つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

あなたにエール

2020-09-30 06:35:00 | 日記
おいらは昭和の生まれだ。
現在の年齢は一応不詳となっている。
特別若くはない、だが年寄りでもないと思っている。
日々仕事をしながら、グルメに遊びに趣味に動き回っているこの頃だ。
今日は自分のためにも、先輩諸氏にエールを送りたい。

◆みんなあなたを応援している
 「年をとるのは仕方ないが、年寄りになる必要はない。」
 米国のコメディアン、ジョージ・バーンズの言葉だ。
 生物学的な年齢はさておき、自分の行動は自分で決められるはずだ。

 なぜ引退しないのかと聞かれたら、私はこう答える。「錆びつくよりも擦り切れるほうがましだ。」
 こちらはケンタッキー・フライド・チキンの創業者カーネル・サンダースだ。
 たしかにその通り、擦り切れるまでやり続けたいものです。

 そして、作家の太宰治だ。彼は、はちゃめちゃな人生のようにも見えるが、こんな言葉を残している。
 「一日一日をたっぷりと生きていくより他はない。明日のことを思い煩うな。明日は明日自ら思いわずらん。
  今日一日を、喜び、努め、人には優しくして暮らしたい。」
 こちらは、自分自身の人生を思いのままに過ごす、でも周囲には配慮するということが伝わってきます。

 この三人は共通していると感じます。
 年齢は関係ない、あきらめるな、そして進め!です。
 実践していきたいものです。
 

 

経験は知性を鍛える

2020-09-29 07:00:37 | 日記
明大の斎藤教授が知性の磨き方について教えてくれた。
そこでもっとも効率的なのが、「読書」だそうだ。
しかし、残念なことに誰の人生も時間も有限で、自分の身体はひとつしかない。
毎日毎日読書ばかりしているわけにはいかない。
そこで、こういうテクニックが必要となるようだ。

◆「経験」が知性を鍛える
 物事を広くとらえることができて、社会的な常識があり、判断を間違えることがない。
 これが知的な人であるとすると、そこには「経験値」が非常に重要な役割を果たしています。
 「読書」と同様に、あるいはそれ以上に多くのことを学べるのが「経験」です。
 だが、ひとつしかない身体で自分が経験できることには限りがあります。

 ですから、他人の経験を自分の体験のように活かすことを考えるべきなのです。
 たとえ他人の経験でも、それがリアルであれば想像力で補うことで、
 まるで自分が体験したかのように有益なものとして吸収できます。
 そしてそのためには、人の話をよく聞くという態度が大切です。
 なにを隠そうこの態度こそが、知性ある人の態度なのです。
 直感で勝負するある種の天才ならいざ知らず、凡人は他人の経験をも自分のものとして活かすほうが圧倒的に効率的です。

 なるほど、他人の経験を自分のものとすることで知性を高めるわけですね。そりゃぁ効率的ですね。
 たしかに、科学の世界では「先行研究」をもとに、新たな研究論文を書くことが多いと聞きます。
 「巨人の肩に乗る」とも言いますよね。
 スタートラインを前にしたり、高くしたりということなんでしょうね。参考になりました。
 

新型コロナでわが意を得たり

2020-09-28 06:45:57 | 日記
実は密かに感じてはいたのだが、おいらだけの感想なのかなと言葉にするのを憚ってきたことがある。
それは、新型コロナに関する用語なのだが、昨日の新聞に全く同じ感想が載っていた。
まさにわが意を得たり、という感じだ。それは以下の通り。

◆不謹慎かも知れないが・・・
 コロナで亡くなった方々が世界中に多数おられる上、収束とはほど遠い状況だ。
 不謹慎ではないかと叱られるかも知れないが、正直な感想を述べる(記事です)。
 「濃厚接触」という言葉を初めて聞いたとき連想するのは、愛の交歓に関連する事柄しかなかった。
 そこで、自分の連想が正しいかどうか周囲に確かめてみたら、「いつもいやらしいことしか考えてないんじゃないの」とか、
 「それってセクハラよ」とか、それはもうひどい反応だった。

 さらに、自粛中のステイホームで運動不足になったら、自宅でできる「有酸素運動」を行うようにとのこと。
 おいおい、濃厚接触+有酸素運動って、ますます先ほどの連想に近づくんじゃないかい。
 もしかしたら、人類の歴史的転換点にあるかもしれないこの時期、周囲から見るとヘンな連想に囚われているおじさんだ。

 →いやぁその通りで、とても素直な感想だと思います。ぜひ他の方の感想も聞いてみたいものです。

言霊(ことだま)

2020-09-27 07:04:27 | 日記
おいらたちが普段話している言葉には、霊力が宿っているらしい。
いわゆる言霊(ことだま)で、日本人は古くから「口にした言葉は現実化する」という力を信じている。
そしてそれは当然のように、普段使う言葉にも言霊は秘められているそうだ。
こんなことを聞いた。

◆「行ってきます」に込められた力
 出かけるときに口にする、「行ってきます」と「行ってらっしゃい」という言葉。
 これは、「行ってきます」は「行って(帰って)きます」という意味なのだそうだ。
 そして、「行ってらっしゃい」は「行って(無事に帰って)らっしゃい」という意味だ。
 出ていく人も、送り出す人も言葉に力を込めているということなのだ。

 だから、悲しい話だが太平洋戦争当時生きて帰ることのない覚悟の特攻隊員たちはただ「行きます」とだけ告げたそうだ。
 そういえば、アニメの「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイは、「アムロ行きます」とだけ言っていた。
 してみると、あれは主人公の不退転の覚悟を表現していたのかもしれませんね。

 話は飛びますが、名人と呼ぶほどに経験を積んだ職人ほど「まだまでです」と言います。
 あれは、そういう言葉によって、さらなる高みを目指しているのかも知れませんね。
 言霊、大事にしたいものです。

左は右よりも劣る?

2020-09-26 06:37:24 | 日記
普通の人は、右手と左手を持っている。そして、利き腕は右手の人が多い。
そんな時、左手に対しキミは右手よりも劣っているとはたぶん言わない。
だが、「左遷(させん)」という言葉の意味を聞くと、ふうんと思わされた。

◆「左遷」は中国宮廷儀式と共に伝わったらしい
 左遷は、クビとか降格などと共に、ビジネスパーソンが最も聞きたくない言葉のひとつだ。
 しかしなぜ、左に移す(遷)ことが悪い意味になったのか。
 左遷という言葉は、中国では紀元前から使われていたそうだ。
 中国には、古くから右は尊く左は卑しいという考え方があったという。
 そのため、皇帝を迎える際にも、地位の高い者から順に右から左へと並ぶそうだ。
 つまり、並ぶ場所が左へ移される(左遷)のは、降格という意味なのだ。
 その意味で、戦いに敗れた将軍は容赦なく左遷されていたそうだ。

 宮廷儀式が中国から日本に伝来した際、この左遷という言葉も同時に伝わったというわけだ。
 ふうん そういえばその人より優れた人がいないことを、「右に出る者がいない」と言いますね。
 これも左よりも右が優れているという考えなのでしょうね。

 そして、本当に左遷されちゃったらこんな言葉はどうでしょう。
 「これでいいと思ったら終わりになる。これからと思えばいつでも始まる。」
 また今度、そのうちに右に移ってやりましょうよ。