25日、オリックス不動産は、「仮称・京都水族館の展示内容」を発表した。
本日付の各紙(京都・毎日・朝日・読売)が報道している。
「水族館・水紀行」と題したもので、
コンセプトは「水と共に、つながる、いのち」というものだ。
9のコンテンツで構成されている。
1、ウェルカムゾーン
2、海獣ゾーン
3、ペンギンゾーン
4、大水槽ゾーン
5、海洋プラザ
6、交流プラザ
7、イルカラグーン
8、山紫水明プラザ
9、せせらぎプラザ
それぞれに簡単な説明があるが、
第一印象は、自然と深く関わっていない人が、都会の目線で作ったんだなー
「つながる命」というなら、いま梅小路公園でよみがえってきている生物たちと地域住民のつながりを、こんな巨大建築物で、断ち切らないでほしいと思う。
第二章は、「波打ち際に輝く、生命の営み」「水際に海獣たちの楽園が広がる」
えっ???
水族館は、海獣の”楽園”?
第三章、「来場者は、ペンギンの街をそぞろ歩きするように、ペンギンたちと散歩を楽し」めます。ペンギンたちは、楽しいの?
第四章。最近はやりの鰯もエイも一緒に入れて、捕食者と被捕食者が追いつ追われる姿を見せ、「海の中の命の厳しさを体験」するのだそうだ。
第七章ーイルカの展示は、やっぱり「ダイナミックなジャンプを披露する」ショウとなる。
第八章は、山紫水明プラザ
「1200年の古都・京都の繁栄を支えているのは水である」との引っ張りだが、
“水族館”との語呂合わせだけのようで、無理筋。
京都の水は、北山の谷川や鴨川の水、そして京都の底を流れる地下水で十分と思うが、
なぜ、わざわざ梅小路公園に、人工の海水タンクが必要なの?
オリックス不動産は今年7月8日
京都市に「京都市土地利用の調整に係るまちづくりの関する条例」に基づき、水族館などの「開発構想」を提出
京都市民はこの「構想」への意見を7月13日から8月10日までの期間に提出したが
そこでも「水族館建設」に批判的意見が相次いだ。
事前に京都市が行った「市民意見募集」でも、7割以上が市民が反対を表明した。
山紫水明の街とか言って、京都を持ち上げてみても
そもそも、その京都市民が、梅小路公園の緑は建物など建てずにそのままにしておいてほしいといい続けている。
なのに、オリックス不動産は「計画」を押し付けようとしている。
ここに、今回の最大のミスマッチがある。
梅小路公園は、そのままの姿にしておいてほしい。
本日付の各紙(京都・毎日・朝日・読売)が報道している。
「水族館・水紀行」と題したもので、
コンセプトは「水と共に、つながる、いのち」というものだ。
9のコンテンツで構成されている。
1、ウェルカムゾーン
2、海獣ゾーン
3、ペンギンゾーン
4、大水槽ゾーン
5、海洋プラザ
6、交流プラザ
7、イルカラグーン
8、山紫水明プラザ
9、せせらぎプラザ
それぞれに簡単な説明があるが、
第一印象は、自然と深く関わっていない人が、都会の目線で作ったんだなー
「つながる命」というなら、いま梅小路公園でよみがえってきている生物たちと地域住民のつながりを、こんな巨大建築物で、断ち切らないでほしいと思う。
第二章は、「波打ち際に輝く、生命の営み」「水際に海獣たちの楽園が広がる」
えっ???
水族館は、海獣の”楽園”?
第三章、「来場者は、ペンギンの街をそぞろ歩きするように、ペンギンたちと散歩を楽し」めます。ペンギンたちは、楽しいの?
第四章。最近はやりの鰯もエイも一緒に入れて、捕食者と被捕食者が追いつ追われる姿を見せ、「海の中の命の厳しさを体験」するのだそうだ。
第七章ーイルカの展示は、やっぱり「ダイナミックなジャンプを披露する」ショウとなる。
第八章は、山紫水明プラザ
「1200年の古都・京都の繁栄を支えているのは水である」との引っ張りだが、
“水族館”との語呂合わせだけのようで、無理筋。
京都の水は、北山の谷川や鴨川の水、そして京都の底を流れる地下水で十分と思うが、
なぜ、わざわざ梅小路公園に、人工の海水タンクが必要なの?
オリックス不動産は今年7月8日
京都市に「京都市土地利用の調整に係るまちづくりの関する条例」に基づき、水族館などの「開発構想」を提出
京都市民はこの「構想」への意見を7月13日から8月10日までの期間に提出したが
そこでも「水族館建設」に批判的意見が相次いだ。
事前に京都市が行った「市民意見募集」でも、7割以上が市民が反対を表明した。
山紫水明の街とか言って、京都を持ち上げてみても
そもそも、その京都市民が、梅小路公園の緑は建物など建てずにそのままにしておいてほしいといい続けている。
なのに、オリックス不動産は「計画」を押し付けようとしている。
ここに、今回の最大のミスマッチがある。
梅小路公園は、そのままの姿にしておいてほしい。