つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

未来への糧

2019-05-31 16:15:34 | 日記
人生の巧者は孔子に学ぶといいます。
岐路に立った時、揺るぎのない判断基準が手に入るといいます。
東洋思想家の田口佳史氏がその論語の一部をやさしく解説してくれました。

◆今日一日を未来への糧とする
 将来というものは、必ず過去の延長線上にあります。
 先を見通すためには、過去を丹念に調べることが必要となります。
 しかし、振り返ってばかりではしょうがありません。
 過去があるから、今があると認識したうえでさらに、今日は過去の終わりの日、であるのと同時に将来のスタートの日でもある。
 と、捉えてほしい。遠い将来のことを考える気持ちになるだろう。
 そうして、過去の延長線上にある将来を見据えて、これからの人生計画を立てる。
 その瞬間、自分の人生の過去・現在・将来を結ぶ道程が出来ることになる。
 それによって、現在の窮状のなかで見失っていた、あるいは過去に置き去りにして忘れていた目標が見えてきて、
 いま自分が何をすべきかがわかる。

 今日一日を未来への糧とするのだ。
 この視点を忘れずに生きていけば、先が見えずに思い悩むことはなくなるはずだ。
 将来を見据えていないと、今のことに汲々とするしかなくなる。
 本当に大事なことは、今を将来につなげることなのだ。

 ふむふむ、あまりにやさしく口語訳してもらったので、出典がどうだかはもう関係なくなっちゃいましたね。
 先の良く見えない将来は、実は明確に過去~現在の延長線上にあるんですね。
 それに気づけば、今のこの一瞬、毎日毎日が真剣に取り組むべき一日なんでしょうね。
 心したいものです。
 
 

 

幸せな人生

2019-05-30 18:08:25 | 日記
幸せな人生とは、どんなものなんでしょう。
そんなことは考えてもみませんでしたが、立命館アジア太平洋大学の出口学長が、こんな考えを語ってくれました。
ライフネット生命を創業された方でもありますよね。

◆幸せな人生は 知識×考える力 でもたらされる
 おいしいごはんとまずいごはん、どちらを食べたいですか。
 おいしいごはんですよね。そこで、おいしいごはんを分解すると、食材と料理法になります。
 良い食材を上手に料理したときに、おいしいごはんになります。

 人生も料理と同じ、おいしい人生は、知識と考える力に分解できます。
 ただし、良い食材ばかり集めるだけでは、おいしいごはんが作れないように、知識ばかり集めても、おいしい人生は送れません。
 料理法に相当するのが、考える力です。つまり教養とは、知識×考える力と定義すると理解しやすいです。

 知識を得る方法は、人、本、旅です。多分野の人に会って新しい刺激を受け、本を読んで知識を吸収し、新しい場所を訪れて、
 その地域の風習や価値観を学ぶ。この3つ以外に、人が賢くなる手段はないと考えます。
 教養における知識と考える力の比率は、3対7くらいが妥当です。
 考える力は、発想力と言い換えてもいいでしょう。
 ただ知識だけが豊富な人では退屈します。発想がユニークな人と話す方が何倍も楽しい。
 知識はあるに越したことはないのですが、その知識をどう料理するかの方がはるかに大切です。
 自分の常識を破ってくれる相手に、僕自身も惹かれます。

 なるほど、よくわかります。
 というか、こういった話を聞いて理解してなるほどと思う、そのことそのものが考える力につながっていくのですね。
 そして、考える力が身につくほど、幸せ感が増すということなんでしょうね。
 

おいらの婚活

2019-05-29 21:05:53 | 日記
みなさん個人の、それぞれの婚活はとても大事なことです。
だって、婚活~結婚~出産~人口動態 は、日本という国が将来どうなるかということを決定づけるわけです。
そんな訳で、おいらも真剣に考えてみました。

◆婚活を数字で検証してみると
 おいらは、なかなか将来の伴侶を得ることは出来ません。
 別にえり好みをして、特別なことを求めているわけではありません。
 しかし、賢者はこう指摘します。
 
 キミは、結婚に関して条件を付けすぎているのではないのかな。
 そんなことはないと思うけど・・・
 キミは、将来の伴侶に対して、どんなことを求めてるのかな?
 う~ん 特別なことは求めていないと思うけど・・・
 ただ、普通の人がいいかなぁ・・・

 その普通というのが、結構ハードルが高いんだけれど分かってるのかな?
 キミのいう普通というのは、どのくらいのことを言うのかな?
 それは世間の60%くらいに入っていることなのかなぁ・・・
 よし、わかった!! それを数値分析してみよう。 
 顔が世間並 ⇒ 世の中の60%
 デブではなく、スタイルが世間並 ⇒ 世の中の60%
 学歴が世間並 ⇒ 短大か大学を卒業かな、世の中の60%
 おいらだけの稼ぎでは生活が難しいので、そこそこ世間並みに稼いでほしい世の中の60%くらい。
 気立ては普通がいい ⇒ 世の中の60%くらい

 キミの言う普通の人は、世の中にどのくらい存在するのか考えたことある?
 いや、普通の人ならいいですから・・・
 キミの謙虚な?要望でさえ、比率はこうなってしまうんだぜ!!
 1×0.6×0.6×0.6×0.6×0.6=0.0776・・つまり約8%以下になってしまう。
 世の中の8%以下だけが、キミの婚活対象なんだけど、わかってるのかな?

 いや、それは困ります。もっと広い範囲から探したいです。
 賢者からのアドバイスは、はっきりしています。
 婚活に、5つも6つも条件を付けては、いけません。
 せめて、どうしても譲れない2つか3つまでにとどめましょう。
 それが結果的には、普通の幸せにあなたを導くのです。
 
 
  

 
 

トライアルの常識外れ

2019-05-28 18:55:58 | 日記
ここ東海エリアでは、正直なところトライアルの存在感はまだまだです。
新店舗には足を運んではみるのですが、正直なところその強さはあまり感じませんでした。
しかし、ダイヤモンド誌の記事を読むと、決してあなどれない将来の強さがわかったような気がします。
そんなトライアルの記事は、要旨以下の通りです。

◆トライアルが崩す四つの常識
 1.店舗運営は人力・経験・勘頼り ⇒ AI投入で効率化できる
  POSデータを基に、低売上商品の改廃をするのは当然だ。
  しかし、AIは売れていても他で代替できるものを排除し、新たな品揃えを提案できる。
  実験では、SKUを23%減らし、売上は3%増、さらに欠品率も改善した。

 2.カネも技術もないのでIT投資は無理 ⇒ 自前開発で安価なシステムづくり
  従来の小売りのIT投資とは、POSレジくらいだ。
  そして、その担当は管球等の備品を安く買うのが仕事の総務部長と、客あしらいのうまいチェッカーあがりのおばはん課長だ。
  さらに当然に、システム開発は外部ベンダーに丸投げされる。社内に技術のわかる人間が居ないのは、小売業では普通のことだ。
  トライアルは、パナソニック~シリコンバレー~ベンチャー経営の某氏が50人のAIエンジニアを指揮している。

 3.自社情報は門外不出 ⇒ メーカー・卸し・IT企業とコラボ連発
  棚割りや価格設定を秘密にするのが、小売業の常識とされてきたが。
  トライアルは、自社を核に、リテールAI研究会を立ち上げた。メーカー64社、小売り23社が参加している。
  営業中のトライアル店舗を実験場とし、POSデータも大量に無償公開している。
  それらのデータを基に、ユニチャームや伊藤忠食品は既に成果を上げている。

 4.商品販売が小売りの仕事 ⇒ 広告やデータ・システムも売れる
  140兆円の小売市場において、30%の42兆円が無理・無駄といわれている。
  その解消には、リテールAIの普及が必要だ。
  トライアルはそのシステムを他社に提供することも事業の柱としていく。
  さらには、世界に売るビジネスとしても可能だと考えている。

 ということだそうです。
 その詳細は知るべくもありませんが、素晴らしい使命感とスケール感で取り組んでいることは伝わってきます。
 小売業の未来が大きく変わるのかもしれませんね。
 他社さんですが、すごく期待して見守りたいと思います。

 
 
   

経験から離れる

2019-05-27 16:44:41 | 日記
戸田智弘さんという方が、世界の寓話を紹介してくれました。
そのひとつです。
ここでは、過去の経験や常識から離れて考えることの重要性を語ってくれました。

◆既存の論理や過去の経験から離れたところにカギがある
 ある男が家の中でカギをなくした。
 であれば、家の中でカギを探すのが道理だろう。
 それにもかかわらず、彼は家の外でカギを探していた。
 家の中は暗くて探しにくく、家の外は明るくて探しやすいからだという。

 馬鹿馬鹿しい話である。しかし、我々は彼を笑えない。
 たとえば、新規事業を始めようと思い、そのタネを探そうとするとき、自分たちにとって明るい所、
 すなわち、自分たちが良く知っている分野、動きやすい分野にアプローチしようとするはずだ。
 しかし、こうしたアプローチから、新規事業が立ち上がる例は少ないものだ。
 新規事業は、既存の論理や過去の経験が当てはまらないような領域にこそ眠っているものだ。
 これまでの常識を外れたところにあって、前例がないからこそ新規事業なのである。
 家の外の明るさの中で、カギを探す彼を笑ってはいられないのだ。

 なるほど、思い当たる節がありますよね。
 新しいことに取り組む時は、新しい場所や新しい考えでアプローチをすべきなのに、つい既存の考えの延長で進めてしまうものです。
 たしかに、そんなやり方では、本当に新しいものを見つけるのは困難なのでしょうね。
 心したいものです。
 さて、ところで、おいらが禄を食む小売業には新事業・新業態は現れるのでしょうかねぇ。