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駒大苫小牧・田中獲りへ原巨人速攻 1番乗りで学校訪問

2006-01-11 07:05:13 | Weblog
原巨人が“北の怪物”獲りに速攻をかける。今秋の高校生ドラフトの超目玉で、巨人が
1巡目指名をすでに決めている駒大苫小牧の田中将大投手(17)獲得へ向け、11日に
担当の大森スカウトが学校へあいさつへ向かう。日本ハムなど数球団による激しい争奪戦が
予想される中、年明け早々、一番乗りで学校訪問することで、150キロ右腕に最大限の
誠意を見せるつもりだ。

絶対に獲得したい。その熱意が担当スカウトを北の大地へ向かわせる。田中獲得へ向け、
駒大苫小牧の本格始動となる11日に“速攻”をかけることになった。すでに巨人は昨秋の
宮崎キャンプ中に原監督と清武代表が会談。高校生の中でずば抜けた能力と実績、スター性や
大舞台に強い性格などを高く評価。異例の早さで高校生ドラフト1巡目指名の方針を固めた。
担当の大森スカウトには密着マークの指令が出ており、誠意を伝えるため実質的な練習初日
からグラウンドへ足を運ぶことになった。

田中は昨夏の甲子園で背番号11ながら4試合に登板。連覇の原動力になった。続く国体、
明治神宮大会も優勝し“3冠”を達成。最高150キロの直球に130キロ台後半の高速
スライダーを武器に三振を奪えるのが魅力だ。大森スカウトも明治神宮大会を視察した
ときに「プロで即通用する」と1年目からの活躍に太鼓判を押している。

もちろん他球団も放っておくはずもない。巨人以外にも地元・北海道の日本ハムがすでに
1巡目での指名を表明。今年の活躍次第では5、6球団による大争奪戦へ発展する可能性も
ある。さらに米大リーグのメッツの大慈彌(おおじみ)環太平洋本部長も「アマチュア
選手の中で一番アメリカへ連れて行きたい選手」と話し、争奪戦に参戦することを示唆
している。このため練習の初日からシーズンが終わるまで密着マークを続けるつもりだ。

センバツ、そして夏の甲子園3連覇へ向け駒大苫小牧ナインは10日に集合。軽めの
練習をした後、11日から本格的に始動していく。それに合わせ巨人のほかに、阪神など
数球団も初日の訪問を予定しているという。異例の早さで1巡目指名を表明をした巨人が、
最大級の誠意を示し続け、争奪戦をリードしていく。

ソースはhttp://www.yomiuri.co.jp/hochi/giants/jan/o20060109_30.htm

原巨人の焦りが伝わってくるような一幕。田中が高校生の目玉であることは間違いないが、自由競争ではないし、今からアプローチして誠意を見せても・・・。