閑散広場の立て札

ゲームとか漫画とかについて書く、というブログであったはずですがさて・・・

スターウォーズ観てきました

2015年12月22日 00時00分59秒 | 日々のよもやま
観て来ました、エピソード7 フォースの覚醒。
子供の頃は一応スターウォーズ大好きっ子だったので、久々に映画館で映画でも観てみるかなと思い。
ちなみに好きと言ってもエピソード4~6限定です。理由はまあ後述。

で、ざっくりとした感想はと言うと、

……あら、意外と良かったな。

です。いや偉そうに申し訳ないw いや、初めてトレーラー見た時、これ下手すっとシリーズ史上見向きも出来ないほど黒歴史になるんじゃないか? なんて思ったりしたもので……。

そんな懐疑的な視点より、実物はずっとずっと良かった。うん、面白かったです。

詳しい内容はネタバレなんで省きますが、個人的にはXウィングが再び大活躍してくれるのが嬉しかった。いやあ観ようと思った理由の一つが、Xウィングが登場するんなら、っていうのがありまして。
やっぱりXウィングはかっこいい。幼少の頃、プラモ雑誌に作例で作られてたXウィングの写真を見て以来、ずっとあのシルエットの虜なのですはい。

で、まあ、Xウィング大活躍はいいのだが。
Yウィングの1機ぐらいも出してよ……w いやYウィングも好きなんですよ。大量のXの中に僅かに混ざるYのバランスが好きでねえ。
第二デススターに果敢にも、運動性能でXより遥かに劣るYで突入してたホートン・ソームとか、なんでか名前だけは憶えてるっつか、判官贔屓をくすぐるところがありましてw
ヤヴィンの戦いの時、唯一生き残ったYウィングパイロットが、後にジェダイになったとかいう設定ほんと好き。

あ、あとエピソード6の時点で旧式だったXが30年経っても現役な一方で、最新式だったAウィングが全然登場しないのは何故……? いや、X大活躍な時点で嬉しいので細かいこた別にいいっちゃいいんですが。

ミレニアムファルコンも、なんつかポンコツらしい愛嬌のある挙動を見せたり、もちろん存分にかっこいい雄姿を見せたり、ただCGで再現しただけじゃない、「愛」みたいなものがありましたねえ。
個人的に、ファルコンの初登場シーンが良かったです。思わず、おおっ、と声が出そうになったというか、凄くナチュラルだったというか。
まあ○○○○という単語が出た時、コアな人なら気づいたのでしょうけどw

で、CG、という単語が出ましたが、エピソード1~3を愛せない理由の一つが、このCGってやつでありまして。
鬱陶しいんですよ、エピ1~3のCGって…………。

『ほらっここっ!見て見て!凄いでしょ、これ、CGなんですよ!実体ないんですよ!凄いでしょ!本物みたいでしょ!ほらっこれっこれね!こんなにグニグニ滑らかに動き回って、生きてるみたいでしょ!ね! もう実写と見分けつかないでしょ!?でもここCGだって気づいてもらえないと悔しいから、不必要にグニャグニャと動かしときますね! こうやって不自然に動かしといたら、ここCG使ってるって嫌でも分かってもらえますよね!』

みたいな感じでさ……w

『おーっとこれはあ? どう見ても実写にしか見えないがぁ? どう見ても本物だがぁ? これもまさかCGなのかぁ? まさかそうなのかぁ? いやいや、これはCGじゃないでしょ?どう見ても実写でしょ? と、見せかけといて、実は、まさか、そんなそんな……?
 CGでしたーっ!!!』


みたいなもう、CGアピールうっせーよ!!って見ていてどんどん鬱陶しくなっちゃいましてねえ。
ジャージャーなんとかっつうナメクジみたいな奴の不必要な動きが、もう目障りで目障りで仕方がなくて……。

今回のエピソード7も勿論CG使いまくりなんですが、でも見ていて鬱陶しさを感じないというか、CG使ってる部分をわざわざCGアピールせずに、綺麗に実写に紛れ込ませているというか。まあこれは単純に技術の進歩で、CGと実写の境目がより近づいたというのもあるんでしょうが。

全編CG使いまくりではあるんだけど、ああここCGか……、と気づいて興ざめしないようになってました。

CGに絡めて、画面から受ける印象についてなんですが、スターウォーズらしさの再現は素晴らしかったです、ていうか完璧?でした。

旧作のスーパースターデストロイヤーの艦橋内部のコンピューターとかの描写って、さすがに今見るとちょっと古いというか、あっその端末に付いてるモニターってブラウン管っすよねww みたいな意地の悪い見方をしちゃったりもするのですが。
エピ7素晴らしいと思ったのは、そうしたちょっと古いコンピューター像などを、しっかりとスターウォーズの世界観として昇華して、古臭いデザインのはずなのに全く古臭さを感じさせなかったこと。これを成すにはぱっと見にはわからないけど、多分なんか素晴らしいテクニックや工夫が施されてるんだろうなあ。

今となっては古い表現手法であるワイヤーフレームを多用してるのに、それをしっかりと世界観の中に落とし込んでいるので、スターウォーズらしさをかもし出す一方で、古臭さや違和感は全く感じられない。うーん素晴らしい。
ファルコン号の砲台の照準がエピ4のアレまんまだったのが、たまらなくニヤリとしたのは自分だけじゃないですよね?w

ただ、まあ、ストーリー自体は、なんというか、ああスターウォーズだな、っていうか。
見慣れた感じというか、まあ下手に冒険してこんなんスターウォーズじゃないって言われるよりはずっと良いかと。

特に4~6のオマージュと思われるシーンが多数登場するので、旧作ファンにはもちろん嬉しいですが、ややらしさの追求だけでエピ7終わってしまった、という感じも?
まあここで、分かってますよ!とアピールしておいたほうが、エピ8以降変化を付けてきた時、説得力はあるかも。

ネタバレは控える、といいましたが、最後にちょっとだけ。ネタバレは絶対嫌だ!という人はこれより下見ないでください。自分としても予備知識なしで見たほうがずっと良いと思うので、まだ観てなくてこれから観る予定の方もUターン推奨。





んで。






ハリソン・フォードはね、ずっと色んな映画で見てきたから、最近はだいぶ老けてしまったというのは分かってました(それでもかっこいいけどw)

ただマーク・ハミルはですね、もうルークの印象しか無いわけですよ。不勉強なもので最近の氏の活躍など全く知らないから、自分の中でマーク・ハミルって、若かりし頃のルークの姿しか思い浮かばないわけですよ。

そんな彼の現在のお姿……。ちょっと冷や冷やしましたよ、やめろよ老いさらばえた姿など見せてくれるなよ! と。

しかし……おおw

いーじゃないですか現在のハミルもw かつてアレック・ギネスが見せた、老いたオビワンの風格。それを30年以上経って、今まさにマーク・ハミルが体現して見せた。なんかグっとエピ8への期待が膨らみましたねえw
まさかマーク・ハミルも、あの時のアレック・ギネスの立ち位置に自分が立つことになろうとは、エピ4撮影時には露ほども思ってなかったんじゃないでしょうか……。

自分の中で特に印象に残ったことと言えばこんな感じです。他にもあるけどまあネタバレですし。
今回は字幕で見たので、もう1回ぐらい、今度は吹き替え版も見ておこうかなあと思います。


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