社会人学生の遅れてきた学習意欲

実質的には、旅行フォトブログです

意外と速いモノレール

2007年06月13日 | バイク




大学の帰り道、彩都の本線道路をバイクで走っていたら頭上をモノレールが駆け抜けて行きました。彩都西から大日までほぼモノレールと並走する形で帰るので、「バイクとモノレール、どっちが速いか」の一人鉄腕DASH企画をしてみました。

これまでモノレールは遅い乗り物だという先入観があったのですが、意外や意外、一般的な乗用車と同等かそれ以上のスピードが出ます。高所を走るので景色の移り変わりがゆっくり見え、それが体感速度を遅く感じる理由の一つかもしれません。

万博の外周道路までは両者ほぼ拮抗しています。モノレールは公園東口駅から万博記念公園駅に入る時に大幅に減速し、また万博記念公園駅が大日方面とは逆なので往復で2kmほど余計な距離を走ることになります。本線への乗換え時間も3分かかるのでここで大幅なタイムロスです。

一方バイクは公園東口駅の脇から万博外周道路を抜け、中央環状線に合流し一路大日駅へ向けひた走ります。途中、宇野辺駅近くの下穂積1丁目交差点で約40秒の信号待ちをし、JR京都線・東海道新幹線・阪急京都線を駆け抜け沢良宜駅近くの信号でこれも約40秒の信号待ちです。

その頃やっとモノレール本線に乗換えが完了し、門真市行きがバイクを猛追しにかかります。しかし宇野辺・南茨木・沢良宜・摂津の駅間距離が短い4駅がその前に立ちはだかり平均速度は伸び悩みます。

さてバイクは最後の難所、南摂津駅近くの鳥飼和道交差点で1分の信号待ちです。ここから大日までは信号無しの一直線、目の前には鳥飼大橋が構えています。ここの直線で一気にラストスパートをかけたいモノレール。勝敗の行方は…





わずかにバイクの方に分があるようです。乗換えの時間さえなければほぼ互角の勝負になっていたでしょう。

今回はいつも通り中央環状線の車列がスムーズに流れていたのでこういう結果になりましたが、事故や道路工事があればもっと速度は落ちていたと思います。その点モノレールはよっぽどのことがない限りいつも定時運転が期待できます。

そして雨の日は絶対モノレールの方がいいに決まっています。雨の日にバイクで走るのは視界が悪くて危ないし、靴の中はもちろんのことパンツまでグチョグチョに濡れてしまいます。また並走するトラックの泥はねなど雨の日のバイクの悪い点を挙げていけばキリがないでしょう。

ここまで見事に通学ルートと交通機関のルートが一致すれども、それでもやっぱり外大⇔彩都西間と大日⇔自宅間の徒歩時間の合計30分がもったいなくてバイクに乗り続けるでしょうなぁ。