つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

怠惰(たいだ)は美徳?

2020-04-30 06:42:05 | 日記
怠惰(たいだ)、つまり怠けることは美徳だという論を聞いた。
それは、怠け者ほど仕事をやりたくないので、どうすれば早く効率的に仕事を終わらせるかを真剣に考えるからだと言う。
働き者は、多少の面倒臭いことがあっても体力や根性でなんとかしてしまうけれど、
怠け者ほど面倒くさがって効率のいい別のやり方を考えようとし、そこから新しい発想が生まれたりするそうだ。
う~ん 一理ありそうですね。
そういえば、ドイツ軍人のこんな言葉もあった。

◆無能な働き者には一切の責任を与えるな
 ナチス以前のドイツ軍人(総参謀長・大将)のハンマーシュタイン・エクヴォルトはこう言う。
 「有能な怠け者は指揮官にせよ。有能な働き者は参謀にせよ。
  無能な怠け者にはルーチンワークをやらせよ。無能な働き者には一切の責任を与えるな。」
 
 有能な働き者よりも有能な怠け者の方が指揮官に良いというのは意外だった。
 これは、怠け者ほど他人に仕事を任せたり、些事にとらわれずに大きな決断ができるかららしい。
 一番ダメなのは、無能な働き者で、何もすべきでない時にも(コロナ自粛中でさえ)、
 やらなくても良い余計なことをして事態を悪化させてしまうからだ。

 働き者というのは、勤勉なようでいて、実はじっくり考えることがにがてなだけのこともあるようだ。
 という事で、おいらも諸姉諸兄もここは「怠惰」で行きましょう!!

コロナ自粛

2020-04-29 06:34:43 | 日記
「人の行く裏に道あり花の山」は、株式市場でよく聞く言葉だ。
人と同じことをしていては、人より儲けることは出来ないというような意味なのだろう。
そして、この言葉を座右の銘としていたのが、実業家の市村清だ。
氏は、現在に続くリコー三愛グループの創始者で、大変なアイデアマンでもあったそうだ。
彼は、こんな言葉も残している。

◆コロナ対策にも応用できそうだ
 「仕事は(コロナ対策は)あきらめてはいけない。 
  最後の一押しが成否を決めるのだ。
  こちらが根負けしかかった時、相手は(コロナは)こちらに根負けしかかっているのだ。」
 やっつけるまでみんなで頑張りましょう。
 
 しかし、正直なところこうも自粛が続くと嫌になってしまう。
 平時には「大人にはいい休暇を取るという宿題がある」、と言うが自粛や在宅がこうも続くとねえ~
 そしてもうひとつ声を大にしたいこと。
 「日本人が一番好きな会議室は居酒屋です。」
 居酒屋での会議ができなくなって久しい、さみしいです・・・

億万長者の輩出

2020-04-28 15:31:29 | 日記
世界一、億万長者を輩出させた男だそうです。 
米国の実業家であるレイモンド・クロックです。
彼は、言わずと知れたマクドナルドの創業者です。
その彼の教えや言葉の数々はこんなだ。

◆信念と継続だけが全能である
 「マクドナルドのフランチャイジー(加盟店・FCオーナー)になるには、
  100%のエネルギーと時間を投入する覚悟が必要だ。
  頭脳明晰である必要もないし、学歴もいらない。
  しかし、マクドナルドへの情熱と、オペレーションに集中する力が必要だ。」
 たしかに、フランチャイジーは、億万長者になるものが多かった。 
 だが、クロックはこう言う。
 「私は、チャンスを与えただけだ。彼らは自分で成功に達したのだ。」

 マクドナルドの成功要因はこんなところらしい。
 価値ある商品を、低価格で、スピーディーに、清潔で居心地の良い空間で提供したことだ。
 そして、そこに情熱と執念が加わったのだ。
 「やり遂げろ。この世界で、継続ほど価値のあるものはない。
  才能があっても、高度な教育を受けても失敗する人はたくさんいる。
  信念と継続だけが全能である。」
 「未熟でいるうちは成長できる。成熟した途端に腐敗が始まるものだ。」

 ユニクロの柳井さんやソフトバンクの孫さんにも影響を及ぼした方だそうだ。
 現代日本でも、こういったビジネスが興るといいですよね。

注意資源

2020-04-27 07:14:13 | 日記
こんな概念があるとは、初めて知った。
「注意資源」とは、人間が何かに注意を払うエネルギーのことなんだそうだ。
そして、そのことを理解すると行動も変わっていくものらしい。

◆人間の注意資源は有限
 モノは持ちすぎてはいけない。どんどん捨てたりあげたりするべきだ。
 モノを捨てるのはもったいないとためらいがちだが、
 使わないモノを保管し続けて管理コストがかかる方が実はもったいないのだ。
 どんなに広い家に住んで沢山のモノに囲まれていても、人が有効に活用できるモノの数には限りがあるのだ。

 ヨガで、息を深く吸い込むコツは、いったん限界まで息を吐き切ることらしい。
 何かを得ようとするならば、今持っているモノを捨てるべきなのだ。
 空いたスペースがあれば、そのうち自然に新しいモノがそこに入ってくるものだ。
 これは、モノだけでなく情報についても同じことが言える。
 持っているモノ・コトを減らせばスッキリとした気分で生きていけるものだ。

 ということだそうです。
 たしかに、おいらもモノを多く持ちすぎていると感ずる。
 そして、情報についても、ありすぎると何というかがんじがらめになって身動きがとれない、なんてこともありそうだ。
 少しずつ実践してみたいと思いました。

Now(ノー)は、答えではない

2020-04-26 05:40:33 | 日記
世の中には、役に立つ考え方や受け止め方があるものだ。
今日は、そんなひとつを学んだ。
Now(ノー)についてだ。

◆Now(ノー)を答えと思うのではなく、質問だと考えてみるべき
 普通は、ノーと言われればそれは断りの言葉だ。
 あるいは、あなたのその考えは間違っているという回答だ。
 普通のビジネスパーソンは、それは拒絶された最終回答だと考えるはずだ。
 だが、実際のところそうではないらしい。
 ノーには、実は多くの意味が含まれているのだそうだ。
 しかし、ノーを最終回答だと考えた時点で、その後チャンスは失われてしまうらしいのだ。

 ノーというアンサーの中には、「もっと創造的になれないか」とか、「もう少し工夫はできないか」とか、
 「もう少し安くならないか」とかいう要望が含まれているのだという。
 つまり、私やあなたの提案が拒否されたのではなく、もう少し改善の余地はないのかという問いかけなのだ。

 であれば、その後の行動は簡単だ。
 もう少し創造的にしたり、工夫したり、コストダウンして再提案すれば良いだけの話だ。
 あなたの顧客や上司は、あなたを拒否しているのではなく、もう少し改善したり創造的な提案を期待しているだけなのだ。
 なるほど、こう考えれば簡単に心が折れることはないかもしれませんね。