ジャズピアノ。
夏にある発表会の曲が『Beautiful Love』に決まり、現在アドリブを考案中。
1コーラス32小節。最初は自分でフレーズを考えていましたが、全然ジャズ
の響きにならず、こりゃダメだと思って方向転換。先生がお勧めしてくれた中
から一番好きなケニー・バロンのアドリブをコピーすることに。
と言っても難しすぎるので、右手のメロディーで真似できそうな部分だけ。
YouTubeで何度も巻き戻しながら音を拾い、弾きながら楽譜を起こす。これが
もの凄く時間がかかり(耳悪すぎ)、途中でウギャー!と叫びたくなりました。
そんなこんなで2週間が過ぎ、今日はレッスンへ。
散々お喋りした後で、ケニー・バロン風アドリブを披露したら先生が大爆笑。
「めっちゃ練習してきて別人になってますやん!」
なのに、左手の和音が低すぎてゴーンゴーンと銅鑼のように鳴り響き、それを
真面目に弾いてるのがウケたそうで。ははは、確かに低すぎた~!
笑いすぎて腹筋が痛くなりました。
ピアノのレッスンで腹筋が痛くなるって、筋肉の使い方が何か違うような気が
しないでもないけれど(笑) 先生が面白すぎるのです。
でも、笑いながらピアノが弾けるなんて最高!
先日、春の服を買いました。
神戸にある、ボタンやビーズのアクセサリーとオリジナルの洋服を置いているお店。
以前見て「いいなぁ」と思っていた服がまだあり、これって縁があるって事よね?
時間をおいたのだから衝動買いとは言わないわよね?(…と自分に言い訳)
試着してみようとお店の人に声をかけたら・・・そこにいたのはオジサン。
髪型はワカメちゃん、顔と話し方は桂小枝さん。うひゃ~個性的すぎるっ!
「この服どのへんが気に入ってくれましたん?」と聞かれたので、生地と全体の
デザイン、特に襟の形が好みと伝えると、ワカメ小枝さんニカッと満面の笑み。
「いやぁ~そういうところ分かってくれはって嬉しいわー。これボタンダウンとか
ではアカンのですわ。この形ええでしょう?作った本人が言うのもなんやけどー」
えぇ~!?この服、ワカメ小枝さんが作ったのぉぉぉ?(心の声)
どうやら、お店にあるオリジナルの洋服は全部小枝さんが作っているらしい。
顔に似合わず…と言っては失礼ですが、フレンチカジュアルな洋服のテイストと
コテコテ関西弁の小枝さんがミスマッチすぎて(ますます失礼か?)驚き。
そして服を包みながら「暖かくなってもらわんと、服屋は商売キビシイですわ~」
と話すあたり、さすが関西の商売人! 神戸より大阪っぽい気もするけれど(笑)
小枝さんの作る洋服、今後も気になります!
ここ数日で一気に春めいてきました。
心浮き立つ季節ですが、昨年ついに鮮烈な花粉症デビューをしてしまい
嬉しさ100%の春とはいかなくなってしまいました~。
嬉しいのに嬉しくない。あぁ、複雑な春!
ちなみに調べても何の花粉症なのか判明せず(アレルギー体質であるのは
間違いないのですが)、花粉以外に大気汚染なども要因としてあるのかも
しれません。おおよそ繊細な事とは無縁に思われた(!)相方までもが
一時期アレルギーで咳が出て、「関西の空気ヤバイんちゃうか!?」と。
・・・あ、関西アレルギーということではないですよ(笑)
今日のお昼はパスタ。
釜揚げしらす、ブロッコリーの茎、タラコ、青じそ。
冷蔵庫にちょこっとずつ残っていた物を使って簡単パスタに。
何も考えずに作りましたが、タラコの淡いピンクとブロッコリーのグリーン
で春っぽい色合いの出来上がりに。(ブロッコリーは蕾より茎が好きです)
春色パスタと名付けました。
姫路へ。
姫路市立美術館で開催中の竹内栖鳳展へ行ってきました。
グランドオープンを控えた姫路城がすぐ近くにあり外から見ましたが、白鷺城の
名の通り本当に真っ白!そこだけが浮き上がって見えました。
お昼は姫路駅前で穴子丼を。
穴子は明石が有名ですが、姫路名物でもあるようで。
カリッと焼いた穴子が香ばしく、タレも甘ったるくなくアッサリしていて美味!
セットのお蕎麦は関西らしい薄い色のお出汁です。関西では全般的に麺やわらか
め(ラーメンも!)なことが多いのですが、こちらのお蕎麦は好みでした。
でも関西で麺を食べるなら、一番間違いないのはやはりウドンなのかも~。
竹内栖鳳、意外に(?)風景画が良かったです!
展示の中で一番気に入った<風濤>と<富嶽>のポストカードを買って帰りました。
こちらの美術館では次回はシャガール、そして秋には待望のルーシー・リー展と
素敵な企画が目白押し。今から楽しみです。
その時にはまた美味しい穴子丼も食べなっくっちゃ!
昨日は春風亭昇太さんの独演会に行ってきました。
初めての落語、とても面白かったです!
何でもいいからとにかく笑いたい!と思ったのには訳があり・・・
先週受けた乳がん再検査で、先生から「クロの可能性が高い」と言われショック。
細胞を取っての検査となり、結果を待つ数日間はさすがに気分が沈んで、春の服を
見てもときめかず。こういう時はやはり笑わなくちゃ!と思った結果の落語で。
ちなみに吉本新喜劇は思いつかず・・・まだまだ関西人ではないようです(笑)
今日結果が出て、とりあえず悪性ではなさそうとの事で経過観察に。
完全に私はクロと思い込んでいたので、ホッとしすぎて脱力しました。
普段は楽観主義なのですが、病気については最悪の事を考えるクセがあり、がん末期
転移ありを想定して、最終的にはお葬式のシーンまで頭に浮かんできたので。
心配をかけるので母には話していなかったのに、再検査でどんよりしていた日に偶然
荷物が届きました。本屋さんで素敵なファッションの本を見つけたと送ってくれたの
です。「いつもキレイにしてお洒落でいなさいね」が口癖の母らしいプレゼントですが、
ドンピシャのタイミングはさすが。何かを感じたのかなぁ~~母ってすごい。
とりあえず大丈夫。と思ったら、服が欲しくなりました。
物欲は元気のバロメーター!
映画『くちびるに歌を』を観ました。
五島列島が舞台の中学校合唱部の物語。
試写を観た友人から面白かったと聞き、合唱部出身としては興味大で。
いやぁ~参りました。なんだかわからないけれど、涙腺崩壊。
五島列島の美しい風景。初々しく素朴な生徒たち。ピュアな歌声。
そのどれもが胸を打つけれど、一番の理由はきっと、過ぎてしまって永遠に
取り戻せない時間、に対してじゃないかな…。
教室の窓の白いカーテンが揺れる、そんな何気ない景色に心動かされ。
あとはやはり合唱のシーン!音楽室のグランドピアノを囲んで歌うところなんて、
高校時代のソプラノの練習風景そのままだったし、コンクールの場面は完全に
小樽市民会館のつもりで観ました。懐かしすぎ。
自宅のビデオデッキを処分した時、他のビデオテープと一緒に結婚式のテープも
捨てて周りに驚愕されました。そんな捨て魔の私が唯一残してDVDに焼き直し
たのが、高2の時に友人のお父さんが撮ってくれた合唱部の定期演奏会のテープ。
古い映像はもうヨレヨレだけれど、絶対に捨てられない大切な宝物です。
それにしても『手紙』、いつ聴いてもグッとくるいい曲だなぁ!
生徒たちの真っ直ぐで清らかな歌声に、合唱部での思い出が甦りました。