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水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

城北埼玉中学高等学校吹奏楽部

2014年06月15日 | 演奏会・映画など

 城北埼玉さんの定期演奏会は、彩の国さいまた芸術劇場の音楽ホールで行われた。
 イベントではなく音楽をやる会場としては、自分が知っているかぎりでは埼玉で一番いいホールではないだろうか。しかも駅から歩けるし、駐車場もある。きれいだし。いいなあ。
 客席数約600席のホールは、吹奏楽の大きな団体が演奏するには、客席的もステージもやや手狭感があるかもしれないが、20~30人といったバンドにはちょうどいいのではないか。
 それぐらいの規模で運営しているバンド、つまり中学校は多く見られるバンドが、じゃこの音楽ホールを借りられるかというと、使用料金などもふくめてなかなか難しい面がある。
 バンドの規模や実力にほどよく適合した会場で演奏を行えているバンドは、意外に少ないのかもしれない。
 うちも、せっかく大ホールを借りられてるのだから、もう少し鳴るバンドにならないといけないし、集客もワンランクあげないといけないのだ。
 そういえば、先日うかがった巨大なバンドの演奏会はソニックシティの大ホールだった。2500席のハコで昼夜二回公演して完売する団体で、あとで話をきくと中身の充実ぶりもすごかったらしい。(行ったんじゃないの?)実はその日、受付で座席券をもらってその席に座っていたら、女性のグループの方がみえて、そこは自分の席ですとチケットを提示される。このキャパの会場で、顧問の先生お一人で座席交換方式をやってたら、そういうことも起こりうるな、今回は縁が無かったのだなと思い、会場をあとにしたのだった。運営方法まで含めて、規模にあわせた会場を使ってはじめて多くのお客さんに満足感を与えるのだろう。
 城北さんの演奏はそれにしても、ほんとにずいぶん昔から聞かせていただいているが、今最も充実していると言ってもいいのではないだろうか。1部で演奏してたのは25人だったかな。
 客席の最後方までしっかり鳴り響いてとどいてくる。音楽性の高い3年生たちがよくバンドをひっぱっている。
 1部が終わった瞬間に、会場にいる本校メンバーをつれて帰り、練習したくなったぐらいうまかった。
 2部の脚本やお芝居からも、彼らの才能が十分に発揮されていた。先日は慶應さんとの合同練習に刺激を受けたが、がんばれば歩いて行き来できる(けっこうがんばらないといけないけど)城北さんとも、また一緒に練習させてもらいたいと思った暑い一日だった。

コメント (2)
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