ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

こんなマラソン大会もあるそうだ

2008年12月01日 | 参考資料
 先日ノエルのパパさんのブログを拝見し、貴重な情報が得られたので紹介します。それはワイオミングマラソンについての記事からです。

 アメリカは中西部のワイオミング州、子どもの頃のテレビ番組で「ララミー牧場」というのがあったのですが、ご記憶の方もいることでしょう、そのワイオミング州ララミーの近くで毎年5月に行われているマラソン大会、それがこのワイオミングマラソン

 場所は州都シャイアンとララミーのほぼ中間地帯にある国有林Medicine Bow National Forest内。自然豊かな丘陵高地のダートコースで、距離は5km、ハーフ、フル、ダブルの4種目が行われる。2650mのスタート地点から2400mの地点まで下って折り返す。この間気候は変化に富み、気温も4℃から16℃まで変動する。スタート時刻は午前6時(5kmは午前8時)で、暗くなり次第コースは閉鎖されるという。

 ノエルのパパさんが指摘しているように、この大会の注目すべき点は二つ、経費削減と環境保護にある。途中約5km毎にエイドステーションが設置されており、ゲータレード、水、軽食が提供されるが、コップ類は用意されておらず、必要な人は自分でカップや水筒を持参し、自分で汲んで飲まねばならない。また途中でゴミを散らかした場合はその時点で失格となるのだという。そして、レース場ないし会場に残された衣類や個人の所有物は、引き取りにくるよう連絡することなく、すべて慈善団体に寄付されるとのこと。経費削減と環境保護という観点で非常に徹底された大会運営は、今後のeRCとかちのハンドメイドな大会運営に十分に参考になるものではないかと思われる。

 参加費用は5kmで25ドル、ハーフで35ドル、フルで45ドル、ダブルで55ドル。払い戻し不可で、収益は地元の少年少女の倶楽部に寄付されるのだという。レース終了後は、完走者全員が勝者という観点から、順位の表彰はなく、フルとハーフの完走者には特製メダルが、ウルトラ(ダブル)の完走者には特製のベルトバックルが贈られる。またゴール地点では軽食が提供されるとのこと。

 このコンセプト、良いんじゃない?


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2 コメント

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賛同です (ax)
2008-12-01 21:13:58
こんばんわ、帯広で公のマラソン大会が無くなった今、北の大地さんの、紹介された大会コンセプトに賛成です。帯広ランナーズもこの様な形の大会開催に近づけたら良いと思います。出来れば帯広市主催の大会復活を熱望してます。来シーズンはどうなんでしょうか?
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大会が減るのは寂しい (北の大地)
2008-12-02 07:44:44
>axさんへ

 既成の大会に乗るのが一番楽ですが、やはり当事者が自分たちの手作りの競技会を持続させることが大事なんでしょうね。それが発展的に少しずつ拡大され広まっていけば良いと思います。手作りの大会が各地に増えると、そこで競技の機会・交流の機会が増え、一層楽しみになると思います。ランナーズの大会もとても有り難いです。
 ただ、手作りの大会ではその規模にストイックな限界設定が必要な気がします。商業的・興行的な発想が入ってくると別な方向にシフトしてしまいそうで心配です。
 
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