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安倍首相と日本語

2020-08-30 06:56:19 | 日記
おいらは、日本人なので普段から日本語を話している。
というか、それ以外の言葉は話せないし。
だがそんな日本語も、あらためてじっくりと見てみると、こんな良さがあったことにあらためて気づかされた。

◆同じようなことでもこんなにも表現に差がある
 一昨日、安倍首相が退任を発表した。
 もちろん快癒を願っていますが、これを散り際の姿とも言う。
 では、本家本元の花の終わりの姿はなんというのか。

 不勉強にして作者は知りませんが、
 「さくら散り、うめはこぼれて、つばき落つ、ばたん崩れて、舞うきくの花。」
 それぞれの花の散り際が、その特徴を実によくとらえて表現されています。
 さらに言えば、しおれるなんて言い方もありますよね。
 日本語の表現の機微は本当に細やかで、いいなぁと感じます。

 そして、インドの詩人R・タゴールは、花についてこう語る。
 「花はその花弁のすべてを失って果実を見出す。」
 バルチック艦隊を破った帝国海軍参謀の秋山好古はこう言う。
 「男の生涯において、一事をなせばいい。」
 安倍首相、お疲れさまでした。ゆっくりとお休みください。