<今週読み終わった本>
シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々/ジェレミー・マーサー
たべもの九十九/高山なおみ
好きな料理家のひとり、高山なおみさん。
久しぶりに著書を読んだら、いつのまにか神戸に移住されていて
ますます身近に感じました。
食べ物から引き出される記憶。
「あれから50年近くが過ぎ、中村屋さんの焼きそばはもうその建物ごと
なくなってしまったけれど、紺色ののれんをくぐってすぐ左の席に、
3人で向かい合わせに座って食べたあの日のことは、絵はがきの絵のよ
うに覚えている。茶色い麺によく映えていた、目玉焼きの黄色さまで。」
私にも“絵はがきの絵”のように覚えている、食べものにまつわる子供
時代の思い出があるので、この感覚すごくよく分かります。
…というか、子供の頃の思い出ってほとんど食べ物の記憶かも(笑)
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函館に住んでいた時、毎朝生きたイカをリヤカーで売りにきていたおじさんから買って贅沢にもイカ刺しを食べていました。
あの新鮮で透明なイカ刺しは朝の匂いと一緒い思い出されます。
人にはそれぞれそんな食べ物の思い出あるでしょうね。
おぉ~リヤカーで売りに来た朝イカを刺身に!
そんな新鮮な美味しいイカ刺しを知ってしまったら、他では食べられなくなりそうですね。それにしても羨ましい!
うちの父も大のイカ好きだったなぁ。私は子供の頃からイカ塩辛が好きでした。