週末、大阪へ。
モディリアーニ展(中之島美術館)
エコール・ド・パリには好きな画家が多く、モディリアーニもその一人。
一番好きなのはフジタで、シャガール・ユトリロ・パスキンなども好き。
【会話はお控えください】と書かれたプレートの横で、ご高齢女性2人
のトークが面白くて笑ってしまった。さすが大阪のおばちゃん!
普通の人の普通の会話が面白い。聞こえてくる会話が可笑しくて思わず
笑っちゃうこの感じ、こういう関西の面白さがやっぱり好きだわぁ~。
河井寛二郎展(中之島香雪美術館)
モディリアーニ展に行く途中で、偶然ポスターを発見。
これ絶対に行きたいやつ!
好きなことって、自然と情報がピピッと入ってくるみたい。
今までのイメージにない河井寛二郎が見られて面白かった~。
京都の河井寛二郎記念館にもまた行きたいなぁ。
美術館のあとは仕事帰りの友人と待ち合わせ、新しくできたカフェで
お茶して、夜は薬膳仲間と薬膳料理のお店へ。
丁寧に作られた目にも嬉しいお料理☆どれも美味しかった~
朝6時に家を出発して、1日遊んでホテル着は夜11時近く。
歩きすぎて足がつり、睡眠中にはこむら返りでイタタタタ~
若くないのに遊びすぎ
ハイ、その通りでーす(笑)
少し前に何かで見て、手帳にメモしていたのにすっかり忘れていたら、
散歩途中に立ち寄った本屋さんで平積みになっていました。
この絵の感じ見たことあるなぁと思っていたら、作者の高妍さんは
村上春樹さんの本の挿絵を描いていた方でした。
そうだ!それで興味を持ったのに忘れていた~(いろいろ忘れすぎ)
早速買って、その日うちに一気読み。
繊細でやわらなかな感性。
すごくいいなぁ。じんわり沁みます。
すぐに再読。
やっぱりいいなぁ!
好きなものへの一途な想いが胸に響きます。
人であれ音楽であれ、好きな何かがあるってそれだけで幸せなこと。
折に触れて読み返したい本に出合えました。
金曜日の夜。
相方は出張で不在なので、チャチャッと炒飯を作って早めに夕飯を済ませ、
ほどよくお腹が落ち着いたところで・・・
さぁここから、ゆっくり晩酌タイム!
晩酌セットは何にしようか、お昼から考えていました(笑)
・生ハム
・レンズ豆チップス
・オリーブ
・カマンベール
・黒なつめ
クミンシード入りのレンズ豆チップスにハマっているのですが、
スナック菓子なのでなんだかちょっと後ろめたい。。。
そこで薬膳食材の黒なつめを加えて、気分的には±0に。
・・・っていうか、食べすぎ!?
好きな音楽かけながら、ワイン飲んでおつまみ食べて、
本を読む。あぁ~至福のとき。
しかし、食べるのに意識が向いて本に集中できないような(笑)
週末、サクランボを買いに山形へ。
昨年は記録的な不作でしたが、今年は直売所にも沢山入荷していて
朝からサクランボを買う人で賑わっていました。あまりに数多くて
どれを買おうかグルグル迷っちゃう~。
結局、粒の大きさ違いで佐藤錦2種類と、食べたことのない品種の
香夏錦を購入。両実家にも送ったので喜んでもらえるかな。
寒河江にある器の素敵なカフェにも行ってみました。
どこかへ行くとき、食べるお店と一緒にリサーチするのが器のお店。
食べることと同じくらい器が好きなのです。
今回行ったカフェは、売り物以外にも小野哲平さんの陶器が飾り棚に
並んでいたり、器がインテリアの一部になっていて素敵でした。
珈琲も抹茶のチーズケーキも美味し~い。
普段あまり抹茶味のお菓子って食べないのですが(抹茶は好き)
これはヒット!濃厚なチーズケーキ♪
ケーキをのせた薄手のホーローのリム皿がまたおしゃれで、
美味しさ倍増でした。
最近読んで面白かった本。
稲垣えみ子著『老後とピアノ』
アフロ稲垣さんの本はだいたい読んでいて、どれも面白いけれど
この本は断トツの共感度NO1!
クラシックとジャズで音楽のジャンルは違えども、好きな音楽に
どんどんハマっていく感じとか似ていて「わかるー!」と言いな
がら頁をめくりました。
〈楽器を弾くということは、やってみればわかるけれど、それは
人生の永遠のトモダチを得たということである〉
〈私にとってピアノとは、老い方のレッスンなのかもしれない。
どれだけ衰えてもダメになっても、今この瞬間を楽しみながら
努力することができるかどうかが試されているのだ〉
ピアノを弾くこと、大人になって楽器を演奏することの歓び。
その楽しさ、怖さ、難しさ、面白さ、全てが詰まっています。
共感の嵐!
札幌時代に習っていた声楽のM先生門下の発表会が先日あり、
10数年ぶりに参加してきました。
場所は札幌コンサートホール〈Kitara〉の小ホール。
声楽とピアノのバリバリのクラシックの中で、一人だけジャズ。
アウェー感半端ない~(笑)初めての弾き語り。
手が震えて練習でしなかった変なミスも多かったけれど、歌いながら
弾くのは思いのほか楽しくて、ほんの一瞬緊張を忘れました。
とにかくもう、スタインウェイのピアノの弾きやすさといったら!
ピアノソロでは左手がポカッと抜けて「次の音がわからん!」と焦り、
イチかバチかそーっと音を出してみたら、あちゃーハズレ!(笑)
あんなに練習してこれか~っ ガクッときちゃうけど、いや練習の
おかげでなんとか止まらずに弾けたともいえるかな。
今回の大きな収穫は、即興の楽しさを知ったこと。
逆に決まった内容を暗譜で弾くのは、記憶力の衰えとともに難しくて
怖く感じるようになって。暗譜より即興の方がうんと気が楽!
これも老化。。。いや、ジャズ的には進化かも!?
出番が早めに終わったので、その後は客席で他の生徒さんの演奏を楽し
ませてもらいました。クラシック曲の難しさ凄さを実感して尊敬!
同じ頃に声楽を始めたSさん、高校時代からの音楽仲間Aちゃんの歌も
10数年ぶりに聴いて感激でした。たゆまぬ努力と情熱、それぞれ思いの
こもった演奏に胸が熱くなりました。
声をかけてくださったM先生に感謝です。
クラシックの環境の中でジャズを演奏してみて、いろいろ発見があり、
何よりとても楽しかった~! 歌う歓び、奏でる幸せ、感じました。