栗の季節。
先日、金継ぎ教室に行ったときに、新メンバーKさんからワインに合う
栗料理を教えてもらいました。
栗の渋皮煮は何度も作っていますが、渋皮つきのままで他の料理を試した
ことがなかったので興味津々!今年は大好きな渋皮煮を作る気力がなくて、
「あぁ、このまま栗の季節が終わっちゃう~」と思っていたのですが。
Kさんの料理の写真があまりに美味しそうで、食いしん坊としては作って
みないわけにはいかない!美味しいもののためならば、面倒な鬼皮をむく
作業だって何だってどうってことないわ~~。
渋皮つき栗と豚肉のソテー。
豚肉は肩ロースの塊をあらかじめ塩漬け(肉500gに塩大さじ1/2程度)
にしておきました。塩漬け2日目のものを使用しましたが、ほどよい塩味
で栗の甘さとのバランスがいい!豚肉の脂で渋皮も香ばしくなるし、栗と
豚肉は相性抜群で赤ワインにも合います。うま~い!(自画自賛)
秋のご馳走。
美味しいものを食べると、元気がわいてくるなぁ!
たぶん前世からのソウルメイト三姉妹。
音楽を通して出会い、ずっと音楽でつながってきました。
一緒に歌った「第九」「復活」、オペラ「ピーター・グライムズ」etc.
クラシックとジャズ、ジャンルは違ってもピアノは共通の趣味で、会う
たびに今弾いてる曲を報告しあい、好きな音楽の話をしました。
食べて飲んでゲラゲラ笑い、朝まで語りあったこと。
転勤先に遊びに来てくれて、一緒に鎌倉や京都に行ったこと。
季節ごとの葉書のやりとりも。
共に過ごした楽しい時間は私にとって宝物です。
いつも朗らか、天真爛漫で超ポジティブ。
気品ある美しい外見と、ズッコケの面白すぎる内面のギャップが最高で、
誰からも愛され、モテモテだったBちゃん。
大切な大切な友達。
最後のお別れをして見送ったいまでも、どこか現実感に乏しく、信じら
れないままでいます。
この先、Bちゃんのことを思って、会えない寂しさに泣いてしまうことも
あるでしょう。けれど、姿が見えなくなっただけで、存在を失ったわけで
はないのだと思っています。
肉体は消滅しても、記憶にある限り、その人の中に生きているのだから。
Bちゃんの弾けるような笑顔が忘れられません。
その姿も、声も、いつだって近くに感じられます。
これからもずっと大好き。
Bちゃんに出会えて本当によかった。
いつかまたきっと、三姉妹で会えるよね!!
オダギリジョー脚本&初監督の映画「ある船頭の話」を観ました。
セリフの少ない静かな映像の中に、ずっしり重いものを感じました。
生きる哀しみや怒り、狂気。そして監督の死生観にも触れたような…。
便利さと効果効率、何よりスピードが優先され、わかりやすいものが良しと
される今の時代に、まるでそれに逆行するような作品を生み出したところに
オダジョーの映画監督としての気概を感じます。カッコイイ!!
映画館で観る良さを感じられる映画です。