京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

京都御所ー早咲きの紅梅がもう花をつけました。

2007年01月25日 | 京都
地球温暖化の影響でしょうね。
御所の紅梅が一本だけですが、もう早々と花を咲かせています。
梅園全体は、まだつぼみが膨らみ始めた状況なのですが、
早咲きの紅梅でしょうか、
この一本は、一昨日から花が開きはじめ、今は結構花をつけています。
これから御所は、梅の花の季節を迎えます。
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イズミヤへの資源ごみ持込量、12月はややダウン

2007年01月23日 | ゴミ問題
先日、伏見区のイズミヤ店頭の資源回収表を見てきました。
12月末の到達が記入されていましたが、
牛乳パックとトレー、アルミ缶は持ち込み量が11月に比べダウンしました。
9月に比べれば「かなり多い」ことには変わりませんが、トレーは10月水準です。
ペットボトルは9月比で197%、倍近くになっています。
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「レジ袋いらない」ー換わりは、スタンプカード

2007年01月22日 | ゴミ問題
先日、イトーヨーカ堂で買い物をしました。
みかんを買って、リュックがあるので「レジ袋はいりません」というと
換わりにくれたのが、写真のスタンプカードでした。
レジの人がいちいちスタンプを押してくれます。
これはイズミヤなどが
買い物カードで「プラス5ポイント」などとやっているのと比べると
手間がかかり企業にとって作業効率が悪いのではと思いました。
レジの人に、「これ、いちいち大変ですね」と話し掛けると
「そうです」との返事でした。

お客さんが少ない時はいいのですが、多くなると
手間がかかるものは出しにくいのではないでしょうか。
こうゆうところで消費者は
企業の環境への熱心度を計ってしまいます。
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東山のナラ枯れ枯死木、残さず伐採を

2007年01月19日 | ナラ枯れ
久しぶりに「ナラ枯れ」です。

昨日、京都大阪森林管理事務所に下記の申し入れをしてきました。
東山の高台寺国有林のナラ枯れ防除に関するものです。
先週、山を見てきましたがナラ枯れで立ち枯れたコナラなどが
まだ結構、山に残っています。
申入書にも書きましたが、暖冬の折
今春の虫の活動が活発化したり脱出が早まる可能性もあり
現在、侵入を受けている木の処理には万全を期す必要があります。
枯死木の伐倒処理は当初からの約束でもあり、国が完璧に行う必要があります。
生被害木の伐採も「要対処」のものは当然行うべきです。
春まで枯死木が残るなどの事態は”もってのほか”でしょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
京都大阪森林管理事務所殿
 2007年1月18日
       北山の自然と文化をまもる会(代表幹事:榊原義道)
                                    
                  
   東山での「ナラ枯れ木」を放置せず、伐採促進を求める申し入れ

 ナラ枯れ駆除に関して、以下の申し入れを行います。
 この間、東山の高台寺国有林におけるナラ枯れ被害は、貴職が進めてきた枯死木を始めとした感染木の伐倒処理と、市民団体が続けてきた「爪楊枝によるナラ枯れ駆除」活動が相乗効果を発揮し、2006年度のナラ枯れ発生を大幅に抑える効果を生み出しています。放置すれば数倍に広がる発生が、昨年以下の水準に抑制できた事態を受け、本年度のカシノナガキクイムシの発生を前に、昨年の教訓を踏まえた対策を打つことが求められています。私たち「北山の自然と文化をまもる会」など市民団体とボランティアは、2007年も引き続き駆除活動を続けていくことにしていますが、昨年の教訓を踏まえた発展的な対処を求めるものです。
こうした折、まず指摘しなくてはならないのは、ナラ枯れ被害木の放置の問題です。先日、現地を歩いてきましたが、被害にあった枯死木は全て伐採するとの貴職の言明にもかかわらず、駐車場周辺のコナラをはじめ各所で被害木が伐採されず放置されています。ご存知のように、今年の冬も暖冬模様で、当然、カシノナガキクイムシの活動時期も早まると考えられます。私たちは、アラカシなど生被害木についても伐採が必要なものがあることを述べてきましたが、当面、貴職が伐採することを明言している枯死木について、早急に処理作業に移られるよう求めるものです。現状のように、枯死木が伐採されきれず、これが新たな発生源になることは絶対に黙視できません。
東山でのナラ枯れ対処は、当然、高台寺国有林に限らず、その南北の区域での対処が求められます。同時に、昨年来粘り強く続けてきた東山でのナラ枯れ駆除活動を成功させることは、この山域の保護だけでなく、京都周辺の森林の保護育成について、市民の関心を高め、それを促進させる上でも重要です。昨年の経験を踏まえ、貴職と市民団体・ボランティアの市民がさらに大きな力を発揮すれば、この山域でのナラ枯れを抑え、東山の森を守ることは不可能ではありません。

そうした点で、以下、申し入れます。

1、東山区の高台寺国有林ですでに枯死している被害木については、速やかに伐倒処理をしてください。
2、それ以外の生被害木についても、双方の意見交換を深め、効果的で適切な対処がなされるようにして下さい。
私たち市民団体も力を合わせて、その駆除に全力をあげる決意ですので、貴職の対処をよろしくお願いいたします。                                   
以上
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ジャスコ二条店でのレジ袋有料化-当日の様子は?

2007年01月12日 | ゴミ問題
マスコミ各社でも報じられたが、10日、京都のいくつかの市民団体とイオンや京都生協、古川町商店街振興組合が「レジ袋有料化」で地域協定を締結。中身は、これらの企業や団体がレジ袋有料化を実施、また強化することに対して、行政や市民団体がその取り組みを宣伝するなど支援するという内容だ。
イオンでは、ジャスコ東山二条店で1月11日からレジ袋有料化を始めた。
この店では、昨年からずっと、昨日開始の「レジ袋有料化に協力してください」という宣伝が流されてきた。
新聞報道では、有料化前の「買い物袋持参率は約15%」。
有料化開始日はどうだったろう?
気になって、買い物ついでにレジで聞くと
「50%ぐらいでしょうか」とのこと
持参率は、一気に跳ね上がったようだ。
協定では「持参率を50%以上に引き上げる目標」だそうだが
はっきり言って、もっと高い目標を持つ必要があるのではないか。
ちなみに二条店の事前の持参率は「20%ほど」で他店よりは高いとのこと。
お店では入り口で買い物バッグが売られており、係りの人が対応されていたが、
お客さんが引きも切らずで、担当者に伺ったら
「いつもより3倍以上売れ、お客さんの”環境への関心”は高いです」とのことだった。

コメント (1)
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車社会から非車社会への転換

2007年01月05日 | 地球温暖化
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

新年から「環境」の話題が相次いでいますが、5日付の「京都新聞」に
京大教授の北村隆一さんが「歩行者主体の未来都市京都」(「私論公論」)を
のせています。
北村さんは、自分が小さい頃描いた未来都市京都は、「林立する高層ビルと
その間を縫う高速道路」だったが、
今は「道路はクルマがただ通り過ぎる空間ではなく、人々が散策し、立ち話をし、
ショウインドーを覗き込み、ベンチに一休みする場。
歩行を中心に形成されてきた京都の旧市街地が
環境負荷の小さい、持続可能な都市としてその息を吹き返す」
という京都像を描いています。
そして、別にクルマの”好き嫌い”ではなく、京都のような町の都心で、
自動車はなぜ”退場せねばならない物体なのか”を懇切丁寧に述べています。

「問題は自動車そのものではなく、その使われ方にある。自動車は、都市周辺部や
都市化していない地域など、密度の低い地域では極めて有効な乗り物である。
・・・ところが、都市中心部のような密度の高いところでは自動車はうまく機能
しない。多数の人々が同じ時刻に同じ場所に集まるのが都市である。
これは必然的に混雑を引き起こす。自動車は、この混雑をさばくのに適した
乗り物ではない。実際、道路上を自動車が運んでいる人の数は、鉄道が運ぶことが
できる人数の70分の1程度しかない。都市と自動車は、実は相性が悪いのである。」

ドアからドアへ、障害物さえなければ早いスピードで移動可能な自動車が、
その量を増やし、都心で密集した時、「量」は、その対立物に転化します。
ある時点で、便利な乗り物が、移動しにくい粘着性の強い物に変わる
液体の水が、沸騰して気体に変化することと逆なのが面白い。

いろんなことを考えます。
「閉じられた空間における環境」の認識
これまではなんということもなく消えてしまっていたものが
そうはならない、空間の相対的狭さ
石油でも石炭でも少量であれば何の問題もないのに
その量が莫大になっているのに
閉じられた空間についての認識は、”開放”のままです。
「拡散と集中」ということも考えます。
温度上昇は、分子を活性化させ、拡散を強めますが
今、私たちの周りで起こっている”活性化”は、集中化し
逆なものに、質的転化を引き起こしています。
「発展」は、「不調和」に転化しているのだと思います。
その時それを、さらなる「発展」で乗り越えようとせず
「不調和」を解く、質的に異なる対策を打つ
この一歩が、歩いて楽しめる四条通や河原町通なんでしょうね。
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