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大正13年からずっと一族で議席をいただいてきた」--世襲制限に世襲閣僚が大反論

2009-04-22 07:26:09 | Weblog
「大正13年からずっと一族で議席をいただいてきた」-。

自民党内で浮上している世襲候補の立候補制限で21日、世襲閣僚から不満の声が
一斉に上がった。

森英介法相は、85年前の大正13年からの世襲を明らかにした上で「そういう家に
生まれただけで排除されるのは不合理。有権者から理解を得られればいい」と反論。
父が蔵相の金子一義国土交通相は「意味のある議論じゃない」と切って捨てた。

曾祖父が衆院議長、祖父が首相、父が外相の鳩山邦夫総務相は「職業選択の自由に
反するから法的規制はできない。(政党の)内規なら可能だ」と指摘。
だが「『おれはいいけど後は駄目』はいけない」とも述べ、議論に現職を含めるべき
だとハードルを上げた。

一方、父が首相の小渕優子少子化担当相は「げたを履き、他人の出馬の可能性を摘む
部分も正直ある」と自戒の言葉。父が衆院議員の塩谷立文部科学相は「制限は憲法に
反する」としながら「わが党は(世襲が)3分の1と多い印象はある」と語った。

衆院選の自民党マニフェスト(政権公約)に世襲制限を盛り込みたい菅義偉選対
副委員長は同日、「(論議を)避けたら(衆院選が)どうなるか考えるべきだ。
何らかの制限をとれというのが国民の圧倒的な声だ」と反論した。

◎ソース
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090421/stt0904212218018-n1.htm

名門を有難がる日本人が世襲全廃を受け入れるかというと少々疑問。とはいえ、30%が世襲議員というのもおかしい。世襲そのものの規制というより世襲議員の数を規制したほうが建設的でないか?

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1 コメント

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名門? (河豚公国(かわぶたこうこく))
2009-04-22 10:35:24
エリート様である官僚、その天下り先、ことごとく批難の対象になっているのに、なんで議員だけ世襲を喜ばなければならんのでしょうか?

漢字が読めない総理は、学力が低いわが子のためにわざわざ小学校を親が作ってやったとか。

その異様な体質の結果が今の日本の国政なら、すっぱりと、全員放逐でかまやしないとおもいますが。

官僚がいないとなにも出来ない指導者階級なんて、いなくなっても誰も困らないっすよ。
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