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"字幕読めない、知識もない"若者増加に、映画業界困った…「ソ連って何ですか?」「ナチスって何?」

2008-05-11 08:35:34 | Weblog
若者の活字離れが進む中、映画会社が洋画の字幕づくりに苦慮している。
 文字数を減らすだけでなく、漢字の使用を最小限にし、極力ふりがなをふる気の遣いよう。
 「読み」だけでなく、中学生レベルの歴史的事実すら知らないというケースも。
 こうした事情を反映し、アニメだけでなく、実写映画でも吹き替え版が急増。
 映画業界では「若者の知的レベルがこれほど下がっているとは…」と驚いている。

 日本初の字幕映画は昭和6年公開の米作品「モロッコ」。この作品の大ヒットで字幕が定着した。
 映画各社によると、戦前の字幕はスクリーンの右端にひとつのせりふで最大縦13字で3行だったが、
 戦後は10字2行とやや少なめに。人間が1秒に読めるのは4文字程度というのが理理由だった。
 文字数が再び増えるのが1980年代半ば。ビデオレンタルが普及するにつれ、テレビでも見やすい
 ように、とスクリーンの中央下に最大横13字で2行の形式が定着した。

 しかし、ここ数年、13字の字幕を読み切れないという若者が増加。映画離れを食い止めようと、
 製作、配給会社では苦肉の対応を余儀なくされている。字幕づくりの現場では、10字前後で
 区切って行数を増やしたり、漢字を省いたり…。さらに、吹き替え版へシフトする動きもある。

 東宝東和では8月からの3カ月間で計3本のハリウッド大作を公開するが「吹き替え版を過去最大級の
 手厚さで用意する」と話す。ワーナー・ブラザーズ映画も「ハリー・ポッターシリーズの場合、吹き替えが
 6割で字幕版を上回っている。他の作品でも吹き替え比率は年々高まっている」と説明する。

 字幕以前の問題も。
 ある映画会社の製作担当者は「スパイ系作品の試写会後、『ソ連って何ですか?』
 『ナチスって何ですか?』との感想が寄せられ、本当に驚いた」と打ち明ける。

 「スパイダーマン」シリーズなど計約1000本の映画の字幕づくりを担当したこの道約30年の
 ベテラン、菊池浩司さん(60)は「知っていて当然の日本語を知らない若者が増えているようだ」と
 話している。(一部略)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080510-00000931-san-ent

※前(★1 05/10 19:22:23):http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1210439565/

やはりゆとり教育の影響か??それともTVの見過ぎ・ゲームのやりすぎによる脳の溶解によるものか??しかし、映画の字幕で知識がないのは仕方がないにしても日本語を追えないのはもんだいだ・・・。

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