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今日久しぶりに570ミリのショートスケールギター、マヌエルフェルナンデスを取り出して弾いてみた。
そしてあらためて思った。
標準サイズのギターと比較するべきではないな、と、
比較となるポイントが違う気がする。
部屋の中で一人で弾いていると、とても集中できる音だと思った。
強い力で大きな音で弾くのはこの楽器にふさわしくないと思った。
小さな部屋の中で観客も誰もいない自分一人だけの空間で、優しく弾くのがこの楽器にふさわしいような気がした。
600ミリを切るショートスケールギターは概ねそのような傾向を持つ楽器だと思う。
つまり標準的サイズのギターは、大きなホールで、多数の聴衆に聞かせるための音の作りが楽器になされているが、それとはむしろ正反対の性格をショートスケールギター、とくにマヌエルフェルナンデスのショートは持ってるような気がして、それに気がつくとこのギターはすごく面白い!
ショートスケールギターは単に短いだけではなくて、音楽の表現の仕方まで変えてしまうのかもしれない。
これはめちゃくちゃ面白いゾ!