京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

「コケガ」との遭遇

2007年06月10日 | 環境
カシナガ感染木を覆ったビニール包みの「補修」作業を行っている時に
遭遇しました。
「コケガ」の仲間だそうです。
少し調べましたが、名前がわかりません。
色使いは、南系ですが
どなたか、ご存知の方、教えていただけたら幸いです。

大穴です。

2007年06月10日 | ナラ枯れ
(さらに、続きです。)ところが「処理木」を調べてみると
カラスに突かれた穴だけでなく
包みの下部にポッカリ大穴が開いていたり
ビニールのつなぎ目のテープが外れかけたりして
これは大変です。
折角、カシナガ侵入木を伐採しても
この穴からカシナガがどんどん発生していったら
何をしていることか、わかりません。
これは、布テープで補修どころでは間に合わない
補修しながら、もう一枚全体をビニールで二重に
くるむ事にしました。
周辺に溝を掘って、そこにビニールの裾を埋め込んで
スコップで土をかけました。



思いのほか時間がかかり
結局、本日の補修は10箇所ほど
参加者は11人でした。

ビニール内の様子です

2007年06月10日 | ナラ枯れ
(続きです。)
今日は、将軍塚の駐車場南でしか作業ができませんでした。

写真は、今年伐採されて輪切りにされたカシナガ感染木の「今」の状況です。
「処理」されているのですが、虫が沢山出ています。
伐倒木には薬剤が注入され
虫が発生しても逃げないようにビニールが掛けてありますが
ご覧のような状況です。
太い木で沢山のカシナガが発生しているようです。
薬剤はあまり効いていませんね。
(次に続く)

カシナガがいっぱい

2007年06月10日 | ナラ枯れ
先程、将軍塚から帰ってきました。
予想通り、新しい穴は見られませんでしたが
その替わり、国が伐採したカシナガ侵入木から
太ったカシナガがいっぱい出ていました。
外の温度は低くても、包みの中は温室
外界より早く成長したカシノナガキクイムシが
ビニールの包みの中で飛び回っていました。
飛び回っているだけならいいのですが
ビニールには様々に穴が開いており(5月13日にガムテープで補修したのですが)
緊急に再度の補修を行いましたが、大変です。
続報で、写真つきで書きます。

ところで、本日の発見!
参加者の一人の方が
「あっ、カシナガが鳴いてる!」
かわるがわる耳を近づけて聞いてみると
“キィッ、キィッ、キィッ”と
かなりの強い声でした。
ビニールの包みの中で、
それこそ、これから繁殖に向かう
勢いのある声でした。