ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

遅まきながら、今年の目標

2007年02月01日 | ブック

 先日JRでの長旅の途中、車中でこれを読んだ、「3時間台で完走するマラソン」。

 テレビのマラソン中継解説でおなじみの金哲彦さんの著書だ。テレビから伝わってくるまじめな人柄そのものの本だった。はじめの方はいやにカタカナ言葉が多く、若い読者を想定してのことかと思うが、わたしのような年寄りランナーには若干読みづらかった。書いてあることは、あまり冒険的なことはなく極めてオーソドックス。これも予想通りではあるが、もう少し面白い話題もほしかったかな。それでも自分の今後の練習スケジュールをたてていくには、まずは十分といったところ。

 私の今年のマラソンでの大目標はフルでのサブ4である。それがすべて、それ以外は何も考えてはいない。その達成のために、この冬はただひたすらに走り込むことを考えて来てはいるのだが、残念なことにこれまでは戸外でのLSDが思ったほどこなすことができていない。まずはこの長距離を走り抜くだけの脚力をつけることが第一の目標なのだが、もう一つ私にはクリアしなければならない課題がある。それはスピードだ。持久力をつけつつスピードもあげていくこと、これが第二の目標である。この達成のためにはどうやら単調な走りではなく、ふだんからスピードに変化をつけた練習をしなければならないことがこの本を読んではっきりと分かった。実はそのことは前から気づいてはいたのだが、サブ4達成という大目標に向けて、今年の練習では常にスピードを意識した走りをしようと決めたのであった。

 さて今年のレース展望であるが、現時点ですべてのレースの日程が分かっているわけではないので、大まかな目標となる。春、第一候補は洞爺湖マラソン、予備に千歳JAL国際マラソン。秋、別海パイロットマラソン、予備に旭川マラソン。そして最後の最後の予備としてフルマラソン挑戦会、としておこう。ちなみにすべてフルである。したがって他の大会は気が向いて都合がつけば参加ということになろうか。そう宣言したばかりなのに、やはり不安はある。仕事の予定が立て込んでおり、果たして5月の洞爺湖までに体が間に合うだろうかということ…。私の苦手な夏から秋の気候の変わり目をうまく乗り切って、別海に向けて体調を作り上げていくことができるだろうかということ…。しかし、やるしかない!なんとか大目標達成に向けて頑張ろうと思う。