昨年末、京都市が表題の会議の「市民委員」を募集していたので、下記の「小論文」(応募にはこれが必要)を送り、返事を待った。
昨日「選考結果」について、「不採用」の手紙が届いた。
そこには「応募多数につき選考の結果、誠に心苦しくはございますが、
今回は貴意に添いかねる結果となりました」と
お断りがかかれてあった。
応募多数といつもとは違うことが書いてあったので、
担当課の総合企画局地球温暖化対策室に電話をして事情を伺った。
応募者は?
「17人ありました」(これは予想以上に多かったとのこと)
市の市民委員選考委員会の構成は?
「定めはないが、市職員から4人と外部から1人」とのこと
以前に、市民運動グループから3人だけが「市民委員」公募に応じて
自主的に応募した私とKさんの二人が落選
もう1人の知り合いが市民委員になったことがあったので
今回も事情をうかがっておきたかった。
市民会議は全体で5回、
途中市民意見を聞く機会も予定されているようだが
文書だけでなく、直接意見交換できる機会をお願いしたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下は、応募の際に添付したものです。
今、「身近な地球温暖化」や京都の「ナラ枯れ」問題に取り組んでいます。京都で広がる「ナラ枯れ」に対して、私たちは、東山の高台寺国有林とその周辺、山科封ジ山、左京区の吉田山を中心に被害防止の活動に継続して取り組んできました。京都市周辺の被害は、貴船山から鞍馬山、市原、原谷、北白川から大文字山、東山一帯から伏見稲荷、そして嵐山でも始まっており、「木の文化を大切にするまち・京都」を考えた時、この問題は、ともに考えていかなくてはならない課題です。
「ナラ枯れ」は、放置すれば、ナラ菌が感染したコナラやミズナラなど感染木の多くが枯死する病気です。市民の皆さんからはなかなか見づらい山中ですが、ここでコナラやミズナラの大量枯死が起こっているのが、京都北山や東山の現状です。これらの木々は、京都周辺の森の多くをしめる樹木です。今起こっている樹木の大量枯死は、いわば京都の森の重大事態であり、この現在進行中の危機に目を向けてこそ、「木の文化を大切にするまち・京都」市民会議は生きたものになります。
私自身は、この2年間、吉田山でのカシノナガキクイムシの動向調査と爪楊枝を使った「ナラ枯れ」防止の活動を続けてきました。こうした中で見えてきている森の問題もあり、ぜひ議論に反映させたいと考えています。
(09.1.6)
昨日「選考結果」について、「不採用」の手紙が届いた。
そこには「応募多数につき選考の結果、誠に心苦しくはございますが、
今回は貴意に添いかねる結果となりました」と
お断りがかかれてあった。
応募多数といつもとは違うことが書いてあったので、
担当課の総合企画局地球温暖化対策室に電話をして事情を伺った。
応募者は?
「17人ありました」(これは予想以上に多かったとのこと)
市の市民委員選考委員会の構成は?
「定めはないが、市職員から4人と外部から1人」とのこと
以前に、市民運動グループから3人だけが「市民委員」公募に応じて
自主的に応募した私とKさんの二人が落選
もう1人の知り合いが市民委員になったことがあったので
今回も事情をうかがっておきたかった。
市民会議は全体で5回、
途中市民意見を聞く機会も予定されているようだが
文書だけでなく、直接意見交換できる機会をお願いしたい。
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以下は、応募の際に添付したものです。
今、「身近な地球温暖化」や京都の「ナラ枯れ」問題に取り組んでいます。京都で広がる「ナラ枯れ」に対して、私たちは、東山の高台寺国有林とその周辺、山科封ジ山、左京区の吉田山を中心に被害防止の活動に継続して取り組んできました。京都市周辺の被害は、貴船山から鞍馬山、市原、原谷、北白川から大文字山、東山一帯から伏見稲荷、そして嵐山でも始まっており、「木の文化を大切にするまち・京都」を考えた時、この問題は、ともに考えていかなくてはならない課題です。
「ナラ枯れ」は、放置すれば、ナラ菌が感染したコナラやミズナラなど感染木の多くが枯死する病気です。市民の皆さんからはなかなか見づらい山中ですが、ここでコナラやミズナラの大量枯死が起こっているのが、京都北山や東山の現状です。これらの木々は、京都周辺の森の多くをしめる樹木です。今起こっている樹木の大量枯死は、いわば京都の森の重大事態であり、この現在進行中の危機に目を向けてこそ、「木の文化を大切にするまち・京都」市民会議は生きたものになります。
私自身は、この2年間、吉田山でのカシノナガキクイムシの動向調査と爪楊枝を使った「ナラ枯れ」防止の活動を続けてきました。こうした中で見えてきている森の問題もあり、ぜひ議論に反映させたいと考えています。
(09.1.6)