ニュース斜め読み

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松井秀、「トレードを拒否するかどうかは分からない」必要としてくれる球団を最優先

2005-07-01 23:37:56 | Weblog
チームの成績不振に伴いトレード説が急浮上しているヤンキース・松井秀喜外野手(31)が
29日(日本時間30日)、他球団への移籍を打診された場合、トレードを容認するとも
受け取れる注目発言を行った。
同選手は契約条項の中にトレード拒否権を盛り込んでいるが、自らを最も必要としてくれる
球団でのプレーを最優先する意向のようだ。
 その言葉に迷いはなかった。28日付のニューヨーク・タイムズ紙にトレード要員として
名を挙げられた松井は野球人生で初の“体験”にも「特別何とも思わない。この世界
(大リーグ)は何があっても驚かない」と平静に話した上で、注目発言を行った。

 「トレードを拒否するかどうかは、そりゃ分からない。必要ないと思われて(チームに)
残っても仕方ないし、本当に自分を必要としてくれるところでやるのがプレーヤーとしての
一番の幸せだから」

 松井はヤ軍との契約の中で特別条項としてトレード拒否権を盛り込んでいる。
このため本人の承諾なしには球団サイドの独断でのトレードは成立しない。
ただ、松井としてはヤ軍残留を最良の選択肢としながらも、球団から放出要員という
判断が下れば、ヤ軍と決別する覚悟もできている。

 今年2月のキャンプでも「自分がずっとここ(ヤ軍)にいたいとかは思っていない。
高校の時から常に勝って当然という環境でしか野球をやってこなかったから、
違うチーム環境でやったらどうなんだろうという興味はすごくある」と明言。
“生涯ヤンキース”に必ずしも固執しない姿勢を示した経緯もある。

(中略)
 とはいえ大リーグでもトレードの受け止められ方は選手によって違う。
ステップアップの好機として歓迎する選手もいる。名門ヤンキースの一員であることに
しがみつくより、最高の環境でプレーをしたい。松井の真意はそこにあるようだ。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2005/07/01/09.html

【MLB】「我慢も限界に近づいている」オーナー怒りの声明で松井秀もトレード要員か?★2
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1120069165/
【MLB】ヤンキース・キャッシュマンGM「ウチは松井が好きだし、彼もそうだと思う」と放出を否定
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1120113383/

人気選手でも容易にトレードに出されてしまう(ヤンキースならリベラやジーターはないだろうけど)メジャーのドライな側面を見た感じ。そもそも松井も昨年の延長から考えればもう少しやってくれても良いとヤンキースの首脳陣も考えただろうし、さりとてまだ商品価値もあると踏んでの報道だろうが。


仕事が合わない、つまらない」 就職した若者の半数が転職や離職…内閣府調査

2005-07-01 07:17:46 | Weblog
内閣府は30日、若者の自立に関する意識調査の結果を発表した。就職したことのある若者のうち
約半数の49.4%が転職や離職した経験があることが分かった。離職・転職前の勤め先の勤続期間は
1年以上2年未満が12.2%で最も多く、平均約27カ月だった。

調査対象は15歳から29歳の7500人。学校卒業や中退後に働いた経験のある2133人のうち
最初の就職先に今も勤めている人は46.5%。離職理由は(1)仕事が合わない・つまらない(26%)
(2)人間関係が良くない(17.8%)(3)結婚・出産(14.8%)(4)賃金が低い(14%)――の順だった。

青少年のコミュニケーション能力では、インターネットで知りたい情報を集めることを「うまくできる」と
答えた人が48.2%とほぼ半数だったのに対し、よく知らない人と自然に会話することができる人は
26.2%にとどまった。自分の意見を人に説明することができるも25.2%だった。

日経新聞 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050630AT1G3003330062005.html

 就職する機会に恵まれない点は、今の若者に対しての世間の問題点(世代間闘争になる?)であるが、すぐやめてしまう若者側にも問題か?また、昔に比べると研修や教育に余裕がなくなっている点も要因かも。どうせなら今後人数の埋まりそうにない大学を就職後の教育機関に再編してみたりすればいいのに。