つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

意思が弱い

2020-08-26 06:33:43 | 日記
何かをやり遂げなければならない時、何かを決心しなければならない時、おいらは意思が弱いから・・
などと言い訳をすることがある。
しかし、そういう考え方は自分自身の成長を妨害するようなことだと、米国の作家のスティーヴ・チャンドラーは言う。
正しい考え方は、こうらしい。

◆意思の力は鍛えられる
 目の前に重そうなバーベルが用意されている場面を想像してみよう。
 それを持ち上げるように言われた場合、あなたは何と言って断るだろうか。
 「私には筋力がない」とは、言わないはずだ。
 そうではなく、「私にはそれを持ち上げるだけの筋力がない」と言うはずだ。
 それが、より真実に近い答えだ。
 たしかに、今はそのバーベルを上げるだけの力はないが、鍛えれば持ち上げられるようになる。

 実は、意思の力もこれと同じことなのだ。
 意思の力を鍛える第一歩は、自分に意思の力があるという事実を認めることなのだ。
 腕に筋力があるのと同じことなのだ。
 今は筋力が強くないが、それでも筋力はたしかにあり、鍛えれば重いバーベルだって持ち上がる。
 意思の力も、筋力と同じように自分で鍛えられるという事実を知るべきだ。
 意思の力は、天から降ってくるのではなく、自分で鍛えなければならないのだ。
 自分には意思の力が備わっている、それをどう鍛え、どう使うかはあなた次第ということなのだ。

 おやまあ、という感じですよね。
 たしかにそう考えれば意思の力は鍛えることは可能だし、また鍛えるようにすべきことなのかもしれませんね。
 

コロナとトヨタのモノづくり

2020-08-25 06:23:26 | 日記
名古屋のというか、日本のというか、あるいは世界のトヨタだ。
素晴らしい企業であることは間違いないが、時に協力企業(下請け企業)への厳しさが喧伝される。
しかし、世界一品質に厳しい日本ユーザーの求めに応えるモノづくり企業の一端が垣間見えた。
中日新聞の記事からだ。

◆モノづくりを極めると
 新型コロナウイルスが猛威をふるっていた4月初旬、医療関係備品が全国的に不足していた。
 医療用ガウンがなく、ゴミ袋で代用していた頃だ。
 国は、あらゆる企業にマスクや防護用品の増産を要請していた。
 生産分は、国が全量買い取りしてくれるということだ。
 名古屋の老舗カッパメーカーの舟橋社は、それに応えた。
 なにしろ在庫・販売・債権管理のリスクはゼロだから当然だ。
 しかし、いかに大正10年創業の老舗とはいえ、パートも含めた従業員は35名に過ぎない。
 フル生産しても、日産500着が精いっぱいだった。
 これでは、万単位の医療従事者にはとても行き渡らない。

 そこにトヨタから船橋社長に連絡が入る。4月14日のことだ。
 トヨタは、コロナに対する社会貢献を模索していたらしい。
 経済や金融、物流や人の動き、あるいは医療、何が目詰まりしても結局はクルマの販売にも影響するという事だから。
 4月16日には、世界中の工場を立ち上げたモノづくりのプロたち8人が、パートさんに混じって船橋社生産現場に入る。
 どんなプロであっても、自分の手を足を動かさなければ、生産の仕組みはつかめないということだ。

 詳細は記事を読んでいただきたいが、結果的に5月GW明けには生産は5000着/日 にまで向上した。
 敷地拡大せず、特段の設備投資なく生産量は10倍になったということだ。
 さらには、トヨタ協力業者6社(部品生産や縫製のプロ)が支援に入る。
 驚くことに6月には、生産量は100倍の5万着/日 となったのだ。
 モノづくりの現場とは、これほどの厳しさと効率性追求が継続しているということなのだ。
 日本のモノづくりの現場は絶対になくしてはいけない。トヨタ社長の豊田章男はそう言っているそうだ。

 長々とトヨタの礼賛みたいになってしまったが、久しぶりにうれしい記事だったなぁ・・
 

配られたカード

2020-08-24 06:24:56 | 日記
人間は誰しも、自分に配られたカードで勝負するしかないらしい。
それが現実だ。
だからこそ、今の自分が置かれている状況をただ悲しみ、自分よりいいカードを持っている人を妬んでもしょうがない。
持っていない人をさげすんだり、哀れんだりしても何も解決しない。
正しいと思われる考え方は、実業家の田中修治さんによればこういうことらしい。

◆今自分が手にしている価値を実感して活用すべきだ
 多くの一般的な家庭に育ったみんなが「幸せ」という尺度のあいまいな基準を追いかけ、いたずらに不幸だと叫ぶのでなく
 今既に手にすることができている豊かさをきちんと実感して、その価値を十分に活用すべきなのだ。
 その結果、あなたの豊かさが増せば(精神的・経済的の両面)、総体的貧困に苦しむ人たちをサポートすることもできる。
 
 自分に配られたカードを最大限に活用し努力を重ね、
 自分が成長して豊かな人生(精神的・経済的)をおくった方が人生は楽しいし、社会全体も豊かになっていくというものだ。
 だから、ことさらに不幸や不安を強調するような輩には、簡単には惑わされないようにしてもらいたい。

 なるほど、悲しいけれどそれが現実なのかもしれませんね。
 辛い時はこうかな。
 「本当にどん底なら、それ以上下がることはない。あとは上がるだけだ。」
 カードが悪いと思ったときはこうかな。
 「文句を言って生きるか、学んで生きるかは自分が決める。」
 

努力は認めない

2020-08-23 06:20:15 | 日記
なかなかにセンセーショナルなタイトルだが、注釈がある。
それは、「ムダな努力は認めない」だ。
一番偉いのは、努力しないでできた人。
次いで、努力してできた人。
努力しないでできなかった人。
一番ダメなのは、努力してもできなかった人なのだ。
そういうことには、二度とかかわってはいけないと、千田琢哉氏は教えてくれた。

◆時間と健康のみにフォーカス
 人生でこうした本当のことを教えてくれる機会は少ない。
 むやみやたらと努力の量に逃げるのは、「勤勉」という美名の「知的な怠惰」に過ぎないのだ。
 皆勤賞だの努力賞だのがそれなりに評価されるのは、義務教育までだ。
 大学受験だって、社会だって、結果を出さなければ意味をなさない。それがプロというものだ。

 人生とはつまるところ、死に向かうまでの時間をどれだけ有効に使うかで決まるのだ。
 時間を最大限に有効に活かしたければ、その方法はたったひとつだ。
 「健康を維持することだ。」
 お金がある時は、お金のありがたみがわからない。
 愛に満たされている時は、愛のありがたみがわからない。
 健康なうちは、健康のありがたみがわからない。
 どうかムダな努力をやめて、自分の得意なことに時間を使って、人生を有意義にしていただきたいものだ。

 う~ん 厳しいけれど、これが本当のことなんでしょうかねぇ・・
 だとしたら、人生ちょっと味気ないのかもしれませんよね。

強みは弱みでもある

2020-08-22 06:51:43 | 日記
ネイチャーエンジニアブロガーを名乗る亀田恭平さんという方の論が興味深かった。
生物にとって、強みは強みなるがゆえに守りの対象となり、その結果弱みともなるのだという。
普通の人は知っても知らなくても大差なさそうだが、まあせっかくだから覚えておくことにしよう。

◆イチローもそうだしオオタカもそうだ
 イチローは、ケガが少なかったことでよく知られている。
 長い野球生活の中で、故障による戦線離脱をほとんどしたことがない。
 野球は身体を直接的に使うスポーツだ。
 どれだけ身体能力に恵まれていてもそれを長期的に維持・運用できなければ結果は残せないという事だ。
 イチローは、それを適宜ケアしたり守りつつ活用し続けられたということだ。

 猛禽類のオオタカもそうだ。
 彼らは、強力な翼、カギ爪、口バシを持っている。
 これらの強みを生かして狩りをして生活している。
 だが、それらの一部でも失えば、直ちに狩りが困難になってしまう。
 強みは弱みになり得るということだ。なので、とても警戒心が強い。
 さらに強い武器を持った敵、イヌワシとかクマタカからは逃げる。
 すみ分けとも言えるが、自らの強みを守るためでもあるのだ。

 なるほど。
 人は向かい風では転ばない。追い風のときに転ぶ。とも言います。
 調子に乗りすぎないようにしましょう。