つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

「老」とは、素晴らしいことをいう

2019-04-30 19:15:55 | 日記
おいらはまだまだ老いを感ずる年ではありません。
というように、一般的には「老」とは年をとるという意味にとります。
しかし、漢字の本家中国でのもともとの意味は違うのだそうです。
今日はそんな驚きと反省です。

◆「老」とは、尊敬に足る素晴らしいこと
 中国では、「老」という言葉は尊敬の意味があるそうです。
 例えば王さんのことは、尊敬に当たる人ならば、老王(ラオワン)と呼びます。
 経験豊かで素晴らしい王さんという意味になります。
 また、教師のことは老師と書きます。
 まあ、よくよく考えてみれば日本語にも、老成という良い意味の言葉もあります。
 
 対して、若いというのは、若輩者とか若気の至りとか未熟だとかという意味です。
 したがって、年寄りが若く見られたいなんていうのは、未熟なバカ者ですと言ってるようなものなんだそうです。
 老いることがイヤだとか、じじいとは呼ばれたくないなんてことは言うべきではないそうです。
 歳を重ねたら、年齢相応の経験豊かな老人になれば良いだけの話です。
 美貌の老人とか、体力豊かな老人なんて目指すもんじゃないですよね。
 そんな無理な考えを持つことが逆に不幸感を生んでしまうのだとか。

 なるほど、いろいろと知らないことや間違った考えがあることが良くわかりました。
 令和の令も、命令の令ではなく、美しいという意味のご令嬢とか令夫人・ご令息の令でしたよね。

社外取締役

2019-04-29 21:21:34 | 日記
世の中にはどうでもよいものがあります。
その存在価値があるのかないのかよくわからないものもあります。
東証の基準による社外取締役もそんな感じです。
でも時には・・・

◆社外取締役が正鵠を打つ
 そんな社外取締役が、時には正鵠を打つことがあります。
 かっての急成長企業でこんな場面が・・・
 月次の定例取締役会後の社長さんと社外取締役との雑談です。

 社外取締役:最近の業績は成長の踊り場のような感じですね。何か問題でもありますか?
 社長さん :問題と言うほどのことではないですが、かっての強みが少し失われてるかもしれません。
 社外取締役:強みが失われてる?だったら、それをリカバリーしたらどうなんですか?
 社長さん :一番の痛手は、私の右腕ともいうべき役員の病気による退任です。
 社外取締役:病気による退任ですか、復帰は難しいのですか?
 社長さん :脳溢血ですので、もう復帰は難しいと思われます。さらに実務を担当していた彼の腹心も退社しました。
 社外取締役:ほう、その腹心の担当者はどうなんですか?
 社長さん :その担当者は結構社内に敵が多く、役員とペアでないと力は発揮できず、退社してライバル企業に転職しています。
 社外取締役:そういう人材こそ現在の弊社に必要なのではないですか?
 社長さん :いやすでに退社してライバル企業に転職していますから。
 社外取締役:社長さん。今はそんな時代ではないですよ。必要な人材は必要。真に必要ならば呼び戻せばいいのでは?
 社長さん :いやライバル企業に転職してますから。
 社外取締役:そんなことは関係ないです。適材適所と言いますよね。あなたが、必要・有能と思えば呼び戻すべきです。
 社長さん :しかし一度やめた人間を呼び戻すのは・・・
 社外取締役:そんなことを気にする必要は全くありません。他社でのノウハウを身に着けパワーアップしたと考えればよいのです。
 社長さん :なるほど、彼の状況を調べてみます。

 人材の流動化というのはこういった感じで進んでいるのですね。
 適材適所で、人材が活用されることを祈るばかりです。

社長を降りる?

2019-04-28 18:46:24 | 日記
日本経済も、まあなんとかなってるみたいです。
でも、世界中ではベンチャー企業がどんどんと興り、そしてそれらが猛烈に成長してるのだとか。
そんな中で日本のベンチャー企業でこんな動きもあるらしいです。

◆ボクもう社長を降りますのであとはよろしく
 今、東大をはじめいろいろの大学発で、これはという技術を開発しつつ起業化に向けて進んでいるプロジェクトが多数あるそうです。
 スタートアップ企業とかいうらしいです。
 ところが、この企業の社長さんの役割は多方面にわたるのです。
 つまり、本来の主業務である研究技術開発をしつつ、営業活動を行いお金を稼がねばなりません。
 さらには、開発をしつつ更なる成長を続けるためには、プレゼンをこなして新たな資金調達も進めなければなりません。
 ここまでベンチャー社長さんが忙しく、技術以外の不得手部門まで行うとなると、肝心の技術開発がスムーズには進みません。
 そこでこの社長さんは決心しました、ボクもう社長を降りますのであとはよろしく、ボクは研究開発に専念しますので・・・
 そうなんです。
 自らは、本来業務である新技術開発に専念し、企業運営・資金調達はその専門家に任せるのです。

 まあ、考えてみれば当然かもしれません。
 独創的・斬新な技術開発をできる技術系創業者が、円滑なベンチャー運営ができるかというとはなはだ疑問です。
 であれば、それらの専門家を招き社長として意思決定をしてもらいつつ、自らは開発に専念するという構図が成立するはずです。
 こうすることで、花開く技術も多数あるのではないでしょうか。
 分業化と言ってもいいかもしれませんね。
 そして見落とせないのは、ここには運営側の(社長を派遣する側の)新しいビジネスチャンスも生まれるということです。
 まさにいいことばかりのようです。どんどんこうすればいいのにね。
 あとは、それぞれが支配する株式の比率だけですよね。 

 ちょっと待ってください。
 これって、ベンチャー企業だけの話なの?
 いやいや、よく考えてみれば、いろいろなパターンが成立しそうです。
 三井・住友・岩崎・安田の時代から、資本と経営の分離は行われてきましたよね。
 そろそろ世襲の時期を迎えているわが小売業創業者も、真剣にこういうパターンを検討するのもありじゃないのかな・・・
 

ふじが見頃でした

2019-04-27 09:55:56 | 旅行
桜はもうほとんど散りましたが、津島市でふじがきれいだと聞きましたので見てきました。
愛知県内では、こちらと江南市が有名みたいです。
とても良い香りがしました。

◆津島市でふじが見頃でした
 GW前の平日なんですが、ずいぶん大勢の方々が見物していました。
 また、こんなところまで、中国や韓国の方とおぼしき方々が観光に来ていました。
 メインの藤棚に向かう途中の通路はこんな感じです。
 
 

 アップで見るとこんな感じです。
 香りに誘われて、ずいぶんとハチもいました。刺すことはないそうですので一安心。
 
 

 近くの堤防に登って、上から見下ろすこともできます。
 またちょっと違う見え方ですよね。

 

 梅~桜~藤~  と見てきました。 次はなにかな、ツツジ?芝桜?花桃?あじさい?   
 
 
 

ドラッグストアの闇

2019-04-26 21:41:26 | 日記
今日は伝聞ですので真実のほどは定かではありません。
でも、当たらずとも遠からずと思います。
そんな秘め事を・・・

◆ドラッグストアには闇があるのか?
 ドラッグストア(以下Dgs)の営業には、薬事法による規制があるそうです。
 つまり、調剤薬局の運営には薬剤師の常駐が必要です。まあこれは当然ですよね。
 いかに医師の処方箋があるとは言え、しろうとが薬を処方したら危なくてしょうがありません。これは納得ですよね。
 
 そして、調剤薬局以外の普通のDgsの営業には2種類あるんだそうです。
 1番目は、すべての市販薬を販売できる店、第一類・第二類・第三類です。これにも薬剤師の常駐が必要です。
 わかりやすく言えば、第一類は強力な薬効のある薬で、効果は高いが副作用もあります。
 それをきちんと理解して、顧客にも説明することが必要ということです。

 2番目は、第二類・第三類しか販売しない店です。
 ここは、薬剤師の常駐は必要なく、登録販売士という簡易な資格保有者で営業が可能です。
 一応筆記試験で、県知事の認可を得ますのでそれなりの知識は必要ですが、新入社員やパート社員でも合格できるレベルです。

 しかし!!
 一部のDgsは、この登録販売士すらも駐在させないまま営業してるんだそうです(この部分が伝聞です)。
 えっそれって違法じゃないの?
 そうなんです、違法です。
 でも、それはみつかった場合の話で、みつからなければいいんです。
 で、みつからないためにはどうすればいいのか?

 薬事法の管轄は、厚生労働省、県知事、保健所です。
 厚生労働大臣や知事さんが直接チェックするわけないですよね。
 保健所はお役所ですから、それをにらんだ対策を取るのだそうです。
 つまり、お役所は土日祝日・時間外は勤務しません。 
 ですからここからがキモなんですが、急速出店で登録販売士有資格者が不足するDgsは、平日の日中のみ有資格者を駐在させ、
 夜間(ここでは18時以降)とか、土日祝日には資格者なしで営業するのだそうです。
 お役所のチェックがないことを逆手にとって、こうするのだとか・・・
 ですから、資格をもつ正社員が土日祝日休みという僥倖も発生します。
 アドバイスを受けて薬を購入したい顧客にとって、はなはだ迷惑な話ですがこうしないと有資格者が足りないんだそうです。
 薬事法がザル法かもしれませんが、こんなことでいいのでしょうかねぇ?