ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

’08のランニング生活を振り返って

2008年12月27日 | 雑感
 2008年も残り少なくなったので、例年どおり今年のランニング生活を振り返ってみることにする。

 今年はズバリ一言、十分に走りきれない一年であった。理由は二つ。ひとつは昨年なんとか念願のサブ4を達成でき、その後ランへのモチベーションが急激に低下してしまったこと。もうひとつは諸般の事情で休日がランに使えない時期が続いたこと。結局、今年の年間走行距離は約1200km、単純に平均化すると月間100kmとなり、明らかに練習不足の一年であった。出走したレースも、美瑛ハーフと別海フルの2レースのみで、当然ながら自己記録の更新はならなかった。

 それにもかかわらず今年は嬉しいことがひとつあった。それは私にもようやく所属チームができたことである。それは「eRCとかち」。Ichanさんを代表とするネットで繋がった地元とかちのランニングチームだ。チームとしてはいくつかの活動があったが、私も「春の記録会」、「秋のチャレンジ100周」、「12月の忘年会」には参加でき、楽しいひとときを共有することができた。

 来年からはランにそれほど多くの時間を費やすことはできないかもしれないが、どうやら私の身体はたまには走っていないと調子を狂わすようになってしまったようなので、これからもせいぜい身体がなまらない程度にランを続けていきたいと思っている。そんな時、きっと「eRCとかち」が私のランニング生活の道標になってくれそうな気がする。

 そんなわけで、全般的には今年もランニング生活には満足ということだ。

こんなマラソン大会もあるそうだ

2008年12月01日 | 参考資料
 先日ノエルのパパさんのブログを拝見し、貴重な情報が得られたので紹介します。それはワイオミングマラソンについての記事からです。

 アメリカは中西部のワイオミング州、子どもの頃のテレビ番組で「ララミー牧場」というのがあったのですが、ご記憶の方もいることでしょう、そのワイオミング州ララミーの近くで毎年5月に行われているマラソン大会、それがこのワイオミングマラソン

 場所は州都シャイアンとララミーのほぼ中間地帯にある国有林Medicine Bow National Forest内。自然豊かな丘陵高地のダートコースで、距離は5km、ハーフ、フル、ダブルの4種目が行われる。2650mのスタート地点から2400mの地点まで下って折り返す。この間気候は変化に富み、気温も4℃から16℃まで変動する。スタート時刻は午前6時(5kmは午前8時)で、暗くなり次第コースは閉鎖されるという。

 ノエルのパパさんが指摘しているように、この大会の注目すべき点は二つ、経費削減と環境保護にある。途中約5km毎にエイドステーションが設置されており、ゲータレード、水、軽食が提供されるが、コップ類は用意されておらず、必要な人は自分でカップや水筒を持参し、自分で汲んで飲まねばならない。また途中でゴミを散らかした場合はその時点で失格となるのだという。そして、レース場ないし会場に残された衣類や個人の所有物は、引き取りにくるよう連絡することなく、すべて慈善団体に寄付されるとのこと。経費削減と環境保護という観点で非常に徹底された大会運営は、今後のeRCとかちのハンドメイドな大会運営に十分に参考になるものではないかと思われる。

 参加費用は5kmで25ドル、ハーフで35ドル、フルで45ドル、ダブルで55ドル。払い戻し不可で、収益は地元の少年少女の倶楽部に寄付されるのだという。レース終了後は、完走者全員が勝者という観点から、順位の表彰はなく、フルとハーフの完走者には特製メダルが、ウルトラ(ダブル)の完走者には特製のベルトバックルが贈られる。またゴール地点では軽食が提供されるとのこと。

 このコンセプト、良いんじゃない?