京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

29日、国会大包囲に連帯する京都関電ぐるぐるデモ

2012年07月30日 | 原発ゼロ
29日の「7.29脱原発・国会大包囲に連帯する、ストップ大飯原発‐京都アクション」
暑かったですが、頑張りました。
今回は、少し日も落ちた時間の”関電ぐるぐるデモ”
380人の参加で盛り上がりました。

6月29日から始まった
関西電力京都支店前のスタンディングアピールもすでに5回を数え
7月16日の「10万人集会連帯デモ」と本日のデモを加え
関西電力に対する抗議行動も少しづつ広がってきています。

実は、このデモのお知らせビラまきを、同志社大学の小出さんの講演会でしていた時、
岩倉の地下鉄国際会議場駅近くに住んでおられるという女性が、
「今日、デモですか。私はデモに参加したことがないのですが、私たちが動かないとね。
今日は、小出さんの書籍を買っていて重いので、一度荷物を家に置いてから行きます」と言ってくれました。

やぁ、関電前の金曜日アピールも、もっと沢山の人に知らせないと、と思いました。
続くことは力だと思っています。
そして、その人たちがさらに沢山になることは、
いっそう大きな力になると思っています。
次も、盛り上げていきましょう。


京都水族館、「サニー」死亡についての質問状の回答は?

2012年07月27日 | 環境
ゴマフアザラシ「サニー」の死亡について
オリックス不動産株式会社に出していた「質問状」(下記)、
回答はありませんでした。

今日、京都水族館の業務推進部にこの件で電話しました。
「先日の質問状についての回答の件ですが・・・」
返事は、「これまで公表している以上に、外部には公表しません」というもの。
関係する京都市や専門家委員会には
「サニー死亡の詳細(原因など)」について伝えていますか?と聞くと
担当者は自分の部署ではわからない、とのことでした。

その後、京都市の担当である、市緑政課に電話しました。
オリックスから「ゴマフアザラシサニーの死亡の詳細について、何か聞いていることがありますか?」と聞くと
ホームページで公表されている以上のことは、わからないとのこと。

うーん
結局”環境首都京都で、いのちの大切さを学ぶ環境教育施設”のようなことが言われたが、
動物たちは単なる展示物?
その死を通じて「いのち」を考えたいという市民の思いなど眼中にないということか。
大企業の「社会的責任」など、大問題になった時だけ?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下、質問状)
オリックス不動産株式会社御中
2012年7月13日

京都・水と緑をまもる連絡会
京都・まちづくり市民会議
下京・梅小路パークプロジェクト

京都水族館のゴマフアザラシ「サニー」死亡に関わる質問状

 4月末、私たちは京都水族館において飼育されていたゴマフアザラシ「サニー」が死亡したことを知りました。私たちは、京都水族館の開設に関して、本建築場所が広域避難所を一部占拠する事、周辺の住環境や既存の市民公園の静穏な環境を損なうことを指摘、さらに人工海水をはじめとした「飼育環境」が、動物や魚類などが生きる環境としてふさわしいか、疑問を呈してきました。
 貴職は、京都水族館の建設に際して行った説明(梅小路公園で運営する意義・目的)の中で、「緑豊かな梅小路公園と、環境に配慮した新しい水族館」「『つながる生命(いのち)』を感じさせる京都の新しいコミュニケーションスポットが、さらに豊かな暮らしを創造します」と設立の意義を訴えました。((仮称)京都水族館の事業運営についての考え方-平成22年4月23日) 
 そこには江ノ島マリンコーポレーションと共に「質の高い業務を行います」、「『環境都市京都』のシンボルとして自然保護や環境配慮の大切さを訴え、環境教育の場を提供する『水族館』は多くの人々に生命(いのち)、動物、自然環境といった環境問題と向き合う機会を提供します」と述べられています。
 また貴職は、「(仮称)京都水族館計画、(仮称)京都鉄道博物館計画開発構想に関する見解書」(平成21年12月9日)の中で、「水族館は営利を目的とした単なるレジャー施設ではなく、『学びの施設』としての役割と水生生物の研究を行う『研究施設』、絶滅危惧に瀕する種を保存する『種の保存』の機能をも担っております。皆様の『生き物』を慈しむ貴重なご意見を参考とさせて頂き、生物が本来持つ行動特性を考えた環境を整える等、お客様だけでなく、生物にとっても等しく幸せになれるような展示、飼育方法に取り組んでまいりたい」「本計画は長期にわたる事業であり、京都市、地域の皆様とのつながりを大事にしながら、体験学習プログラムの実施等の中長期的な環境に関する取組みを行ってまいりたいと考えております」と、環境といのちの大切さを市民とともに考える「京都の皆様に愛される水族館」を強調されました。
 今回、下京・梅小路パークプロジェクトの会員が貴職にゴマフアザラシ「サニー」の死因などを尋ねた際、貴職の職員は「死因は公表しない」旨を回答されました。「死」も生命の循環の中で大切な構成部分です。貴職が、市民とともに「動物、自然環境といった環境問題」を水族館を通じて考えようとするなら、今回の「サニー」の死亡に際して、その死因などの公開は当然の事ではないでしょうか。それを通じて、私たち市民は、「いのち」や「自然」、「環境」や「水族館」について考える機会を持つことになります。私たちは頭から「死」を否定している訳でも、貴職を非難しようと考えている訳ではありません。しかし、「サニーの死」に関する情報非公開を貫こうとする貴職の対応には強い落胆の思いを抱くものです。また、私たちは、当初から京都水族館における動物たちの棲息環境について心配してきました。貴職が、彼らの棲息にとっての良好な環境を保障しているか、それを保つための技術・ノウハウを持たれているか、引き続き、危惧の念を持っている事も表明しておきます。
今回、ゴマフアザラシ「サニー」の死亡原因などに関する市民への情報の公開は、貴職が水族館設置に関わって掲げた「目的」や「意義」とも一致するものだと考えます。以下、改めて、文書で質問をさせていただきます。

ゴマフアザラシ「サニー」の死亡について
①、いつ、どのような形で死亡したか?
②、死亡原因について、現在、どのように把握しているか?また、死亡にいたる経過(健康状態など)について教えてください。
③、解剖などはされましたか?その所見について、教えてください。
④、この件について、上記の内容などを京都市や「専門家委員会」に報告されていますか?
⑤、今後の対策について、どんな対策をとられたか、教えてください。

なお、回答は、7月27日までに文書で行っていただければ幸いです。

7.29脱原発「国会大包囲」に連帯し、ストップ大飯原発‐京都アクション

2012年07月20日 | 原発ゼロ
7.29脱原発「国会大包囲」に連帯して
「ストップ大飯原発‐京都アクション」をします。
お近くの方、ぜひご参加下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・
7.29脱原発「国会大包囲」に連帯するストップ大飯原発‐京都アクション

7月16日の「10万人大集会」に続いて、7月29日に脱原発「国会大包囲」が行われます。京都でもこの行動に連帯して、「ストップ大飯原発‐京都アクション」を行います。原発は、私たちの持続的生存とは相容れない存在です。原発ゼロの社会をつくるため、市民の意志を示しましょう。そして動きを広げましょう。「ストップ大飯原発-京都アクション」に、ぜひご参加下さい。 (拡散希望)
 ●7月29日(日)午後6時30分集合-6時40分デモ出発
 ●集合場所:JR京都駅 ビッグカメラ西側の公園
  コースは、関西電力京都支店を周回する”ぐるぐるデモ”です。 
お一人お一人の「原発いらない」「いのちを守れ」の思いを込めた、メッセージボードやアピールできるものをお持ちください。太鼓や楽器など歓迎です。デモはいつもの通り、非暴力・平和デモです。

京都の市民 有志
連絡先:榊原義道(y2sakaki@yahoo.co.jp  090-9624-6529)
   佐々木佳継(ysasaki5687@yahoo.co.jp FAX075-701-1044)




民主党3名の参議院議員、「再稼働」で離党

2012年07月18日 | 原発ゼロ
これも本日各紙
民主党の3人の参議院議員が大飯原発再稼働問題などで離党届けを出したことを報じている。

「離党届を出した参議院議員の谷岡郁子、行田邦子、舟山康江の3氏に国民新党を離党した亀井亜紀子参議院議員を加えた新会派『みどりの風』は、当面三つの課題の一つに『原発ゼロ社会の実現』を挙げた」
「谷岡氏は17日に記者会見で、毎週、首相官邸を取り囲む大規模なデモにも触れ、『当事者意識に目覚めた国民の皆さんと新しい日本をつくっていかないといけない』と語った」
4氏は「『原発ゼロ社会の実現」』ともに『反TPP』のほか『消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案に反対』を重点政策に掲げることも表明した」とのこと

彼らも語っているが
「官邸前行動」「電力会社前アピール」など、私たちが行っている意志表示が、
政治に大きな影響を与え始めていることをしっかり心にとめたい。

それから離党した皆さんに
「原発ゼロ社会の実現」「TPP反対」「消費税増税に頼らないで社会保障を充実させていく道」は、
必ず日本の財界やアメリカ政府の思惑とぶつかることを覚悟して、
これに負けない意志と政策を持ってほしい。

民主党は間違いなく泥舟状態になっていくだろう。
その時、議員の皆さん、
こちらの船から、見栄えだけ替えた「あちらの船」に簡単に乗り移るとことだけはやめてほしい。
それは、目先を変えて有権者を騙すだけのことだ。
それは、国民の本当に切なる思いを踏みにじる。

これから自民党と同じになってしまった民主党を去る議員の皆さん、
「国民の生活第一」は、経団連やアメリカ財界・政府の思惑とぶつかることをしっかりと見据え、それを国民(の運動)とともにどう抑え、着実に前に進めるか、
選挙での当選だけでなく、
覚悟を決め、知恵を働かせ、当たってほしい。政治にはその役割がある。


前原氏、心配は「日米安保」

2012年07月18日 | 日本ウォッチ
本日の各紙
前原氏の首相批判が記事になっている。
「オスプレー『見通し甘い』」(読売)
「オスプレー配備 拒否できぬ首相」「与党内、相次ぐ批判」(毎日)など
しかし、この「批判」
「国民の安全のため、オスプレー配備には一切応じない。国民の安全第一。日本政府はアメリカ政府にもはっきり物を言います」というものではない。
前原氏の最大の危惧は「日米安保体制が崩れる」かもしれない、ということ。
これは、彼がしっかり証言している(7月14日当ブログ参照)
新聞各紙、「朝日」は少し触れているが、
単に「首相を批判した」ということだけでなく
どうゆう立場からの発言か、そこをしっかり書いてほしい。
そこに前原氏の真意があるのだから。

「配備事態は米国政府の方針で、同盟関係にあるとはいえ、(日本から)どうしろこうしろという話では基本的にはない」(毎日)という野田首相にもゲンナリだが、
前原氏の立場も基本的に同じ、「安保が第一」

やらせ「意見聴取会」-世論が批判ー政府が少し改善はかる

2012年07月17日 | 原発ゼロ
昨日ここで書いたエネルギー基本計画にかかわる「選択肢」
それについての「意見聴取会」が
市民の批判を受け、一定改善されることになった。
報道によると、
「原発ゼロ」「15%」「20~25%」の”選択肢”について
それぞれ”均等”に、3人ずつ意見発表を行う形だったが、
「原発ゼロ」に関しては
それについて意見発表したい人が多いため、6人に増やすことになった、とのこと。
バカバカしいほど当然で、
しかし、もっと普通にやるのなら
意見発表希望者が200人なら、200人全員から無作為に抽出し意見発表をやってもらうべき
今度の割合が6:1:2か、6:2:1か知らないが、
20~25%の枠など敢えて取らなくても、普通に抽選すればいいこと。

しかも、意見発表の場所が少なすぎる。
京都などは、ない!
こんな大事な問題について
「意見聴取」や「意見発表」が行われている事など、ほとんどの人が”騒ぎ”になるまで知らなかった。
もっと、国民が参加し、意見も述べられるように、
こうゆう取り組みは日本国中、すべての県で行うべき。

・・・・・以下、気候ネットワークが3つのシナリオについて
「意見を出そう」と呼びかけています。・・・・・

エネルギーと環境の選択肢について、意見を出そう
 政府のエネルギー・環境会議は先月29日、「エネルギー・環境に関する選択
肢」をまとめ、「国民的議論」を開始した。2030年の原発比率をもとに「ゼロ
シナリオ」「15シナリオ」「20-25シナリオ」の3つのシナリオを提示し、意見
聴取会、パブリックコメントの募集、討論型世論調査などを8月半ばまで行う
としている。わずか1ヶ月足らずという期限に対して批判が多く出ているほか
、意見聴取会は、すでにさいたま、仙台、名古屋で開催されているが、開催箇
所が少なく、出席者に発言の機会がないなど問題が浮き彫りになっている。し
かし一方で、将来のエネルギーや気候変動政策を決めるために国民が直接意見
を言える唯一の機会であるだけに、様々な市民団体から国民的議論の場を最大
限活用するよう「意見を出そう」との呼びかけも活発になっている。
URL:http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive01.html

*意見を表明できるさまざまな方法
◯パブリックコメント(パブコメ)
 政府への意見を提出する方法は、WEBサイトからの入力、FAX、郵送とあり、
いずれも専用のフォームから、100字以内での入力ができる。
URL:http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf


「7.16」に連帯する関電京都店2周デモ

2012年07月17日 | 原発ゼロ
17万人が集った「さようなら原発10万人集会」に連帯して
京都でも集会とデモをやりました。
デモは関西電力京都支店の周りを二周するデモで
これはなかなか歩きがい、訴えがいがありました。
準備不足でとりあえず横断幕を持って参加しましたが、
大阪から参加したTさんのドラムが盛り上げてくれました。
やっぱり”楽器はデモの必需品”と思いました。
デモが行く中で、どんどん参加者も増え、300人以上に膨らみました。

「原発村的」国民の意見聴取会ーエネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取だって

2012年07月16日 | 原発ゼロ
先ほどもテレビで取り上げられていた
政府の「エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会」
それに関して、
NPO法人川口市民環境会議の浅羽理恵さんが気候ネットワークのMLに投稿されていました。

14日さいたま市の意見聴取会での浅羽さんの”フロアー発言”も新聞が取り上げていました。

意見聴取会は、政府が今
日本のこれからのエネルギーの在り方を考えようと「原発ゼロ」「15%」「20~25%」の3案を提示
各シナリオについて「国民から意見を求める」というものですが、
問題になっていることの一つは
それぞれの「案」に対して、なぜ3人ずつ”均等か”という問題
実際には、「原発ゼロ」に関して述べたいという人が、それぞれの会場でかなりの数を占めるのに
なぜ”3人ずつ均等?

浅羽さんは各会場の内訳を以下紹介しています。

<仙台会場>では、
応募者175人で、抽選による105人が参加。
意見発表希望者93人。
その内訳は、原発比率で
「ゼロ」66人(71%)
「15%」14人(15%)
「20~25%」13人(14%)

今日のテレビ朝日の報道によると、
<名古屋会場>では、
意見発表希望者161人。
「ゼロ」106人(66%)
「15%」18人(11%)
「20~25%」37人(23%)

<さいたま会場>
応募者541人。
意見発表希望者309人。
「ゼロ」239人(77%)
「15%」30人(10%)
「20~25%」40人(13%)
だそうです。

なぜ、もっと国民の自由参加の討論ができないのか。
応募者全員から無作為に抽選して、9人に話させない?
シンプルなことだが、こうゆうことこそ政治への「国民参加」ではないか。
なぜ、上から目線で仕切るの!
そして、この事と通じている本質的な問題は
テレビでも紹介されていましたが、
賛成の少ない「20~25%」案ーいわゆる原発を増やす案については
「原発企業関係者」が会社の考えを次々と発言していることです。
そもそもこれは「原発癒着村による”国民の意見聴取会”」ですね。
民主党政権は、こんな「形」も変えられなかったか
とほんと、幻滅する。
野田ヤメロ、は当然のこと、民主でも自民・公明でもない政権を欲しますね


原発なくせ、7、16ー10万人集会

2012年07月16日 | 原発ゼロ
これから「さようなら原発10万人集会」
京都も、急遽「10万人集会」に連帯して、
「ストップ大飯原発7.16京都アクション」を行います。
会場は、JR京都駅横のビッグカメラ西側の公園で本日午後2時から(2時半からデモ)
こちらは東京のように「会場には入れません」ということにはならないので、
時間のある方、ぜひお越し下さい。
何か、アピールできるものを持って、ね。

ー10万人大集会前夜ー
「初デートの前に似て 服選びする 7.16集会前夜」
「鞍馬山のお面はどうかといったけど 真っ赤な缶バッチ 私の冒険」 

京都でも局地的豪雨

2012年07月15日 | 地球温暖化

今朝、疏水を見ると泥でにごっている。
えっ?なんで?
疏水への放流が増やされた?と思って鴨川までやってくるとこちらは大増水
川沿いの遊歩道でも通れなくなっているところもあり
「北区か左京区北部で局地的に大雨が降ったんだ」と思った。

ネットで検索すると、下記は「読売」の記事
・・・・・・・・・・
京都でも大雨・家屋被害、住民14人一時孤立
2012年7月15日(日)10:17
京都府内で15日未明、短時間に記録的な大雨が降った。
京都府によると、午前4時までの1時間に京都市右京区嵐山で89ミリ、亀岡市では85ミリを記録した。
この雨で、京都市北区の紙屋川が増水し、近くの住宅27軒が床上浸水した。住民14人が自宅に取り残され、市消防局のレスキュー隊がゴムボートで救出にあたった。
亀岡市曽我部町では、土砂崩れで民家1軒が半壊、2軒が一部損壊した。同市内では住宅三十数軒が床上・床下浸水した。
いずれもけが人はないという。
気象庁によると、日本海にのびる梅雨前線に南から暖かく湿った空気が流れ込み、京都市や大阪府北部では15日未明から大雨となった。
大阪管区気象台によると、降り始めの15日午前2時から午前9時までの総雨量(速報値)は、京都市中京区110・5ミリ、大阪府能勢町54・5ミリを記録した。
とのこと。

友人に聞くと、嵐山でも”バケツをひっくり返したような雨”だったとのこと。

昨日の「朝日」夕刊は、九州北部の大雨被害に関して住民の声を紹介している。
「体験したことがないような雨」
今後、地球温暖化ー気候変動の影響でこうした「雨」も増えるだろう。
「雨」がこれまでのような雨でなくなれば
それをかろうじて支えてきた山・土とのバランスも崩れる。
山が「雨」を許容できなくなれば、
「雨」も「山・土」も、これまでとは別物に変わる。
今回の「経験ない雨」
「大都市・京都」も人事ではない。

前原氏が「オスプレー配備延期要求」だって

2012年07月14日 | 日本ウォッチ

産経新聞、2012年07月14日 08時02分で以下の記事

前原氏「オスプレイ配備、党として反対」 ルース駐日大使に延期要請
 民主党の前原誠司政調会長は13日夜、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)への配備について「万が一のことがあったら、日米安保の土台が大きく揺らぐ」と述べ、安全性が確認されるまでは、延期すべきだとの考えを示した。都内で記者団に語った。
 前原氏は11日にルース駐日米大使と会談し、こうした考えを伝達した。ルース氏は「日米同盟が大事だという観点からの提言は理解できる。本国に伝える」と応じたという。

読売新聞にも同じ記事
見出しは「オスプレー配備延期要求」

あのアメリカに従順な前原氏が”なぜ?”と思ったが、
要するに、今「オスプレー配備を強行すれば、”大飯原発再稼動やめて”の原発ゼロめざす官邸前行動と同じことが起こる」という危惧から
”アメリカさん、そこんとこ間違うと大変になりまっせ!”と焦りまくって発言しているのだろう。
強行すると「安保がつぶれる」と、彼の危機感は強い。
国民の側から見れば、
官邸前行動はもちろん、全国の市民の行動が、政治を動かしつつあるということ
確信もって、粘り強く、頑張りましょう。




京都水族館のゴマフアザラシ「サニー」死亡に関わる質問状

2012年07月13日 | 環境
先ほど、京都水族館(オリックス不動産株式会社)に、下記の質問状を出してきました。
以前、このブログでも紹介しましたが、
この「サニー」の死亡原因をオリックス不動産は、
なぜか明らかにしようとしていません。

今日は、私と「下京・梅小路パークプロジェクト」のメンバー5人で
京都水族館にうかがいました。
事前に「業務推進課」のAさんとアポを取りうかがったのですが
”来客中”とのこと。
事前の電話では、「それなりの担当者が応対します」との話だったので
そのことを伝えて「待ちます」と言ったのですが、
門衛の人が「私(門衛の人)に渡してもらうよう言ってます」と話にならないので、
そこから直接「業務推進課」に電話しました。
女性の方が出て、その後、Aさんが電話に出られて、
結局、西口(ここは従業員通用口のような所)に出てこられました。
アポを取っているのに、こんな所で待たされて…”オリックスの対応悪いなぁ”と皆でぼやきながら、そこで立ち話でした。
下記の主旨を伝えて、27日までの「回答」もお願いして
「どうですか?」と聞いたのですが、とにかく伝えますと言うだけではっきりしない。
とにかく「回答するか、しかいか」については、
私のところに連絡してください、とお願い
それでも「わかりました」と言わないところが
この会社の性格なのかと思いながら、
質問状を渡してきました。

なんで、こんな対応なんですかねぇ

・・・・・・・・・・・・・

オリックス不動産株式会社御中
2012年7月13日

京都・水と緑をまもる連絡会
京都・まちづくり市民会議
下京・梅小路パークプロジェクト

京都水族館のゴマフアザラシ「サニー」死亡に関わる質問状

 4月末、私たちは京都水族館において飼育されていたゴマフアザラシ「サニー」が死亡したことを知りました。私たちは、京都水族館の開設に関して、本建築場所が広域避難所を一部占拠する事、周辺の住環境や既存の市民公園の静穏な環境を損なうことを指摘、さらに人工海水をはじめとした「飼育環境」が、動物や魚類などが生きる環境としてふさわしいか、疑問を呈してきました。
 貴職は、京都水族館の建設に際して行った説明(梅小路公園で運営する意義・目的)の中で、「緑豊かな梅小路公園と、環境に配慮した新しい水族館」「『つながる生命(いのち)』を感じさせる京都の新しいコミュニケーションスポットが、さらに豊かな暮らしを創造します」と設立の意義を訴えました。((仮称)京都水族館の事業運営についての考え方-平成22年4月23日) 
 そこには江ノ島マリンコーポレーションと共に「質の高い業務を行います」、「『環境都市京都』のシンボルとして自然保護や環境配慮の大切さを訴え、環境教育の場を提供する『水族館』は多くの人々に生命(いのち)、動物、自然環境といった環境問題と向き合う機会を提供します」と述べられています。
 また貴職は、「(仮称)京都水族館計画、(仮称)京都鉄道博物館計画開発構想に関する見解書」(平成21年12月9日)の中で、「水族館は営利を目的とした単なるレジャー施設ではなく、『学びの施設』としての役割と水生生物の研究を行う『研究施設』、絶滅危惧に瀕する種を保存する『種の保存』の機能をも担っております。皆様の『生き物』を慈しむ貴重なご意見を参考とさせて頂き、生物が本来持つ行動特性を考えた環境を整える等、お客様だけでなく、生物にとっても等しく幸せになれるような展示、飼育方法に取り組んでまいりたい」「本計画は長期にわたる事業であり、京都市、地域の皆様とのつながりを大事にしながら、体験学習プログラムの実施等の中長期的な環境に関する取組みを行ってまいりたいと考えております」と、環境といのちの大切さを市民とともに考える「京都の皆様に愛される水族館」を強調されました。
 今回、下京・梅小路パークプロジェクトの会員が貴職にゴマフアザラシ「サニー」の死因などを尋ねた際、貴職の職員は「死因は公表しない」旨を回答されました。「死」も生命の循環の中で大切な構成部分です。貴職が、市民とともに「動物、自然環境といった環境問題」を水族館を通じて考えようとするなら、今回の「サニー」の死亡に際して、その死因などの公開は当然の事ではないでしょうか。それを通じて、私たち市民は、「いのち」や「自然」、「環境」や「水族館」について考える機会を持つことになります。私たちは頭から「死」を否定している訳でも、貴職を非難しようと考えている訳ではありません。しかし、「サニーの死」に関する情報非公開を貫こうとする貴職の対応には強い落胆の思いを抱くものです。また、私たちは、当初から京都水族館における動物たちの棲息環境について心配してきました。貴職が、彼らの棲息にとっての良好な環境を保障しているか、それを保つための技術・ノウハウを持たれているか、引き続き、危惧の念を持っている事も表明しておきます。
今回、ゴマフアザラシ「サニー」の死亡原因などに関する市民への情報の公開は、貴職が水族館設置に関わって掲げた「目的」や「意義」とも一致するものだと考えます。以下、改めて、文書で質問をさせていただきます。

ゴマフアザラシ「サニー」の死亡について
①、いつ、どのような形で死亡したか?
②、死亡原因について、現在、どのように把握しているか?また、死亡にいたる経過(健康状態など)について教えてください。
③、解剖などはされましたか?その所見について、教えてください。
④、この件について、上記の内容などを京都市や「専門家委員会」に報告されていますか?
⑤、今後の対策について、どんな対策をとられたか、教えてください。

なお、回答は、7月27日までに文書で行っていただければ幸いです。

連絡先:604-0847 京都市中京区烏丸通二条下る西側 ヒロセビル2階
市民共同法律事務所 弁護士 中島 晃

自民党「野田派」なんだ、そうだが・・・

2012年07月11日 | 日本ウォッチ
「『自民党野田派』なんていう言葉が飛び交っている」(朝日ー鳩山元首相発言)そうだ。
”社会保障推進”法案も自民党方針の丸呑みとなっている。

「朝日」は今日から「自民党、どこへー野党第一党の研究」の連載を始めたが
自・民の「権力争い」などもう見飽きた感が強い。
「ノー」という国民の審判を受けた人たちがどう組み合されても
期待できるはずはなかろう。
これら(民主党も自公も)の政権が、沖縄基地問題でもオスプレーでも、脱原発でも
国民の願うもの、現実社会のうねりと、大きくかけ離れたものになろうとしていることは明らかなのだから、
新聞は、
「対決か協力か皮算用」など表面的な連載記事でなく、
「(国民との)対決の深層を見る」特集ぐらい組めないものか。
ずれてる!

官邸前のスタンディングアピールへのマスコミの報道姿勢もそうだが、
新聞記者は、もっと、動き始めている国民の中へ入れ!
そして、この中で
新たな「国民参加の政治」について模索を開始してほしい。

ナラ枯れ防止 in京都産業大学

2012年07月08日 | ナラ枯れ
京都産業大学の生物研究会(なまけん)の皆さんと
大学林で
ナラ枯れ防止の「爪楊枝打ち込み」を行ってきました。
なまけんの学生たちのリクエストがあり
この間、学習会などしてきましたが、今日は「実習」
池のまわりのコナラは、昨年カシナガのアタックを受けており
今年は、数日前から本格的なアタックが始まっています。
数本は、集中的なアタックとなっており
放置すると、池の周辺でせっかくの景観を生み出しているコナラが消えることになります。
まだ始まったところなので「打ち込み」を行えばかなりの効果が期待できますが、
これから始まる7月の暑さで、放置すると枯死が発生します。

なまけんの皆さん、
ぜひ毎日見て回って、大学の関係者の皆さんとも力を合わせて
池の周りは、ぜひ「ナラ枯れゼロ」を実現して下さい。

本日、関電前「黄色のスタンディング・アピール」

2012年07月06日 | 原発ゼロ
6月29日に続き、本日午後5時~7時 
関西電力京都支店前で
大飯原発再稼動に対する
「黄色のスタンディングアピール」をします。
ぜひ、皆さんの原発ゼロ社会への思いを
できれば、黄色のグッズ・ボードとともに
メッセージにして(ひとこと書いて)
持ち寄ってください。

このアピールは、私たちのMLで、
「東京は官邸前で大きな抗議行動をやっている、京都もできないかなぁ・・・」というつぶやきから始まったもの。
”主催者”は、参加・応援の思いを持つ市民です。