京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

コナラは「枯死木」

2007年06月19日 | ナラ枯れ
休みを利用して、昨日書いた「北白川のコナラ」の状態を、
もう少し数字的にもきちんと把握しようと、現場に行ってきました。
ここで、カシナガが感染したコナラは8本あります。
G165、166、167、168、169、170、171、172です。
このうち、西側にあるのは、165からの6本で、
今年追っかけてきたものです。

上の写真には、前回書いたコナラでG166から168あたりが写っていますが
どんな風に見えますか?
幹が左から右上に伸びて、青々とした葉が繁っている、
のですが、実は
これは「枯死木」でした。
青々と見える葉は、木に沿って伸びているツル状の植物でした。
ということで、昨日の「生被害木」については訂正します。
(見て戴いた皆さんがおられますので、1週間は、この<訂正>とあわせて載せておきます)

下の写真は、G169です。
奥に枯れた葉がついた枝が見えますが、それです。
これは本体が谷に迫り出し、茶色の葉も残っているのでよくわかります。


ということで、「生被害木」にカシナガが侵入しているのは何故?という疑問は
とりあえず解けましたが、
今度は「枯死木」にも侵入するんだなーー
へえ・・・・?という事になりました。

昨日書いたコナラで、新たなフラスが比較的沢山見られるのは
二股の根元が太い個体でした。(続く)
コメント
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