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ウクライナが戦おうとするほど、ロシアを利しているというのがよくわかる番組でした!

2024-03-05 07:06:48 | 世間話
 近年において、戦争の勝ち方は2種類ある。

 1種類は昔からある方法で、相手の国を軍事的に攻めて降伏させる方法

 もう1種類は、近年使われる非暴力闘争を応用した方法で、相手の国に内戦・内乱・クーデターを起こさせ、現政権を転覆させ、自国の主張を認める内閣を相手国に作る方法。


 アメリカ(特にディープステート)は、前者の「昔からの方法」をとっていて、軍事力によって、ロシアと対抗し、ロシアを屈服させようとしている。ヨーロッパや日本もその方法を受け入れ、ウクライナもゼレンスキー大統領はこちらの立場に立っている。だからこそ徹底抗戦と言っている(後者に立った場合、徹底抗戦する前に大統領が殺されるから、そのような政策をとることはない)。

 後者の手法は、ジーン・シャープによって言われたらしい(100分de名著の受け売りです ^^;)
 ソ連のリトアニアや、ロシアのエリツィンなどによって行われ、

 エリツィンの推薦を受けて大統領になったプーチン氏にとって、この戦い方は間近で見て来たこと、この戦い方においては、秘密組織が重要であり、プーチン氏は、その秘密組織のKGBにいたことなどから、プーチン氏のロシアにとって、この戦いはお手の物であり、今回も、この戦い方を利用していると思われる。



 後者の戦い方の場合、ロシアの主張である、「ウクライナ非武装永世中立(ロシア領にするということは、プーチン氏は以前から要求していない)=NATO不参加」を認めさせれば「勝ち」となる。

 それには、
 ・ウクライナの一般市民に、「戦争はもう嫌だ」「徹底抗戦とか、とんでもない。そんなこというやつは大統領クビ!」と思わせて
 ・ゼレンスキー氏をクビにして、
 ・その後釜に親ソ派の大統領を置き
 ・戦争を続けたくない代表者とロシアが交渉し
 ・停戦条約に持ち込んで、「ウクライナ非武装永世中立」にする
という方法をとればよい。

 このように戦う場合、ロシアの目下の戦略目標は、「ゼレンスキー氏の支持率低下」であるということになる。



ということを前提に(かなり前の話になるけど)NHKスペシャルの
を見ると、この戦争、ロシアの思い通りに動いていって、
ウクライナが戦おうとするほど、ロシアを利しているなあ~
というのを実感で感じてしまう。



 なにが、根本的に間違えているのか・・・それは、この戦争に市民を使っていることだ。ウクライナは戦争に市民を使っている。
 ロシアは傭兵、刑務所の囚人、市民でもシベリアの人だ。


 ウクライナの場合、ウクライナの一般市民がロシア人を殺す。
 一般市民は普段は人を殺さないので、良心の呵責に攻め立てられ、戦争が終わっても、負傷すればもちろん、負傷しなくてもPTSDなどで社会復帰は難しくなる。少なくとも元には戻れない。そんな戦場に国民を送るゼレンスキー政府を国民は支持しなくなるのは当然だ(これが、ロシアの狙いだ)。

 一方、ロシアは普段から人を殺すことを生業としているプロの殺し屋である傭兵や殺人犯などを主体に、あまり人を殺しても良心の呵責のない人と、負傷したり、死亡しても、その影響がモスクワまでには(距離的に)届きにくいシベリアの人で、兵隊が構成されている。
 なので、問題は大きくならない。

 それどころか、アメリカは囚人を管理しきれなくなり、軽微な犯罪者は刑務所に送れなくなった(刑務所満員で)ので、万引きや薬物では逮捕しなくなり、社会問題となっているが、
 ロシアは囚人を戦地に送り殺すことで、この問題を解決しているため、アメリカのような問題は発生せず、治安も悪くなく、支持率も落ちていない。

 まさに、ウクライナの「市民を戦地に送り出す」という政策は、
  ゼレンスキー政府を市民の不満で弱体化させ、
  ロシアにとって何もしなくても有利に働く、
  ロシアのためにやっている?政策
 になっているのだ



 さらに、戦い方でもウクライナの戦い方は、ロシアを利している。

 ウクライナは欧米の供給を受け、各種兵器と兵隊を使った古い戦い方で戦ってている(最近、ドローンに変わったみたいだけど。このドローン戦にも2種類あり、ウクライナはダメなほうで戦っているのは後述する)

 ロシアで兵隊を使った昔の戦い方のようなことをすれば、人が死んで支持率がどんどん低下してしまうことは、わかりきったことなので、そんなやりかたをせず、地雷、ドローン攻撃などを、以前から駆使している。

 結果、ウクライナではロシアのドローンや地雷にやられて、人々が死んでいる。はじめから、”軍事用”ドローンを使えば、こんな問題は起きなかったのに、欧米の戦争屋(ディープステートとその御用聞きの政治家)と組んで戦争をやったばっかりに、本当に必要な軍事品(=軍事用ドローン)は買えず、”最新兵器”という名の時代遅れの兵器と一般市民を、最悪の方法で無駄遣いしてしまった。



 それに対しては、いやウクライナもドローンに変わった!といいたいであろうけど・・・ここで、前提知識!

 ドローンは(何種類もあるけど)戦時的にみると、大きく2種類に分かれる。

 一つは、市販のドローン。高いのは20万円ぐらい。
 これは周波数帯がサブギガ帯(920MHzあたり)かWiFiの周波数帯(2.5GHz,5GHz)を使っていて、これに対抗する技術は確立・実用化されている↓
この場合、周波数が決まっているため、この周波数に妨害電波を出せば、動作不能となる。実際↑のNHKスペシャルの放送でも、ロシアが妨害電波を出し、ウクライナのドローンが撃墜されている。


もう一種類は軍事用ドローン。軍事用の場合、↓にあるように
衛星通信を利用するものがある。
これは周波数帯も違うし、妨害電波を地上から出しても、
衛星の電波を受けるアンテナでは(指向性の関係で)カットされてしまう
可能性も高い。つまり、妨害電波作戦ではだめ。

この軍事用ドローンに対しては、高出力マイクロ波を照射して、一台一台焼き飛ばすという作戦をとる。この分野で、日本は世界をリードしている。
防衛省、「高出力マイクロ波」兵器を開発へ…軍用ドローンを無力化



 ウクライナは、↑のNHKスペシャルで「妨害電波だ」と言ってやられている点や、画像に移っているのが、どう見ても20万円程度のドローンに見えることから、前者の「市販のドローン」だと思う。

 これを、何百万台あつめても、ドローンを提供する枠組みを仮に作ったとしても妨害電波をかけられたら、終わってしまう。

 さらに最悪なのは、市販のドローンの場合、FPVという方法を使う。NHKスペシャルの中にも、どこだったかでFPVと書かれていたところがあった。
FPVとは↓
 自分がドローンの操縦席に座っているかのような感覚で操縦できます。 

っていうのは、趣味でやっている人にはいいが、戦場で人殺ししてる一般市民には苦痛以外の何物でもない。
(軍事用ドローンの場合は標的をロックオンしたら、あとは自動的に殺すまでドローンがやってくれる)
ゼレンスキー氏のやっている行為は、多額のお金を使って、ウクライナ国民を苦しめ、結果、ロシアを利しているだけなのだ・・・

 この局面をゲームチェンジするには、軍事用の衛星通信を利用したドローンをアメリカ協力の元、国内で生産する(アメリカから買ったら軍事用ドローンは莫大なお金がかかる)ことと、ドローンからの防衛装備を日本から寄付してもらうことでないと、無理だろう。

 しかし、その前に・・・
 衛星通信を使うとなると、スターリンクを使うことになるんじゃないか?
 だとしたら、ゼレンスキー氏はイーロンマスク氏に、土下座して謝らなきゃなんないだろう↓



 だが、ゼレンスキー氏はそんなことはしないだろう。

 つまり、この戦争、市民のことなんて考えてない。たぶん。

 プーチン氏はそれを読み切っているので、持久戦にでているのではないだろうか?つまり、プーチン氏、ゼレンスキー政権は早晩、崩壊するとみているのでは?

 その結果、ゼレンスキー政権の支持率は、急降下している。

 これぞ、ロシアの期待通り!!

 っていうふうに、NHKスペシャルを見て思いました。


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