札幌市のギター教室から!

札幌市でギター教室を開いている、Kギタースクールの辻林圭です。ギター&ウクレレを弾きたい方はぜひお越し下さい。

フォーカル・ジストニアって、ギター弾く人には侮れない病気だね。

2012年05月13日 | 雑記
こわいなー、ぼくもけっこう力任せに同じ反復練習を長時間続けることがあるので、要注意だ。「Web手外科研究所」というサイトがあってそこに、症例が載っていたので、ひとつ引用させて頂きます。うーん、生徒さんにも無理はさせないよう気をつけなきゃ。。。

「私は44歳(女)です。ピアノを教えながら自分でもレッスンを受けつつ練習を続けています(日に2時間程度・アマチュア)。ピアノを弾いている時、右手(利き手)の人差し指の関節が曲がる傾向が5・6年ほど前から(?)ありました。そしてこの1年は曲がりがひどく、加えて親指と人差し指の間がつれるような感じがあります。そのため親指も引っ張られ弾きづらい状態です。痛みはありませんが、たまに軽いシビレを感じます。日常の生活では違和感はありません。手が小さいのですが、激しい曲を無理して弾いてきましたし、弾く際に脱力が出来ていなかったのが原因かと考えたりします。他の仕事として、小包等重い物を時間に追われつつ持ったりするのも負担になっているかもしれません(週5日、1日4時間、13年勤務)別の症状として、手の曲がりがひどい時は、右目の周りが軽く痙攣しやすいです。痙攣に関しては神経内科にてCT等で診てもらいましたが問題はなく、考えすぎと言われました。以前手を傷めた時には整形外科を受診しましたが、残念ながら良い印象がなく、今回は病院へは行っていません。とにかくピアノを弾き続けたいので、何かアドバイスをいただけますでしょうか。

(回答):メール拝見しました。
 文面からは軽度のフォーカル・ジストニアの可能性が考えられます。これは書痙やゴルフのイップスと似た疾患です。治療法はなかなか良いものはなく、最初は指が確実に曲がらないゆっくりさで演奏し、それを少しづつ早くしていく練習が一番ましな治療法と思われます。出来ないとムキになって練習すると良くなく、出来ないとすぐにあきらめて次の日にまわすぐらいの感覚のほうが治りやすいです。神経内科や精神科でも一部扱っている疾患です。」
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