超久しぶりに夜のお出掛け。
ジャズ仲間３人で今年新しくできたタグボート大正へ。
京セラドーム近くの尻無川の河川敷にできた複合施設タグボート大正。
レストラン、カフェ、フードホールなど１６店舗が入り、Ｔさんオススメの
船上レストランで美味しいイタリアンをいただきました。
食事中にグラッときて、しばらく揺れた時は「めまい？」「地震？」と思って
ドキッとしましたが、そうかここは船の上！ゆら～り揺れます～。
食後はテラスで涼みながら１杯。
お酒のかき氷（白桃味）というのを食べてみたら、氷の段階ではさほどお酒を
感じなかったのに、溶けたら急にお酒の味が濃くなってきて（そりゃそうか～）
酔いがまわりそうで残してしまいました。
ライトに照らされた夜の川べりの景色がキレイだったなぁ。
夏の終わりの楽しいひととき。
最近、表大門の塗り替えをした西宮神社。
前を通ってみると、今までのややくすんだ赤色から黄味の帯びた鮮やかな
朱色になっていました。色によって雰囲気が変わるものだなぁ。
考えてみると、今まで住んだ場所は神社やお寺の近くが多かったような。
札幌では北海道神宮が散歩コースだったし、横浜は最寄り駅がそのままお寺の
名前で妙蓮寺。確か川崎でも近くに神社があったはず？（どうも川崎の印象が
薄いというか…あまり覚えていないのです
）
西宮神社は村上春樹さんの子供時代の遊び場でもありました。
エッセイ『辺境・近境』に「神戸まで歩く」という章があり、阪神大震災から
２年後の西宮（から神戸三宮まで）を歩き、西宮神社へ立ち寄った時のことが
綴られています。
「激しい破壊のあとがいたるところに生々しく残り、あたり一帯はなにかの
遺跡のようにさえ見える。ただ境内の深い森だけが、僕の記憶にある昔の姿
と変わることなく、時間を超えてひっそりと暗く、そこにある。」
今その場所に立っていることの不思議。
残暑厳しい今年の夏。
北海道にいた頃は「夏が短すぎる～！」と毎年思っていたのに、暑すぎる長い
夏に秋が待ち遠しくなっていて。。。あれれ？もう夏好きとはいえない！？
それでもやはり、夏の夕暮れは１年の中で一番好き。
ぬる～い風に吹かれながら、暮れゆく空を眺め、プシュッと缶ビールを開ける。
好きな音楽を聴きながら、肴を作りつまみつつ、立ち飲みするのって最高！
以前そう母に話したら、アル中になる心配をされましたが（笑）
「えっ？キッチンで飲むって言ってもビール１缶だけだよ？」と驚いて言うと、
「だって最初１缶だったのが２缶になり、２缶が３缶になるっていうわよ」と。
・・・いやいやいや！ 親の心配って果てしないんだなぁ～。
普段はとにかくアップテンポのかっこいいジャズが好きで、ボーカルやバラード
はあまり聴かないのですが、こう暑いとゆったりした曲が聴きたくなります。
この夏よく聴いているのは、エラ・フィッツジェラルドが歌うバラード。
エラののびやかでクリアな歌声が心地よくて、聴けば聴くほどいいなぁ！
特に好きなのは「ＭＩＳＴＹ」 シンプルなピアノもいい～
土曜日、焼鳥大会。（なんでも大会にしちゃう…笑）
エアコンの風が届かないキッチンで、汗だくになりながら具材を串に刺していて
「この暑いのに何でこんなことしてるんだろう？」と可笑しくなってきました。
でもまぁ、こういう地味な作業が好きなのです。
昔、父の実家があった上砂川に「ふくろう」という美味しい焼鳥屋さんがあり、
遊びに行くと伯父が焼鳥を山盛り買ってきてくれたものです。ごく小さめの鶏肉
に玉ねぎが挟んであり、塩コショウがしっかりきいたその焼鳥が大好きでした。
祖父母も伯父も父も他界し、「ふくろう」もずいぶん前に閉店したようですが、
子供の頃に食べたあの味は今でも忘れられません。
自分で作るなら、小ぶりで玉ねぎを挟んだふくろう風の焼鳥！
それだけなら飽きるので、他にもあれこれ用意して。
串は７種類
①鶏ムネ肉×玉ねぎ
②豚肉×青じそ
③砂肝
④鶏かわ
⑤えのき×ベーコン×オクラ
⑥ミニトマト×ベーコン×トマト
⑦椎茸
ホットプレート焼鳥、なかなかgoodでした。
ビールがすすむ～！
姫路市立美術館へ。
人間国宝である染織家、志村ふくみさんの展覧会に行ってきました。
昭和３０年代から約５０年にわたる作品１００点あまりが、「近江八幡にて」
「嵯峨Ⅰ」「嵯峨Ⅱ」と３部に分かれ時系列で展示されていました。
野山の草木から採取した染料で染めた糸、それが微妙な色合いの違いを生み、
繊細な表現となるのでしょう。自然から生まれた見事な色のグラデーション！
「植物の命の色をいただく」志村さんの言葉が響いてくるようです。
特に心に残った作品は、淡い紫の「小督」、薄紫をベースに矢絣模様の入った
「杜若」、眩く光る「波羅」で、その美しさにうっとり～
一周した後でまたこれらの作品の前に戻り、暫し見入ってしまいました。
染め、紡ぎ、織る。
ひとときその作品世界に触れ、久しぶりに志村さんの著書が読みたくなりました。
持っていた随筆は断捨離して全て手放してしまっていたので、同じ本を再び購入！
随筆家としてもファンです！
・・・断捨離しておいて言うのもなんですが
毎日暑いです～
朝のうちにスーパーへ買い物に行ったら、新鮮なイワシが山盛りで300円！
鰯バーグにするつもりでしたが、見るとほとんどが小ぶりなサイズだったので
自家製のオイルサーディンを作ってみることに。
頭と内臓をとって洗い、手開きにして骨をとり、10パーセントの塩水に30分ほど
漬けてから水気を拭いて鍋に並べ、オリーブオイルをひたひたに注ぎ、ニンニク
や鷹の爪やローリエなど好みのハーブを入れて、ふつふつ弱火で煮たら完成！
ちなみに薬膳では・・・
イワシは肝・心・脾・腎に帰経し、気血の巡りをよくする作用があり、血栓の予防
や、高血圧や動脈硬化の予防に効果があります。また脳を活性化させるため、老化
防止にも効果的で栄養満点！ 今が旬なので、たくさん食べなくちゃ。
早速、お昼はオイルサーディンを使って素麺をカッペリーニ風にしてみました。
最近は素麺にオリーブオイルをプラスして、冷製パスタのようにして食べるのが
気に入って、いろいろ具材を変えて楽しんでいます。
オイルサーデインは他にはサラダのトッピングにしたり、シンプルにレモンを
ギュッとしぼって、キリッと冷えた辛口の白ワインに合わせるのもいいなぁ。
あ、明日の朝はキュウリやスプラウトと一緒にパンにはさんで、サンドイッチ
にしようかな？
あぁ、頭の中は食べ物のことばかり！
今朝届いたクール宅急便。
母が小樽の市場から塩水ウニを送ってくれました。
ひゃっほ～！
ブルーベリーもいっぱい。
半分はそのまま食べて、半分は冷凍しておこうかな。
ウニはもちろん、ウニ丼に。
ウニの冷製パスタも大好きなのですが、自分では上手く作れる気がしないし、
失敗したらショック大きすぎて、勿体なくてできない！ここは手堅くウニ丼で。
あ、でも素麺をカッペリーニ風にして、トッピングにちょこっとウニをのせる
位ならいけたかも？と思ったけれど、もう全部食べちゃった～（笑）
ちなみに、、、
ウニは薬膳では脾と腎に帰経し、健脾・補腎・軟堅散結・消腫などの他に健脳
の効能もある食材。健脳！美味しくて脳が健やかになんて…素晴らしい。
今が旬のウニは甘くて、口の中でとけました。
美味しくて笑いがとまらない～！
