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チャイコフスキー、幻の交響曲「人生」が110年ぶりに完成へ

2005-02-08 07:08:48 | Weblog
チャイコフスキー、幻の交響曲が完成へ

 19世紀ロシアの作曲家チャイコフスキー(1840―93年)が晩年手掛け、未完のまま残した
幻の交響曲「人生」が、モスクワのチャイコフスキー財団などによって補作され約110年ぶりに
完成することが6日、明らかになった。
 同財団によると、秋までにモスクワ近くの町クリンの「チャイコフスキーの家博物館」で
世界初演する予定で、現在作業中。ロシア交響楽団が演奏、指揮はロシアを拠点に活躍する
日本人女性指揮者、西本智実さん(34)=大阪市出身=が務める。
 西本さんは「初演の指揮を任され、大変光栄に感じている。チャイコフスキーの光と影を
感じながら取り組みたい」とコメント。同財団は「完成後は、世界中で広く演奏してもらいたい。
希望があれば譜面を貸し出していきたい」としている。
 交響曲「人生」は、チャイコフスキーが死去する1―2年前に取り組んだ作品。
第一楽章はオーケストラ全体の完成した譜面が残されているが、第2、第三楽章はスケッチと
呼ばれる不十分な譜面しか残されていない。

日経新聞 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050207STXKA021406022005.html

チャイコフスキーの直筆とスケッチが残っていたといっても相当な部分が他人の手によるものとなるとはたしてチャイコの遺作といってよいのやら??10年くらい前にベートーベンの交響曲第10番発掘!と似たようなものか?眉唾もの。