写真は、御池大橋の下のヨウシュヤマゴボウです。
この少し北での出来事でした。
鴨川ではよく野鳥にパンなど餌をやっている人を見かけます。
ハトはいつもですが、あるときはユリカモメ、そしてカモ、
カラスも来るし、トビも一緒についばんでいます。
午後、北に向かって走っている時
少し前方で、外国人が乗る自転車の前輪にトビが飛び込みかけました。
上方には、七・八羽が興奮して飛び交っています。
えっ、どうした?
次の瞬間、河岸の歩道に、ハンカチと包装紙が舞ってきました。
それを追って、草陰から姿を見せた女性がハンカチを拾い上げて
こちらに歩いてきます。
「トビですか?」
「ええ、パンを全部持ってかれました。びっくりしました。」
現場には、サンドイッチのレタスの欠片が落ちていました。
一羽のトビが、中洲に降りて、何かを食べているのが見えます。
犯人です。
以前はそんなことはありませんでしたが、最近はよくトビの被害が出ています。
私も取られかけたことがあります。
後ろから急に来ました。
気づいた時には、顔の横を大きな影がザッと通り過ぎていきました。
彼らは、上空高く旋回しながら
“美味い餌”のパンを探しています。
そして、背後の電柱や桜の木に留まって
目標を見定めたら
音もなく降りてきて
ザッと、パンやサンドイッチを奪っていきます。
私と餌を獲り合ったトビは、残念ながら左手に爪を引っ掛けただけでしたが
今日の女性は、レタスの欠片を残して完璧にやられていました。
この件は「テレビ沙汰」になったことがあります。
野鳥の会の関係者が「野鳥に餌をやってはダメ」と訴えていましたが
そのうち、餌やりは復活しています。
餌やりの人にとっては、癒される“自然との交歓”でしょうが
トビにとっては「互いに打ち解けて楽しむ」ことなどでなく
必死の餌の確保です。
<人間>=<ビニール袋>=<美味い餌>と学習すれば
人間が空にまくのを待つまでもなく、彼らが餌を奪っていくのは当然です。
餌付けされた野生の猿と人間の関係は問題になりました。
今のところ人の手から餌を奪っていくのはトビだけですが
カラスには、しっかり観察されている気がします。
この少し北での出来事でした。
鴨川ではよく野鳥にパンなど餌をやっている人を見かけます。
ハトはいつもですが、あるときはユリカモメ、そしてカモ、
カラスも来るし、トビも一緒についばんでいます。
午後、北に向かって走っている時
少し前方で、外国人が乗る自転車の前輪にトビが飛び込みかけました。
上方には、七・八羽が興奮して飛び交っています。
えっ、どうした?
次の瞬間、河岸の歩道に、ハンカチと包装紙が舞ってきました。
それを追って、草陰から姿を見せた女性がハンカチを拾い上げて
こちらに歩いてきます。
「トビですか?」
「ええ、パンを全部持ってかれました。びっくりしました。」
現場には、サンドイッチのレタスの欠片が落ちていました。
一羽のトビが、中洲に降りて、何かを食べているのが見えます。
犯人です。
以前はそんなことはありませんでしたが、最近はよくトビの被害が出ています。
私も取られかけたことがあります。
後ろから急に来ました。
気づいた時には、顔の横を大きな影がザッと通り過ぎていきました。
彼らは、上空高く旋回しながら
“美味い餌”のパンを探しています。
そして、背後の電柱や桜の木に留まって
目標を見定めたら
音もなく降りてきて
ザッと、パンやサンドイッチを奪っていきます。
私と餌を獲り合ったトビは、残念ながら左手に爪を引っ掛けただけでしたが
今日の女性は、レタスの欠片を残して完璧にやられていました。
この件は「テレビ沙汰」になったことがあります。
野鳥の会の関係者が「野鳥に餌をやってはダメ」と訴えていましたが
そのうち、餌やりは復活しています。
餌やりの人にとっては、癒される“自然との交歓”でしょうが
トビにとっては「互いに打ち解けて楽しむ」ことなどでなく
必死の餌の確保です。
<人間>=<ビニール袋>=<美味い餌>と学習すれば
人間が空にまくのを待つまでもなく、彼らが餌を奪っていくのは当然です。
餌付けされた野生の猿と人間の関係は問題になりました。
今のところ人の手から餌を奪っていくのはトビだけですが
カラスには、しっかり観察されている気がします。