つぶやき、遊び・仕事・日常

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ファクト分析ではない

2020-08-21 06:17:53 | 日記
新興の起業家、すなわちベンチャー企業を見出し、投資や経営の助言をして成長させ自らもその成長の果実である
キャピタルゲイン(投資差益)を得るのが、ベンチャーキャピタルだ。
そんなベンチャーキャピタルの、投資評価法が産業新聞にあり興味深かった。

◆ベンチャーキャピタルはここを見る
 ベンチャー投資は、ビジネスモデルの評価や、事業の市場規模、背景にある技術の優位性などの論理的なファクト分析が
 中心だと思っていました。
 だが、投資判断の要素100の内、60%は創業メンバーの人間性評価で決定されるそうだ。
 創業メンバーの人物評価や性格・人生観・世界観・夢などを理解し、共感することで判断を決めるということだ。

 米国西部のシリコンバレーがどんなに先端技術に優れていたとしても、レストランでの起業家たちの交流や、
 投資家との会食が、イノベーションが健全に発展するためには不可欠なプロセスともいうべきものらしい。
 人間とのアナログな交流から得られるインスピレーションを、デジタルが代替することはまだ難しいようだ。
 技術がいかに進化しようとも、オフィスでのたわいもない会話やランチでの身の上相談、飲み会での交流が必要と言うことだ。
 仕事は全て効率と生産性だけではなく、日々驚きと発見であふれていてほしいと願うばかりだ。

 ずいぶんとイメージとは違う世界のようです。
 デジタルには程遠いおいらですが、少しわかったような気がします。