暖かく感じる。

さっそく準備して右岸へエントリー。まずは水深を把握する為、アルカリのジグヘッドを投入してスタートフィッシング。しかしすぐに問題発生。思った以上に浅い。そして一投する度に藻が絡んでくる。これは厄介だな〜。

 

 

 

 

 

あのズラーッと並んでいるポロ沼側に行ってみるかと新富士見橋を渡り移動。しかしやはりポロ沼との出会いポイントは人が多くて入れず。新富士見橋下付近が空いてたのでそこにエントリー。ここはそこそこ水深がありそうで藻も絡まってこない。

 

それにしても、これだけアングラーが多いのにヒットシーンはゼロ。これはやはり厳しそう。

 

 

 

 

 

最北端の日没は早く、16時過ぎには日が沈む。その後も暗くなるまでキャストするも何も起こらず、17時ストップフィッシング。初日は下見程度で終了。さすがに日が暮れると寒い。

 

駐車場に戻り、ちょうど片付けされていたアングラーと少々歓談。札幌からいらしていて、今日は1日やってノーフィッシュだったとのこと。

 

自分が東京から初めて猿払川に来たことを伝えると、

「あ〜、春に来たほうが良かったかも、秋は結構難しいですよ」

やっぱり朱鞠内湖と同じっぽい。希望は早くも絶望へ(TOT)

 

ここから今日の宿がある鬼志別までの道道1089号ではシカがわんさか出没。やっぱり日没後に走るとこうなる。道路の真ん中で仁王立ちしたままだったり、人には超敏感なのに、不思議とクルマや鉄道車両への警戒心は薄いらしい。

 

 

 

 

 

猿払川から約15分、今日の宿である笠井旅館に到着。

ホテルさるふつと並んでイトウ狙いの釣り人が多く集う宿。ビジネス客や観光客に混じって釣り人がいるのかと思ったら、全員釣り人だった (゚д゚)!

 

 

 

 

 

お風呂の後はビール&夕食タイム。この日はすき焼き。そして猿払名産のホタテ刺身。こちらの宿、料理が美味しい。

隣にいらした釧路から来られたというグループの方としばし歓談。こちらの方々も初めて猿払に来られて今日はノーフィッシュだったとのこと。到着時のアドレナリンはどこへやらで、ますますテンションダウン (T_T)

 

ビールのおかわりを持ってこられた女将さんに気になっていたクマのことをお聞きすると、ポロ沼合流点でも目撃情報はあるし、猿払全域どこでも出るらしく、クマ鈴を持っていくよう言われる。しまった、持ってない。買える所をお聞きすると、なんとご主人のを貸して頂けることに。なんとありがたいご厚意。安全第一なのでお言葉に甘えるも、これは本来持ってこないといけなかった。準備不足を反省。

 

 

 

 

 

朱鞠内湖での経験を踏まえ、明日は夜明け前に出発。その為に夕食後は早々に就寝。しかし外は雪。既に結構積もってる。明日釣りできるんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする