水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

12月26日

2013年12月26日 | 日々のあれこれ

 冬期講習の最終日。休みが何人かいた。
 やっぱりね。出欠をとらない授業で、しかも希望制だからね。
 この状況下で申し込んだ子全員が休まず参加する学年はちょっと作れないと思う。
 ま、ほんとに百%出席だったら気持ち悪い気もするし。
 むしろ自分の高校時代などを思うと、ほんとにみんなよく通ってくると感じるくらいだ。
 とにかく休まずに来れるかどうかは、何かをやれるかどうかの大きな分岐点であることは間違いない。
 類い希な能力をもっていても、やるかやらないかにムラのある子は大成できずに終わることが多くて、職員室で「あいつは力あるんだけどなあ、もったいないなあ」と噂になるタイプだ。
 ひょっとして自分て、昔そうだったのかな。「素直にちゃんとやればいいもの持ってるんだけどなあ」とか言われたのではないだろうか。うん、きっとそうに違いない。よし、遅いかも知れないけど、これから頑張ろう。
 「あと一ヶ月本気で勉強したら、とんでもなく伸びるよ」って、昨日の個別相談でも語ったりしたので、その言葉そっくり自分にかえしてみよう。

 そして部活にも。今日、学校での練習は今年最後だった。全員来てたのが一番よかった。
 新人戦、ニューイヤーまで日がないようだけど、本気でやれば時間はある。
 練習後、定演の曲決めを幹部とミーティングした。残された時間を考えると、これから大曲を追加していくのは大変だけど、でもやったらできそうな気がする。定演でチャレンジしなかったらいつするのだ、という勢いでつめていきたい。
 明日、立教新座さんの定演にみんなででかけるので、参考になるところはいい意味でどんどんぱくってしまいたい。

 今年も終わりか … 。
 今年観た映画の主演女優賞を、先日麻生久美子さんに贈呈したが、「麦子さんと」の堀北真希さんのお仕事ぶりも絶品だった。どんな役でも、必ず一定以上の結果を出すという意味で、この女優さんは今トップなのではないだろうか(作品についてはあらためて書きます。まちがいなく今年のベストです)。
 ということで、夏帆さん(「箱入り息子の恋」)、前田敦子さん(「もらとりあむタマ子」)、麻生久美子さん(「馬車馬さんとビッグマウス」)、堀北真希さん(「麦子さんと」)が、女優賞に決まりました。
 これって、みんな「ダメダメ」な役じゃないか。ダメ女(じょ) … みたいな言葉ってあるかな。
 イタ女とか言う? みんなタイプは異なるが、どこにでもいそうなイタさ、ダメさがリアルに描かれていた。
 でもどこか憎めずに(これは彼女たちのビジュアルにもよるところが大きいのはイナメナイ)、愛おしい存在であり、二時間のなかで描かれる成長ぶりを観て心が和ませられる。
 たとえば自分も、一週間とか一夏とか半年とかの暮らしのいくつかの場面をきりとって、二時間に編集したなら、作品ぽくなるのではないだろうか … 、なんてことを観る人に感じさせられるような作品群だった。
 

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