春は新しいことを始めたくなる季節。
以前から興味のあった薬膳の一日体験講座を受講してみました。
薬膳というと薬草などが入っていてあまり美味しくないイメージがあり
ますが、レシピ例がどれも美味しそうで、普段食べている食材の組み合
わせで家庭でも気軽に薬膳を楽しめることがわかりました。
ちなみに春は肝にトラブルが起きやすく、肝は青い食材と酸味を好むの
で青菜や青魚・酢の物を食べると良いそうです。しめ鯖は青魚+酸味の
完璧な春の薬膳なのだとか。なるほど。
ぼんやりした頭でも、食べ物のことはスイスイ入ってくるみたい（笑）
興味あることを学ぶのは楽し～い！
会場近くの天満橋は桜が満開でした。
土曜日、ひとり京都へ。
梅田から阪急電車に乗り烏丸下車。
錦市場近くの「冨美家」さんで名物の鍋焼きうどんを食べ、京都文化
博物館で目的のターナー展を鑑賞。
好きなお店を覗いたりしながらプラプラ歩き、歩き疲れて鴨川近くの
「かもがわカフェ」へ。お茶を飲みながら友人に葉書を書いたり本を
読んだり。
河原丸太町にあるお気に入りの本屋さん「誠光社」で本を物色。
鴨川沿いをのんびり歩き、木屋町で高瀬川の桜を眺めたり。
京都は時間の流れがゆっくりでいいなぁ。
寺町通り「しののめ」さんで買った春限定の桜じゃこ。
刻んだ桜の葉が入っていて、ほどよい塩味で美味し～い！
穏やかな春の一日、京都満喫しました。
＜今週読み終わった本＞
風神雷神[雷の章]／柳広司
ぬるい生活／群ようこ
喰らう読書術／荒俣宏
金曜日の本／吉田篤弘
吉田篤弘さんは好きな作家ですが、作品によって当たりハズレの差が
（あくまで自分の好みの中での）大きいので、毎回「どっちかな？」
とちょっとスリリングな気持ちで読み始めます。
で、これは大当たり！
少年時代の思い出を綴ったエッセイ。
「つむじ風食堂の夜」「それからはスープのことばかり考えて暮らした」
等の小説につながるような雰囲気が好きだなぁ。
土曜日、ジャズ教室のイベント＆Ｎちゃん送別会。
唯一の20代でアイドル的存在のＮちゃん。
2年間の大阪での仕事を終えて４月から福岡へ戻ることになり、教室を
離れてしまうのでとっても寂しい～。
見目麗しく性格よく、賢く、気配りができ、ピアノが上手。
人あたり柔らかく、でも自分の意見もしっかり持ち、行動力もある。
世の中にこんな完璧な女の子が本当にいるんだなぁ！
そんな驚きと尊敬と。
Ｎちゃんのピアノも大好き。
心から音楽を楽しんで弾いているのが伝わってくる、ご機嫌なピアノ。
聴くたびに幸せな気持ちになりました。出逢えてよかった。
サプライズでみんなから歌のプレゼント。
松村和子さん「帰ってこいよ」を替え歌にして、３番まで大合唱。
帰ってこいよ、帰ってこいよ、帰ってこいよ～♪
Ｎちゃん大泣き。
それを見てみんなでもらい泣き。そして最後は大笑い。
涙と笑いの送別会。
こんなに楽しいジャズ教室は他にないよね。
だからＮちゃん、早くまた大阪に、帰ってこいよ～！
＜今週読み終わった本＞
シェイクスピア＆カンパニー書店の優しき日々／ジェレミー・マーサー
たべもの九十九／高山なおみ
好きな料理家のひとり、高山なおみさん。
久しぶりに著書を読んだら、いつのまにか神戸に移住されていて
ますます身近に感じました。
食べ物から引き出される記憶。
「あれから50年近くが過ぎ、中村屋さんの焼きそばはもうその建物ごと
なくなってしまったけれど、紺色ののれんをくぐってすぐ左の席に、
3人で向かい合わせに座って食べたあの日のことは、絵はがきの絵のよ
うに覚えている。茶色い麺によく映えていた、目玉焼きの黄色さまで。」
私にも“絵はがきの絵”のように覚えている、食べものにまつわる子供
時代の思い出があるので、この感覚すごくよく分かります。
…というか、子供の頃の思い出ってほとんど食べ物の記憶かも（笑）
先日近所を歩いていたら、中学校の校舎から歌声が。
卒業式の合唱かな？思わず足をとめて聴き入ってしまいました。
真っ直ぐピュアな歌声に、なんだか胸がいっぱいに。
中学の卒業式、私の時は「旅立ちの今たしかめあって」を歌ったなぁ。
別れが辛くてみんなで泣いたのも、もう30年以上前の遠い昔。
雪どけ時期の、汚れた道路と春の匂い。
卒業式の思い出とどこか切なさを伴って記憶されている、３月の風景。
雪の降らない土地では、雪どけ期の“春の匂い”もしない、という当然
の事に北海道を離れて初めて気がつきました。あれは北国特有のもの
だったんだなぁと。
関西の春は、陽気。
春をとびこえ一気に初夏のような暖かさを嬉しく思う反面、とけた雪で
グチャグチャに汚れた道路、冷たい風に春の匂いのする北海道の春を
恋しく思ったりもするのです。
＜今週読み終わった本＞
おらおらでひとりいぐも／若竹千佐子
塑する思考／佐藤卓
風神雷神[風の章]／柳広司
セカンドライフ、はじめてみました／bonpon
退職を機に長年暮らした秋田を離れ、仙台でセカンドライフを始めた
６０代夫婦の衣食住にまつわる本。
将来どこに住むかはまだ全然考えていないけれど、今よりダウンサイ
ジングしてコンパクトに暮らしたいと思っているので、人生の先輩達
のこうした暮らし方の本にはとても興味があります。
髪を染めない白髪のオシャレもステキ。
書道のＹ先生と書道仲間のＫさんが家に遊びに来てくれました。
生粋の関西女子２人、家に着くなり『建もの探訪』の渡辺篤史さんの
モノマネをしたり、女優が暮らしている体でコントをしてみたり（笑）
どうしてそんなに面白いの～！もうずっと笑いっぱなし。
書道で出会って３年になりますが、３人共通してインテリアと雑貨が
大好きと分かり新たな発見が！次回は大阪でインテリア雑貨とカフェ
巡りをしようと盛り上がりました。そんな時もモノマネする２人（笑）
ますます面白くなりそうな、関西生活５年目の春です。
先日ジャズ教室の数人で話していて、断捨離が話題に。
私以外の全員が捨てられない派で、みんな共通して一番多いのが洋服
だという。「何年も着ていない服とかないの？」と聞かれました。
そう言われてみると…
シーズンごとに見直して、その都度処分したりリサイクル店へ持って行
ってるから着ている服しかないなぁ。何年も着ていないのって喪服くらい。
稼働率ほぼ100％かも？
ものすごく驚かれて「断捨離の師匠！」と呼ばれました（笑）
「話を聞いて片づけたくなった」と言ってもらえたのが、嬉しいっス！
で、春の断捨離。
２０年近く使ったキッチンワゴンを処分しました。
あとは洋服数点を手放して収納を見直し、衣類を入れていたキャビネット
ひとつを空にしてキッチンへ。見た目も以前よりスッキリしました～。
モノは少なく、髪は短く、シンプルが好き！
＜今週読み終わった本＞
かるい生活／群ようこ
卵を買いに／小川糸
デカルトの憂鬱／津崎良典
「我思う、ゆえに我在り」のデカルトについて書かれた本。
難しくて理解できない部分はスーッと読み飛ばし、考え方のヒントに
なりそうな箇所には付箋を貼りながら…ようやく読了。
結果、付箋いっぱいに。
～本文より～
自分の能力では二進も三進も行かないことは、生きていれば当然出てくる。
しかし、そのような場合でも、自分にとって何かポジティブな意味がある
かもしれない、そこから次の一手のための教訓が得られるかもしれない、
そのような心構えで日々を過ごせ。自分の人生にとって無意味な出来事な
んて一つもない。
たびたび読み返してみよう。
春めいて、３月。
山王美術館『藤田嗣治展』を見に張り切って大阪難波まで出かけたら、
なんと休館日！土日に休館とは思ってもみなかった…トホホ。
ここで「今日はついていない」と思うと本当にそうなりそうな気がし
たので、春の服リサーチに方向転換して一人ウキウキ難波ウォーク。
そして出合ってしまった、、、探していたスカートに！
色デザイン素材、どれもが欲しかったスカートのイメージにピッタリ。
もしかして今日はめっちゃついている日かも～（笑）
ひな祭りの食卓。
穴子ちらし、菜の花ごま和え、うしお汁(あさり)
茶碗蒸しはスがたってしまったけれど、桜の塩漬けを入れたらほんのり
桜の味がしてgood！ただ、もう少し華やかさがほしかったような…？
