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大人の学び

2020-08-07 05:40:31 | 日記
ジャーナリストの池上彰氏と作家の佐藤優氏が、対談の中で大人の学びについてアドバイスしてくれた。
効率的な学びと共に、残り時間(残り人生)を踏まえることの重要性をも語ってくれた。
気づかされることの多い話だった。

◆嫌いな科目はやらなくていい
 人生において知らないと致命的になるような短所は埋めておくべきだ。
 それらは、それほど多いわけではない、健康・年金・税金・経済くらいは、押さえておくべきだろう。
 逆に言えば、それら以外は必須ではないということだ。
 
 もっとも大事なことは、長所を伸ばすことです。
 比較優位の原則というやつです(自分の最も優位な分野に特化・集中すること)。
 常人は、何でもかんでもやると失敗しますから。

 小中学生の時は、短所を克服するために努力したり勉強したりしますが、大人にはまったく無意味です。
 頑張って褒められるのは、小中学校までです。
 大人は、実績・結果を出さなければまったく評価されません。

 必要な知識を身に着けるには、どれくらいの時間を要するか見極めること。時間は有限な資産なのだから。
 インド独立運動の父と呼ばれたマハトマ・ガンジーはこう言う。
 「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい。」
 
 学びは大事で、一生学び続けるものだが、残り時間を考えつつ効率的に学ぶべきものなのだろう。
 奇しくも先日の斎藤教授の「壁は越えなくてもいい」と似たようなアドバイスでした。
 参考になりました。