つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

世の中が見える

2020-03-31 07:53:40 | 日記
いつもの生活の中で、わかったようなつもりでいるのだが、実は正しくはわかっていないものだ。
つまり、早とちりあるいは手前みそということだ。
そんな時には、先人の言葉が参考となる。
18世紀のドイツの詩人フリードリッヒ・フォン・シラーは、こう言っている。

◆こういう気持が大事
 「チャンスは鳥のようなものだ、飛び去らないうちに捕らえよ。」
 タイミングとか、スピード感を教えてくれています。
 
「人は大きな目的を持ってこそ、大きくなれる。」
 向上心なくして成長なし、ということなんでしょうか。
 
 「考えすぎる者は、何事をも成しえない。」
 考えることは大事ですが、行動することはもっと大事です。
 
 「正義の尺度は、声の多数ではない。」
 悪貨が良貨を駆逐するのを座視してはいけない。

 「人生は退屈すれば長く、充実すれば短い。」
 おそらく充実するということは、やりたいことや目標があるということで、退屈するとは目標を見失っているということ。
 その意味で、やりがいを持ち続けることは大事なことなんでしょうね。

 おいらもささやかだが、温泉と猛禽類にフォーカスして、生活を進めていくことにします。
 その結果、見えてくるものもあるでしょうし、やるべきことも見えてくるかもしれませんよね。

成長度合いは当人比がいいらしい

2020-03-30 07:32:53 | 日記
今年の大学受験は、一部にコロナの影響もあったと思いますが、なんとか終わりました。
もうすでに、来年に向けて努力されている方々が多数いらっしゃるのでしょう。
よく「受験は自分との戦いだ」、と言います。
それは、こんな実験からも確認されているようです。

◆当人比が努力と向上につながる
 モチベーションを長期的に維持したいときは、「自分自身の進歩」にフォーカスすることで、
 楽しく効率的に努力できるようになるんだそうです。
 
 心理学者のルース・バトラーが、こんな実験で確かめた。
 中学生を無作為に2グループに分ける。
 Aチーム:他の生徒と比較して評価する、と伝えた。
 Bチーム:あなたの成績の上がり具合を基準にして評価する、と伝えた。

 テスト前に意気込みを尋ねた。
 Aチーム:「能力を示したい」「ミスを減らしたい」などと答えた。
 Bチーム:「頭を鍛えたい」「問題解決能力を高めたい」などと答えた。

 初回のテスト結果は、Aチームがわずかに上回った、だがその差はほとんどなかった。
 さらに、テストを何度か繰り返すと、Bチームの方が圧倒的に成績が伸びた。
 そして、Bチームは、「テストが楽しかった」という声も多かったそうだ。
 つまり、他人との比較よりも自分の成長度合いによって評価された方が、人は努力しやすいということのようです。
 これは、覚えておきたいことですよね。

 

スピードが分けた勝敗

2020-03-29 07:09:26 | 日記
遠い昔に世界史の授業で学んだ記憶があります。
16世紀のスペインは最強国のひとつでした。
そして、「無敵艦隊」を所持していました。
だが、当時の新興国のイギリスがこの無敵艦隊を破ったことにより、世界の覇権は移動したようです。
当時の状況はこんなだったことを知りました。
皆さんはご存知でしたか?

◆スペイン無敵艦隊、イギリス艦隊に敗北
 当時オランダは、スペインの植民地だったそうです。
 そして、そのオランダのスペインからの独立戦争をイギリスが支援していたそうです。
 そのため、スペインが無敵艦隊をドーバー海峡まで派遣し、イギリス艦隊と激突したわけです。

 結果は、無敵艦隊側の惨敗に終わったそうです。
 その理由ははっきりしていて、無敵艦隊は足の遅い大型船(白兵戦用の人員多数乗船)中心だったそうです。
 対するイギリス側は、快速の小型船が中心で射程距離の長い大砲を装備していたそうです。
 結果は明白で、遠距離から砲弾を浴びせて、無敵艦隊を次々と被弾させたようです。
 これにより、無敵艦隊は敗北を余儀なくされたわけです。
 このことは知りませんでした。

 このことを、おもいっきり簡素化すると、戦いの勝敗を分けるのはスピードにある、とも言えますよね。
 それは、ビジネスにも言えるのかも知れません。
 「今考えています」、「慎重に検討しています」、「熟慮中です」、などと言うのは、怠惰なのかもしれませんね。
 何事もスピード感を持って行うことが大事なようです。
 さらに時代は下って、日露戦争で当時世界最強と言われたロシアのバルチック艦隊を破った
 あの「天気晴朗なれども波高し、皇国の興廃この一戦にあり」の日本海海戦にもつながっていったわけです。
 歴史って、意外と面白いですよね。

国連(国際連合)は、こうだった

2020-03-28 07:46:25 | 日記
戦後生まれのおいらでも知っている。
日本は、第二次世界大戦で敗戦したし、筆舌に尽くしがたい苦労もしてきた。
なので、国連至上主義とも言うくらい、国連(国際連合)を尊んでいる。
だが、その国連の実態は、おいらも含めて実は良くは知っていないものだ。
そうではなく、社会の共通認識なのかも知れないが、受験塾の世界史講師の青木裕司氏が教えてくれた。

◆国連(国際連合)には軍事力を行使する権限がある
 国連とは、世界の平和を守るための国際組織だが、前身の国際連盟とは大きな違いがあるという。
 それは、国際連盟がナチスドイツの暴走を止められず、第二次世界大戦に至ったことの反省に立つという。
 つまり、国連には平和を脅かす勢力(国)に対して、軍事力を発動する権限が認められていることです。

 さらにその権限は、安保理(安全保障理事会)に与えられています。
 安保理の構成は、常任理事国(米・英・仏・中・ロ)と、非常任理事国で、実質的に常任理事国間の話し合いで決定する。
 なぜならば、常任理事国には拒否権があり、5か国の合意がなければ決議が出来ないからだ。
 そこまでは、まあいい。
 だが、常任理事国とはどんな国か、それはズバリ喧嘩の強い国=軍事力の強い国なのだ。
 平和を守るためには、軍事力が必要というのが国連の真意なのだ(ここ重要です)。
 このことは知りませんでした。そして、なるほどと思わされました。

 もうひとつ驚かされることがあります。
 この5か国の常任理事国は、すべて世界(ベスト?・ワースト?)の武器輸出国なのです。
 米国1位、ロシア2位、フランス3位、中国7位、英国8位だそうです。
 世界中に武器をばらまいている(販売している)国々が、安保理の決議を主導するというのは、不思議な感じがします。
 たしかに国連は必要な存在だとは思えるのですが、盲目的に追従するのは?かもしれませんよね。
 

麻雀賛歌

2020-03-27 08:20:39 | 日記
おいらは、友人達と時々やる麻雀が好きだ。
しかし、実業家の藤田晋氏(サイバーエージェント)は、その比ではないようだ。
プレジデント誌で、こんな麻雀賛歌を語ってくれた。

◆理論や期待値の積み重ねだけでは、麻雀もビジネスも勝てない
 麻雀とビジネスには、共通点が多い。
 麻雀の強いビジネスパーソンは、総じて仕事の出来る人が多いと感ずる。
 四人の人間がそれぞれの判断で打つ麻雀は、情報が多すぎるのだ。
 見えている確定情報・伏せられている未確定情報・人間心理が絡んでいるのだ。
 すべてを把握しようとしても、人間の脳ではついていけない。
 そのため、細かな情報に囚われて一番大事な全体を見落とすことが往々にしてあり得る。
 麻雀には、いい意味でのいい加減さが必要なゆえんだ。

 そういう点が、ビジネスに似ていると感ずる。
 外部環境が目まぐるしく変わる中、すべての情報を知ることは出来ないし、未来を正確に予測することも不可能だ。
 リ-ダーには、大局観で判断するしかない局面も多い。
 これは簡単なようで不安を伴うものだ。
 だが、「今ある情報の中から、可能な限り最善を選択しました。」と、いい加減にかつ自信を持って言い切らねばならない。

 という事だそうです。
 麻雀愛に溢れていますね。
 比べてみれば、おいらはまだまだです。