ニュース斜め読み

 巷間の話題をだらだら論評。

本屋さんもICタグで盗難防止

2004-05-12 07:05:48 | Weblog
無線ICタグ(荷札)を本に付け、その活用法を実証する実験が行われている。
電波で本の情報を読み取り、レジ精算や流通、在庫管理の効率化、さらに万引き防止に期待されており、
出版業界では数年後の実用化を目指す。

書店の本棚から1冊取り出してパラパラとめくり、「ほしいものとちょっと違うな」と元に戻す。
別の本を同じようにチェックして何冊か購入することに決定。レジに持っていくと、店員がICタグ
リーダー(読み取り機)にかざして瞬時に合計金額をはじき出した。
一方、本棚担当の店員は、棚の裏に仕込まれたリーダーからの情報で、棚から売れてなくなった本を
パソコン画面で知り、早速、補充する――。
書籍物流会社「昭和図書」越谷物流センター(埼玉県越谷市)にある模擬店舗でのひとこまだ。

ICタグは、ICチップと小型アンテナが、シールやカードに配置された装置。
バーコードの10―100倍程度の情報が入るので、個々の本の履歴情報が詳細に記録される。
本棚に取り付けたリーダーは、客が手に取っただけでまた棚に戻した本の情報も分かる。「どうして
購入まで至らないのか」といった商品分析にも活用できる。

書店が頭を悩ます万引き被害防止にも役立つ。本棚から本が取り出されると、店内監視用のモニターが
その本棚の方を撮影しているビデオ画像に切り替わる。書店の出入り口にはセンサーを付けた防犯
ゲートが設置されており、もしレジを通っていない本を持って出ると警報が鳴る仕組みだ。
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20040302ij11.htm

 いくコストがかかるのか?それが問題である。いまやブックオフやらヤフオクの進出で、盗品を換金できるかもしれないルートができてしまったおかげで本屋の万引きが増加しているらしい。(デジタル万引きは別)まあ、ICタグで防止できるかもしれないが、相当金がかかりそう。


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