つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

鬼滅の刃

2021-01-31 06:26:46 | 日記
大人気の映画、鬼滅の刃(きめつのやいば)でこんな言葉が気になった。
「どらえもん」もそうだと思うのだが、
エンターテーメントでも、良い作品と言うものは何かしら考えさせられる仕掛けがあるものだ。

◆自分の気持ちと向き合うと決めた言葉
 「選ばれた者でなくとも 力が足りずとも 人にはどうしても退けない時があります。」
 人は時として、不利な戦いが予想されていても、立ち向かう勇気や気力が出てきたりする。
 それは、おそらく誰かに期待されているときではないか。
 人に期待されているというのは、自分を信じてくれる人がいるということ。
 ここで負けると、あとで大変なことになってしまう。
 この場から自分がいなくなってしまったら、誰かが犠牲になってしまう。
 今この場を守れるのは自分だけだから、何としても食い止めなければならない。
 こうした思いが、自分の中の眠っている力を呼び覚まし、強い意志と力に変えるのだろう。
 だが、強い怒りだけでしゃにむに敵(鬼)に立ち向かっても、打ち負かされるだけだ。
 主人公は、感情任せに立ち向かうよりも、血反吐を吐くような日々の努力が必要なことに気づくのだ。
 
 どうしても退けないときでも、やはり戦い方は工夫が必要なようだ。
 まあ、見る人によって感じ方はいろいろあるんでしょうがね。
 

問題は自分にある

2021-01-30 05:59:31 | 日記
米国の作家兼コンサルタントのスティーブ・チャンドラーの語りが興味深かった。
彼は、人前で話すことを仕事にするという夢を実現したそうだ。
なるほど、なんとなくわかるような気がします。

◆問題は自分自身にあると考えるべき
 「ほとんどの場合、問題は自分自身だ。
  どんななに大きな障害や成功も、私の考え方や私のビジョン、私の期待で決まっている。」
 問題の原因が自分以外にあると思えば、創造的なアイデアも浮かばないし、問題解決する能力も失ってしまうだろう。
 しかし、私に問題があると受け止めれば、自分が解決策を立案することが出来るものだ。

 自分には生きる能力があるし、幸せになる資格も持ち合わせている。
 だがそのためには、自分をコントロールすべきだ。
 そして、自分の行動と目標達成に責任を持つ必要があるのだ。

 他人任せの人は、良くこう言う。
 そんなことは、誰も教えてはくれなかったと。
 だが、あなたが課題を達成できないのは誰かのせいではないし、あなたに必要なお金が足りないのも誰かのせいではない。
 問題は自分自身なのだ。
 問題が自分以外にあると間違って考えていると、幸せは自分以外の要因に左右されてしまう。
 課題、問題、自分に対して責任を持てばそれらは解決できるし、あなたは自由になれるのだ。
 つまりは自己責任と言うやつなんでしょね、なんとなくわかったような気が・・・
 
 

お客が自分で買う

2021-01-29 06:23:59 | 日記
物やサービスを販売するという行為は、商売の基本だ。
それらは、組織や仕組みで販売するという形態もあるし、ある個人が販売活動を担うセールスマンという形態もある。
そのセールスマンは日本ではあまり評価されないのかもしれないが、外国特に米国では賞賛の対象でもあるらしい。
それは、極めて知的で戦略的な行動だという評価からくるのだ。
達人のセールスマンは、対象商品やサービスを自ら販売促進するのではなく、「顧客が進んで購入に動く」のだという。
そんなシーンを、明大の斉田孝教授は、「人を動かす」という視点で解説してくれた。

◆人間関係の基本原則はこうらしい
 顧客が商品やサービスを購入するという場面は、セールスマンの推奨が一般的だが、実は顧客は嫌がっているものだ。
 そうではなく、顧客が自分で思いついたかのように持っていくべきなのだ。
 対象の商品やサービスのメリットとデメリット、それに使用前と使用後の変化、これらを十分説明することにより、
 そのようなより良い商品やサービスを、顧客自身が自らの意志で購入するというように持っていくべきものらしい。
 これを人間科学では、「顧客の自己主張の発露」とするそうだ。
 この商品やサービスを購入するといういいアイデアを、顧客が自分の意志で選択することで結果的に商売につながるわけだ。
 つまりは、セールスマンは相手の立場に立って、その商品が選ばれるための説明や行動をするべきなのだ。
 利点のみを並べ立ててみても、顧客の心は動かないものなのだろう。
 そしてそれができるセールスマンは、社会から評価されることとなるのだろう。

 そうなのかもしれないな。
 おいらもマイナスデータやデメリットは先に提示し、その上でお客の判断を得るようにしている。
 遠回りのようでも、結果はこちらの方が実績に結びつくような気がしますね。

ミクロの改善はマクロにはならず

2021-01-28 06:45:00 | 日記
政治や政策運用なんてことはよくわからないし、おいらからは遠い話だ。
日銀の異次元金融緩和なんて聞いても、へえそれで?なんて感じだ。
だが、政策によっては経済が大打撃を受けると聞くと、それは大変だ多少は考えなくちゃとなる。
元内閣官房参与の本田悦朗氏の解説が比較的分り易かった。

◆正しい政策は正しい時期にやるべき
 現首相のブレーンの一人デービッド・アトキンソン氏、元ゴールド・マンサックスらしいが、
 氏の主張である日本企業の生産性の低さは非効率な中小企業にあり、
 その再編や淘汰が企業効率向上のカギとの主張に、真っ向から反論する。
 ミクロの現象はそうかもしれないが、それはマクロの結果が表れ出ているもの。
 つまり、長く続くデフレこそが、将来不安から投資を控え、消費も所得も増えない原因なのだ。
 その結果が中小企業の生産性の低さが維持されてきているということらしい。

 したがって、現時点で中小企業の再編や淘汰に向けた政策を推し進めれば、失業者が増え賃金が低下する、
 人々はさらに消費を控えデフレが継続するというスパイラルが続いてしまう。
 現在やるべきことは、金融緩和を続けたうえで(低金利であれば企業が借金で倒産することは少ない)、
 財政出動し(また国の借金は増えるが)需要不足を解消する。
 それが結果的に人の命を救い、デフレ脱却にもつながっていくのだ。

 なるほど、そういうことだったんですね。
 だが、需要が回復したときに本当に国の借金を減らす方向に進むのかがちょっと心配です。
 

幸田露伴の発見

2021-01-27 06:29:48 | 日記
明治の文豪幸田露伴は数々の小説を残したが、こんな言葉も残していた。
人生における「運」を大切に考えていて、その上の言葉だ。
自らの人生を後悔しないための秘訣かもしれません。

◆失敗したらそれは必ず自分のせいと考えよ
 露伴は人生における成功者と失敗者を観察し、一つの法則を見出したらしい。
 それは、「大きな成功を遂げたひとは、失敗を人のせいにするのではなく、自分のせいと受け止めている。」
 物事がうまくいかなかったり失敗してしまったとき、人のせいにすれば自分は楽だ。
 あいつがこうしなかったから、上手くいかなかったんだ・・・
 だが、物事をこのようにとらえる人は、心は気楽かもしれないが、そこから得たり学んだりするものは何もない。

 逆に、あれはああではなく、こうすればよかった、という反省の気持ちが進歩であり前進であり向上なのだ。
 失敗や不運を自分に引き寄せて考えることを続けた人間と、他のせいにして済ますことを繰り返してきた人間とでは、
 その後の運のよさがだんだんと違ってくる、ということらしい。
 幸運不運は気まぐれや偶然のものではなく、自分のあり方で引き寄せるものなのだ。
 「失敗したらそれは必ず自分のせいと受け止めよ。」これが人生を後悔しないための秘訣だそうだ。
 う~ん おいらも全部とは言わないが、たしかに他のせいにすることもある、反省だな。