昨日9月18日は、
満州事変の発端となった柳条湖事件(九一八事変)
から79年目となる日で、
一日で、中国国内では、
少なくとも18都市で反日デモが行われたのだそう。
テレビで報道される、
デモ参加の中国人の顔は、
どれも、日本に対して憎々しげに牙を剝いていますが、
これは、日本側に非はありません。
まあ、今回は、日本側から一歩踏み込んだとは思っていますが。
今回の事を、少しおさらいしてみると、
8月17日の、中国側の記事は、
『アメリカの決定によれば、
日米安保条約は釣魚島に適用されなくともよい、と
中国を刺激する事を避けた』
その後、
8月21日の『日本経済新聞』の、
「離島25島 国有化」の記事。
この中で、
「久場島・大正島に基点を置く」というのが、
中国人を刺激したようです。
ただ、日本側は、
尖閣諸島に領土問題は存在しない(ほどに明確に日本固有の領土)
という立場ですから、
これは当然の処置と言えます。
中国漁船が拿捕されてから、
9月7日の中国の報道では、
中国外務省の姜瑜(きょうゆ)という報道官が
「釣魚島及び、その付属の島嶼は、古来より中国の領土である。
我々は(日本に対し)要求する、
日本の巡視船は釣魚島付近の海域で、
いわゆる公務執行行為をしてはならず、
更に、中国漁船や人員の安全を脅かす、
いかなる行為も、してはならない。
中国側は事態の推移に細心の注意を払い、
一歩行動に出る権利を保留にする。」
と発表しました。
これが中国側の基本姿勢で、
9月10日に、日本側が
中国船船長の十日間の拘留を決め、
この拘留は延長される見込みと発表されると
中国側、11日の報道では、
報道官の姜瑜は、ヒステリックに
「日本側は、
中国側の度重なる厳正な交渉と、
断固たる反対を顧みることなく、
頑として中国船船長の法的手続き履行を決定した。
中国側は、これに対して極めて不満であり、
厳重なる抗議を表明する。
釣魚島及び其の附属の島嶼は、
古来より中国固有の領土である。
日本側のこのような行為は、
国際法と基本的な国際常識に違反するものであり、
荒唐で、非合法で、無効である。
日本側が、出鱈目勝手を続けるのであれば、
必ずや、行いの報いを受けるであろう。」
と叫びました。
この、
「荒唐で、非合法で、無効である」
という文句は、いろいろな所で流されました。
更に13日の報道では、
政府間でどのような取り決めがあったのかは分かりませんが、
中国側の発表では、
「外交部報道官 姜瑜(きょうゆ)は、
本日、中国政府が帰国させた
我が14名の漁民について、談話を発表した。
姜瑜は、
中国政府のチャーターした飛行機で、
本日、日本により不法に拘留されていた14名の中国漁民は、
無事に帰国した。
日本により不法に繋留されていた漁船も、
本日午前、中国に向けて出航した。
外交部・農業部、及び、福建省政府は人員を派遣して
飛行機に同乗させ、
世話をさせ、慰問をさせた。
日本側が不法に中国漁民と漁船を拘留するという事件が発生して以来、
中国側は度々、
日本と厳正な交渉を重ねてきた。
全中国人民と海内外の同胞は、
一斉に、
日本の不法行為を厳しく非難し、
充分に、
中国政府と人民が
本国領土と主権を守るという堅い決意を
具体的に表明することができた。
目下のところ、日本側は依然として不法に
中国船の船長を拘留している。
中国側は、再び、厳しく、懇切丁寧に、
日本側に即刻 釈放するよう促してゆく、と発表した。」
と報じました。
例え、中国側が、否定していたとしても、
中国側も、日本の固有の領土であると主張している事は、
知っているはずです。
それを、漁船を、多い時で100艘以上も、
同海域で操業させているというのは、
やはり、異常なことです。
何か、著作権問題と通じるだらしなさを感じます。
本日の『読売新聞』の報道によれば、
昨日のデモの規模は、
北京、約200人
瀋陽、数十人
上海、約30人
深玔、約100人
香港、約200人
テレビで、国旗を焼かれるなど酷い映像が流れてはいますが、
中国国内で起こるデモ・暴動は、
一説に、一日、二百件以上と言われていますし、
大規模なデモは5万人以上になります。
今回、報道官の姜瑜が、
あれだけ煽動しながら、
この規模で済んだと言うことは、
中国政府には、よほどの反省があり、
人民の中には、何か変だという思いがあるのかもしれません。
ともかく、日本政府には態度を変えず
法に従い、毅然とした態度で、
処理して頂きたいと思います。
ロシア対日戦勝記念日と北方領土問題[桜H22/8/20]
満州事変の発端となった柳条湖事件(九一八事変)
から79年目となる日で、
一日で、中国国内では、
少なくとも18都市で反日デモが行われたのだそう。
テレビで報道される、
デモ参加の中国人の顔は、
どれも、日本に対して憎々しげに牙を剝いていますが、
これは、日本側に非はありません。
まあ、今回は、日本側から一歩踏み込んだとは思っていますが。
今回の事を、少しおさらいしてみると、
8月17日の、中国側の記事は、
『アメリカの決定によれば、
日米安保条約は釣魚島に適用されなくともよい、と
中国を刺激する事を避けた』
その後、
8月21日の『日本経済新聞』の、
「離島25島 国有化」の記事。
この中で、
「久場島・大正島に基点を置く」というのが、
中国人を刺激したようです。
ただ、日本側は、
尖閣諸島に領土問題は存在しない(ほどに明確に日本固有の領土)
という立場ですから、
これは当然の処置と言えます。
中国漁船が拿捕されてから、
9月7日の中国の報道では、
中国外務省の姜瑜(きょうゆ)という報道官が
「釣魚島及び、その付属の島嶼は、古来より中国の領土である。
我々は(日本に対し)要求する、
日本の巡視船は釣魚島付近の海域で、
いわゆる公務執行行為をしてはならず、
更に、中国漁船や人員の安全を脅かす、
いかなる行為も、してはならない。
中国側は事態の推移に細心の注意を払い、
一歩行動に出る権利を保留にする。」
と発表しました。
これが中国側の基本姿勢で、
9月10日に、日本側が
中国船船長の十日間の拘留を決め、
この拘留は延長される見込みと発表されると
中国側、11日の報道では、
報道官の姜瑜は、ヒステリックに
「日本側は、
中国側の度重なる厳正な交渉と、
断固たる反対を顧みることなく、
頑として中国船船長の法的手続き履行を決定した。
中国側は、これに対して極めて不満であり、
厳重なる抗議を表明する。
釣魚島及び其の附属の島嶼は、
古来より中国固有の領土である。
日本側のこのような行為は、
国際法と基本的な国際常識に違反するものであり、
荒唐で、非合法で、無効である。
日本側が、出鱈目勝手を続けるのであれば、
必ずや、行いの報いを受けるであろう。」
と叫びました。
この、
「荒唐で、非合法で、無効である」
という文句は、いろいろな所で流されました。
更に13日の報道では、
政府間でどのような取り決めがあったのかは分かりませんが、
中国側の発表では、
「外交部報道官 姜瑜(きょうゆ)は、
本日、中国政府が帰国させた
我が14名の漁民について、談話を発表した。
姜瑜は、
中国政府のチャーターした飛行機で、
本日、日本により不法に拘留されていた14名の中国漁民は、
無事に帰国した。
日本により不法に繋留されていた漁船も、
本日午前、中国に向けて出航した。
外交部・農業部、及び、福建省政府は人員を派遣して
飛行機に同乗させ、
世話をさせ、慰問をさせた。
日本側が不法に中国漁民と漁船を拘留するという事件が発生して以来、
中国側は度々、
日本と厳正な交渉を重ねてきた。
全中国人民と海内外の同胞は、
一斉に、
日本の不法行為を厳しく非難し、
充分に、
中国政府と人民が
本国領土と主権を守るという堅い決意を
具体的に表明することができた。
目下のところ、日本側は依然として不法に
中国船の船長を拘留している。
中国側は、再び、厳しく、懇切丁寧に、
日本側に即刻 釈放するよう促してゆく、と発表した。」
と報じました。
例え、中国側が、否定していたとしても、
中国側も、日本の固有の領土であると主張している事は、
知っているはずです。
それを、漁船を、多い時で100艘以上も、
同海域で操業させているというのは、
やはり、異常なことです。
何か、著作権問題と通じるだらしなさを感じます。
本日の『読売新聞』の報道によれば、
昨日のデモの規模は、
北京、約200人
瀋陽、数十人
上海、約30人
深玔、約100人
香港、約200人
テレビで、国旗を焼かれるなど酷い映像が流れてはいますが、
中国国内で起こるデモ・暴動は、
一説に、一日、二百件以上と言われていますし、
大規模なデモは5万人以上になります。
今回、報道官の姜瑜が、
あれだけ煽動しながら、
この規模で済んだと言うことは、
中国政府には、よほどの反省があり、
人民の中には、何か変だという思いがあるのかもしれません。
ともかく、日本政府には態度を変えず
法に従い、毅然とした態度で、
処理して頂きたいと思います。
ロシア対日戦勝記念日と北方領土問題[桜H22/8/20]