つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

人材がいない

2019-01-31 18:09:04 | 日記
企業運営には、それなりの人材が必要なことは当然です。
で、その人材をどうするか、ということが問題なんですよね。
名古屋本社のある名門小売りチェーンの二代目社長さんは、業界の仲間の社長さんたちとの会話でこんなことを発言。
〇〇さんのところは、優秀な人材が揃っていていいですねぇ。
△△さんのところも信頼できる右腕ともいうべき方がいらっしゃるし・・・
それにくらべて、ウチには本当に人材がいないんですよ。
ちなみにこの社長さんは、東京の有名大学卒業で、きっと優秀な方なんでしょう。

◆わが社には優秀な人材がいないから成長できない?
 これに対し、〇〇社長さんは、激しく反論しました。
 この会社は、名古屋近郊の地方都市が本社で、社長さんはやはり一流大学卒です。
 年齢が少し上ですのでぞんざいですが、
 何を泣き言を言ってる! 人材というものはな、採用するものではない。 見出したり、育てたりするものだ。
 ウチだって、こんな田舎じゃぁはっきり言って、バカやカスばかりなんだぞ、
 そんな連中を育てて使いこなすのがアンタの仕事だろうに。そんな考えでは、ますます社員は育たないぞ。
 △△社長さんも追い打ちをかけ、信頼できる右腕と言われたが、能力不足を承知の上で信頼して任せた結果成長したんだと思う。
 あなたも、もっと人を信頼して任せたり、指導して育てたりしないと自分一人では何もできないぞ。
  
 件の発言の社長さんの会社はかっての地域トップ企業、〇〇社長企業は現在の地域トップ、△△は地域2位です。
 トップから、3番手以下に落ちたこの企業が再復活することはあるのでしょうか?
 天才的な経営者は別として、一般的な社長さんにとって、どんな行動や心構えが必要かわかる一事ですよね。
 
  



あなどれない店

2019-01-30 21:02:28 | 日記
最近、日経系の新聞や雑誌で、おいら(ワーク)の名前によく似た企業が持ち上げられています。
どんな風に変身を遂げたのか、久しぶりに店内をのぞいてみました。

◆あなどれない店
 たしか以前に訪れたのは数年前で、ゴム長靴と軍手を購入した時だったはずです。
 かっては、いわゆる職人さんとか作業員さんが主要客層で、実際店内客もそんな感じでした。
 無機質な店内に、作業服関係がいっぱいだったことを記憶しています。
 ところが今回、店内に入ると、あれまぁ・・・
 入口正面に、なんとトルソーにハデなウェアがディスプレーしてあるじゃありませんか。
 ずいぶん変わりましたねぇ。
 店内で、記事で取り上げられていた防寒ウェア・レインウェアを見てみました。
 防寒ウェアはカラフルな品揃えで、たしかにタウンウェアとしても着られそうです。
 レインウェアは、ゴアテックスではありませんが、耐水圧10000で、4900円でした。
 スポーツショップのノースフェイスの数分の1の価格です。
 もともと、この企業の製品は、価格と機能性に定評がありました。
 それに今回、ファッション性も身に着けつつあることが実感できました。  
 この企業のプレスによれば、この路線をさらに継続するんだそうです。
 もう今後は、作業服などとあなどれません。
 おいらの春夏のトレッキングウェアもここでチェックしてから買うことにします。
 ワーク〇〇恐るべし。
 
 
 

ローコスト経営

2019-01-29 20:26:39 | 日記
ワークの勤める会社は、ローコスト経営を標榜しています。
それ自体は、いいことなんだろうと思いますが、随所に首をかしげるようなことがあります。
今日は、それらのあれこれを・・・

◆ローコスト経営??
 ・基本、残業は認められない。
  -認めないけれど、働くのはOK・・・サービス残業ならOKということです。
 ・拘束時間は9時間30分だが、勤務時間は8時間。
  -休憩がとれてもとれなくとも、1時間30分は休憩したとみなす。
 ・年次有給休暇は6日のみ取得可能(キンスケで予定した場合のみ)。
  -それ以上の取得は、他の従業員に迷惑がかかる?ために取得禁止。
 ・掃除(クモの巣とり・ハチの巣とり・ツバメの巣とり・ワックスがけ含む)は、すべて従業員が行う。
  -手間取るならば、時間外に行う。むろん残業代はなし。
 ・規制法(建築基準法・都市計画法・消防法・食品衛生法・労働基準法・大店立地法・騒音防止法・独占禁止法・薬事法等)
  は、基本、守らない。
  -法律を守っていると、コストがかかるため。
 ・取引先への支払いは極力遅らせる
  -月末までに経理に届いたもののみ、翌月末に支払う。経理に、が重要、担当者にでは不可。
 ・自社の稟議決裁が未了の場合は支払わない。
  -これは、一理ありますが、稟議未了を理由に支払いを遅らせることが多々あり。
 ・クルマ通勤者の交通費はガソリン代の実費?
  -ここでいう実費とは、ハイブリッド車の燃費を基に算出しますので、ほとんどの人が赤字となります。
 ・退職金制度はありません。
  -前払い退職金として、給与に含まれていることになってるらしいですが、給与はとてもプラスにはなってません。
 ・ボーナスは、会社の利益状況と、社長の思い付きで決まります。
  -極端に高い利益目標は、当然に達成できませんので、ボーナスはいつも低水準です。
 ・バイヤーは消費税込みの価格で商談すること?
  -??意味不明ですが、取引先の中には、これで消費税分を間違えて取引するケースがあるのでしょうか?
 ・予算を達成したら利益分配金(決算賞与)を支給する。
  -予算が前年比130%とかですから、一度も達成したことがありませんので、支給はなし。

これらをいろいろと書き連ねていてわかったことですが、わが社のローコストは、自社で工夫をして行っているものはなく、
すべて、他社や、他人や、従業員にその負担を押し付けているように感じられます。
こういった行動は、単にコストを他人に押し付けてるだけなんじゃないでしょうか?
いろいろと考えさせられる数々です。
 
 
 
  
 

段取り八分

2019-01-28 18:16:00 | 日記
昨日は、「百里の道のりは九十九里をもって半ばとせよ」とつぶやきました。
99%まで達成しても、まだ半分しかできていないという慎重な心構えが大事という意味合いですよね。
今日は、その反対の意味合いの言葉をつぶやきます。
これもワークの好きな言葉です。

◆段取り八分
 これは、物事というか、課題を実行するにあたっては事前準備が一番大事であり、
 それがきちんとできていれば、課題はもう八割がた達成したも同然という意味でしょうか。
 課題や目標、それに業務を達成するには、完成形をイメージし、それに向かったロードマップをきちんと描いてから取り組むべし、
 ということなんでしょう。
 でも、ここでいう事前準備とは、ただ単に計画を立案しておくだけではなく、途中で発生するであろう障害の数々について
 それらに対しきちんと対応策を練っておくということなんでしょう。
 また、障害の数々には、残念ながら事前準備を凌駕する、いわゆる「想定外」の発生もあり得ます。
 「想定外」のことを想定しておくというのは、非論理的なのですが、少なくとも「想定外」の障害が発生しても
 右往左往することなく、障害に対峙できる準備をしておくべきなんでしょう。
 そういうことが漏れなくできていれば、これはもう課題を達成したも同然ということなんでしょうね。
 
 「言うは易く、行うは難し」ということは百も承知ですが、こういった心構えや事前準備を心掛けたいものです。
 
 
 
 

くじゅうくりをもってなかば

2019-01-27 17:54:10 | 日記
ワークの好きな戒めの言葉です。
これはおそらく、目標や業務の完了まで、気を緩めたり油断したりするな、という意味だと思います。

◆百里の道のりは、九十九里をもって半ばとせよ!
 人は、完成まで99%までに近づいたら、もう終えたような気持になりがちです。
 そこに油断が発生し、失敗したり、逆転を喫しがちです。
 そうではなく、99%まで達しても、まだ半分しか来ていない、という慎重さが必要ということでしょう。
 大坂選手もマッチポイントを得てから、何度も危ない状況を迎え、そして勝利を掴みましたよね。
 油断大敵、油断大敵。
 ついでに、もうひとつ似たような戒めをあげておきましょう。

◆気を付けて降りなさい
 あるところに、木登りの大変な名人が居ました。
 それは見るものをことごとく驚かせるほど程の巧みさとスピードで、まさに猿並みというべきほどでした。
 その名人のもとに、向上心の高い村一番の木登り上手の若者が教えを乞いに参じました。
 そして、鎮守の森の三本杉の真ん中の一番高い杉の木に実地に登ることにしました。
 名人は、若者の装備や準備を見ても何も言いません。
 登り始めてもあいかわらず何も言いません。
 若者はとうとう杉の木のてっぺんまで登り、幹がしなるほどですが、名人はやはり何も言いません。
 若者は仕方なくするすると巧みに降り始め、丁度その光景を見守る人々の目線の高さまで降りてきたとき、突然!!
 「危ないから気を付けて降りよ!」と、名人が声を掛けました。
 そうなんです。
 はるか高みの木に登っている時には、当然危険なので慎重に行動しています。
 でも、もうまもなく地上という、目線の高さまで降りたときに、危険だから今一度慎重になりなさい。
 と、声を掛けたのです。
 これが名人と呼ばれる人の極意なんでしょね。
 見習いたいものです。