ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

第26回春一番伊達ハーフマラソン(’13)

2013年04月21日 | 完走記

苫小牧に前泊し、いつものように家内とともに高速で伊達に向かう。有珠山PAで用事を済ませた。見かけるのはほとんどがランナーだ。近場の駐車場はすでに満車のようであり、成り行きで入ったのは消防署裏の駐車場だったが、会場にはちょうど大回りしなければならない位置関係でちと残念。受付を済ませ、ひとまずクルマに帰ってゼッケンをつけて着替えた。お天気なのだが、風があり、外で待っていると寒いので、建物の中に避難して待つ。10分前となってからスタートラインに向かう。2時間ラインのすぐ前に並んだ。今年の第1回目のレースの始まりだ。

10時50分、いつの間にかスタート。スタートラインが確認できなかったが、通過までに1分30秒程を要した。まずは伊達の街中をゆっくり進む。コースは最初の10キロが緩徐な登りで、その後10キロから15キロまでが急な登り、そこから後はずっと下りだと、大雑把に把握。街中から狭いサイクリングロードに入り、集団はちょっときつきつである。<5km:29分15秒>

1キロ6分ペースを考えていたが、最初に出遅れた割には早めに通過したので、登りでへばらないように抑え気味に意識した。伊達温泉を過ぎ、畠の中のサイクリングロードを昭和新山の方向に進む。身体が汗ばんで気持ち良い。だんだんと周りの集団がばらけて空いてくる。道が細くなり第一関門が近づく。ここから急な登りが始まるようだ。無理せずペースを落とし、腕を振って登ってゆく。<10km:58分12秒>

一旦少し下ったかと思ったらまた登りだ。さっき追い抜いた人に今度は抜かされてゆくが、登りと下りではペースを変えるのが私なりの走り方だ。伊達トンネルに入る。轟音と共にトラックが対向してくる。凄いコースだ。トンネルの中で警備にあたる人も大変だろう。トンネルを抜けてもまだ若干の登りが続く。最後の下りが待ち遠しい。<15km:1時間30分09秒>

ようやく道が少しずつ下り始める。右にターンしてゆくと前方に有珠山、昭和新山、羊蹄山がきれいに並んでいた。羊蹄山はまだすっぽりと白い雪を纏っていた。いつかはあの山にも登ってみたいものだ。と、突然右手に家内の姿が見えた。わざわざ坂道を自転車で上がってきて応援してくれていた。大きく手を振りながら軽快に傍を通り過ぎた(自分ではちょっと余裕を見せたつもり)。急な下りは足に任せてスピードを上げ、平地では少し休み、それの繰り返しだ。しかしだんだん大腿に負担がかかってきたのを感じた。下りが続くのもきついものだ。街中のコースに入り、いよいよゴールの辺りが見えてくる。<20km:1時間58分24秒>

最後はなるべくペースを落とさず一定を維持してゴールを目指した。総合公園に入るとyottiさんが声をかけてくれた。手を振ってこたえて通過した。知り合いを見ると元気になるものだ。右に折れて最後の直線、前方に家内の姿が見えたので、万歳をしながらゴールラインを越えた。<ハーフ記録:2時間4分41秒>

フィニッシュ後yottiさんと再会し健闘を讃えあった。レース後半から天候は曇りがちとなり、立っていると肌寒かった。キノコ汁をすすり、抽選会の掲示板に自分の番号の無いことを確認してクルマに戻った。帰路は最初は家内が、由仁からは私が運転した。途中占冠から新得の辺りは雪が降っていたことを記しておく。