昨日、山科区の大宅診療所で開かれた長い表題の学習会
「『エコランド音羽の杜』焼却灰溶融炉施設の性能確認試験で排水から基準値の40倍のダイオキシンを検出!緊急報告・学習会」に
報告者の一人として参加してきました。
主催は、山科区社会保障推進協議会と日本共産党東地区委員会
最初に、共産党の西野さちこ京都市議が報告
焼却灰溶融炉では事故が続出、「未熟な技術」と専門家も指摘しており
京都市の東北部クリーンセンターでも事故が起こっていること
同センターでは、当初、整備費用が1630万円だったものが
廃止される年には1億6570万円と10倍に跳ね上がり、
7年間で5億1830万円になってしまったこと
今回の焼却灰溶融炉では、1日330トンを処理する計画で
経費は年間16億円も必要であること
簡単に言えば”金食い虫”であることが述べられました。
ダイオキシンの放出は、4月14日に発生していたにも関わらず
発表されたのは4月30日
この間はひた隠しにされ、現状では原因解明に至っていないこと
京都市のゴミの最終処分地での埋め立ては
ゴミ減量の効果で埋め立て期間はあと30年に伸びており
さらに「ゴミ半減」となれば50年となり
この面からも溶融炉は不必要なこと
住民にも不安を撒き散らす「焼却灰溶融炉は稼動停止を」と述べました。
私からは、
07年に相談を受けて関わりをもった
南丹市のカンポリサイクルプラザでのダイオキシン発生問題について報告しました。
この件は、話せば長い、なかなか興味深いものですが
簡単に言えば、
当初考えられた原因(汚泥の混入量が多すぎて、熱負荷が減少、ダイオキシンが発生)
これは当たっているといえば、当たっているのですが
この「想定」に基づく試験データが全く安定せず
検討委員会も延びて、延びて
最終的には炉内の温度管理などを徹底し
法的基準を超える更に厳しい自主管理基準を設けて
やっと稼動停止が解除されたというもの
パンフレットなどを見ると
簡単に「有害なダイオキシンの心配はいりません」とか「ダイオキシンは発生しません」「ダイオキシンの発生は最小限に抑えます」などと、あちこち宣伝物で書かれていますが
それは、なかなか難しいこと
そして、この問題について、聞いたらすぐに答えを出してくれる「専門家」などいないこともよく判りました。
確かに、興味深い「原因究明」過程で
詳しく紹介できる機会があれば、また書きます。
その点で、今回も大事なことは
企業側・行政側が
徹底した「情報公開」を行うことです。
そして、住民・市民側も、知恵を出し、その情報をしっかり把握・分析・精査し
住民・市民側による科学的解明と監視を行うことです。
昨日は、このことを強調しました。
「『エコランド音羽の杜』焼却灰溶融炉施設の性能確認試験で排水から基準値の40倍のダイオキシンを検出!緊急報告・学習会」に
報告者の一人として参加してきました。
主催は、山科区社会保障推進協議会と日本共産党東地区委員会
最初に、共産党の西野さちこ京都市議が報告
焼却灰溶融炉では事故が続出、「未熟な技術」と専門家も指摘しており
京都市の東北部クリーンセンターでも事故が起こっていること
同センターでは、当初、整備費用が1630万円だったものが
廃止される年には1億6570万円と10倍に跳ね上がり、
7年間で5億1830万円になってしまったこと
今回の焼却灰溶融炉では、1日330トンを処理する計画で
経費は年間16億円も必要であること
簡単に言えば”金食い虫”であることが述べられました。
ダイオキシンの放出は、4月14日に発生していたにも関わらず
発表されたのは4月30日
この間はひた隠しにされ、現状では原因解明に至っていないこと
京都市のゴミの最終処分地での埋め立ては
ゴミ減量の効果で埋め立て期間はあと30年に伸びており
さらに「ゴミ半減」となれば50年となり
この面からも溶融炉は不必要なこと
住民にも不安を撒き散らす「焼却灰溶融炉は稼動停止を」と述べました。
私からは、
07年に相談を受けて関わりをもった
南丹市のカンポリサイクルプラザでのダイオキシン発生問題について報告しました。
この件は、話せば長い、なかなか興味深いものですが
簡単に言えば、
当初考えられた原因(汚泥の混入量が多すぎて、熱負荷が減少、ダイオキシンが発生)
これは当たっているといえば、当たっているのですが
この「想定」に基づく試験データが全く安定せず
検討委員会も延びて、延びて
最終的には炉内の温度管理などを徹底し
法的基準を超える更に厳しい自主管理基準を設けて
やっと稼動停止が解除されたというもの
パンフレットなどを見ると
簡単に「有害なダイオキシンの心配はいりません」とか「ダイオキシンは発生しません」「ダイオキシンの発生は最小限に抑えます」などと、あちこち宣伝物で書かれていますが
それは、なかなか難しいこと
そして、この問題について、聞いたらすぐに答えを出してくれる「専門家」などいないこともよく判りました。
確かに、興味深い「原因究明」過程で
詳しく紹介できる機会があれば、また書きます。
その点で、今回も大事なことは
企業側・行政側が
徹底した「情報公開」を行うことです。
そして、住民・市民側も、知恵を出し、その情報をしっかり把握・分析・精査し
住民・市民側による科学的解明と監視を行うことです。
昨日は、このことを強調しました。